学習塾 志気進研

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<生活習慣>

2007年03月09日 | 言わせてちょ~だい!
以前に少し触れたこともあるが、生活習慣というのは、学力に大きく影響してくる。

ほとんど成績の良い子というのは、普段の生活もしっかりしているのだ。

挨拶がしっかりできる。

遅刻はない。

目を見て話す。

目を見て話を聞く。

姿勢が良い。

決まった時間は、イスから立たない。

ゴミを出さない、散らかさない。

忘れ物はない。

プリントを無くさない。

プリントをきちんと持って帰る。

プリントファイルを持っている。

お菓子を持ち込まない。


一方、成績の悪い子は逆だ。

挨拶はしない。

遅刻や無断欠席をする。

そっぽを向いて話す。

話を聞く時に僕と視線が合わない。

姿勢が悪い。

イスから直ぐに立つ。

ゴミを出し、散らかす。

忘れ物をする。

プリントを無くす。

プリントを塾に置いて帰る。

プリントファイルを持っていない。

お菓子を持ち込む。


塾で僕の目に見える範囲で挙げても、このような感じだ。

もちろん、塾ではだらしない態度を直すよう何度も注意するのだが、

所詮は週に2、3回の通塾だ。

勉強に対しての効果は当然だが、

生活全体の24時間×7日間に比べれば、

顔を合わせる時間は短いのだ。

やはり、生活態度はその子の育ってきた身のまわりの環境が

絶大な影響を与えるものである。

当然、これは家庭であろう。

僕の見えないところでも、たくさんの違いはあるはずである。


朝のあいさつ。

自分の布団は、きちんとたたむ。

前の日に明日の用意をする。

脱いだ靴を揃える。

外から帰ったら、まず手洗い・うがい。

学校からの手紙を親にきちんと出す。

自分の部屋はきれいに使う。

起床、就寝が規則正しい。


これらの基本的な事ができない子に

「こらっ!勉強しなさいっ!!」

と言っても、効果はないだろう。

それより簡単な毎日の決まった事すらできないのだから。

日常の生活の中で、やらなくてはならないことを

妥協せず、甘やかさず、しっかりやらせる。

その環境のもとで、物事をこなせるようになると、

勉強も「やって当たり前」という位置付けになる。


基本的な生活態度がなっていなくて、勉強ができるようにはならない。


この生活態度に対するしつけを小さい頃から、

家庭のルールの上でやっておられる保護者の方は、心配ないだろう。

お子さんの勉強に対する姿勢も、良いはずだから。


逆にこれを小学生の中・高学年や中学生から直していくのは、

相当のエネルギーが要るはず。

でも、それは将来のその子の為だ。

面倒くさいし、疲れるし、言い方によっては関係も悪化しかねない。

でも、しつけにおいて、妥協は禁物。


塾内においては、僕も必要に応じて、叱っていく。

口うるさいと思われようが、その子の為だから。

前回のテスト前でも、必要なプリントを忘れた子には

取りに帰らせたのだ。

目前のテストだけの事を考えれば、非常に効率の悪いことだ。

ただ、その後のその子のことを考えると、

多少の回り道も必要になってくる。

厳しい道のりだが、学力向上につながる大切なことだ。


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