学習塾 志気進研

新座市北野3-3-29 048-471-3728 https://shikishinken.amebaownd.com/

<自分との戦い>

2008年12月29日 | 言わせてちょ~だい!
冬期講習も5日目が終了した。

朝は小学生。

昼は中3。

夜は中1、2。

僕の喉が悲鳴をあげかけたが、何とかもち直した。

これだけはしっかりとケアしていかないとね。


明日で1、2年生は今年最後の授業だ。

ビシッと理科社会の授業で締めだ。


中3は休みなしだ。

元旦はイベントもあるからね!


さて、毎回の授業では今までの内容の復習が行われている。

自分の実力を確認する。

忘れている部分を掘り起こす。

そして、覚えなおし、同じ問題をテスト、または同類の問題の演習をしていく。

やはり、テスト前にはできたことも曖昧になっている点が

ぞろぞろと見つかっていく。

「あ~!」

「やべっ!」

「忘れてるな~!」

なんて声もちらほら。

ただ、前回も書いたがそれでいいのだ。

この講習ではそれを見つけ、埋めていくことが目的なのだから。


また、入塾したての生徒においては、基礎力の欠如がやはり見られる。

既塾生と比べると演習量が全く違うだろうからね。

計算力ひとつ取ってみてもそれが顕著に見られる。

授業後に「これができたらさようなら~!」の形式で

問題を解かせている。

既塾生は、比較的早くクリアしていくが、

通塾歴が短い生徒は、最後の方まで居残っている。

単純に計算力が無かったり、やり方に問題があったりと様々。

やり方に問題がある場合は、ヒントを与えつつ考え、思い出させる。

計算ミスは、自分でそのミスを見つけさせる。

どこでどう間違えたのか説明をできるようにさせる。

とにかく自分との戦いだ。

僕は、極力手を貸さない。

手を貸してしまったら、その生徒が考える機会を奪うことになってしまう。

それは生徒にとってはマイナスだ。

今を乗り切ることだけを考えるのであれば、手を差し伸べるのもいいだろう。

だが、自分の力で乗り越えてこそ達成感もあるだろうし、

苦労したからこそ記憶が深く刻まれる。

苦しく、イライラしながらも我慢強く向かわねばならない時もあるだろう。

だが、そのような苦しさを乗り越えたら光が見えてくる。

演習をこなすうちに、いつからかは「すらすらすら~♪」となる。

今の塾生もそうだったからね。


入試で困らないように今、困らせてあげたい。

「早くからやっておいてよかったね」と後で笑って話せるように。

その生徒のもっている能力を最大限引き出し、それを伸ばすために。

この講習が有意義な時間となるよう。

毎回の授業は貴重で大切な機会となるのだ。

その授業が最大限効果的になるよう、常に常に僕は考えていく。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« <忘れにくくするために> | トップ | <良いお年を・・・> »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿