＜早くもハロウィン＞

今日で１０月もおしまい。

ということは今日はハロウィンの日。

まあ、本来日本国内にはない行事なので僕自身、

塾の入り口にカボチャを飾って、

やる気満々の仮装をして授業に臨む・・・

なんてことをするわけでもなのだが。

本当毎年、月日が経つのは早いものである。


中学３年生の受験生は特にそう感じているだろう。

公立の前期入試までは１００日を切っている。

県内私立高校入試は、それよりも２週間ぐらい早い。

それまでの時間は限られている。

そして本当にあっと言う間。


先日、受験生である３年生に読んでほしい

受験への勉強の仕方というか心構えの書かれた記事を渡した。

「はい、これ大事だから読んでおけよ！」

では、心配なのでその場で読ませることにした。

（最悪、カバンの中に封印されたままにもなりかねないので）

「えっ？今読むんですか？」

何て言いながらも、黙々と読んでいく塾生たち。

数分後に読み終えた彼らの表情が少しだけ引き締まったように

見えたのは僕の錯覚だろうか？

そうではないことを願うのだが。


「先生、オレめっちゃ不安なんだよね」

「かなりビビッてきたんだけど」

そんな正直な心境を吐露してきた塾生もいた。

でも皆そうなのだから大丈夫なのだ。

心配に思って不安になっているのは１人ではない。


ただ、何も努力せずに不安がっていても仕方がない。

やることをやって不安をかき消すのだ。

それでもやってくる不安は周りがサポートしていけばいい。

努力を自信に思えるように。

僕も塾生に向かって、今はガンガン言っているが

直前にもなってくると少し暖かいオーラをだしていくから（笑）


とにかく今はやれることを一歩ずつ取り組むしかない。

課題は様々だが、できることから一つずつ。

努力して壁を乗り越えていくしかない。


もちろん、これは３年生に限ったことではない。

中学生の他学年にとって気掛かりなのは、

期末テストであるだろう。

これもあっという間にやってくる。

今回の反省を踏まえて、もう行動に移しても早くはない。

先のことをよく考えていかないと。



話は変わるが、今日の新聞に新しい学習指導要領が載っていた。

これで学校はどう変わっていくのだろう。

賛否両論、細かなことに様々な意見が挙がってくるだろう。

「ゆとり」からの方向転換。

生徒たちにどのような変化があらわれるのか。

僕は目の前の塾生のことを考えるので精一杯だが、

指導要領の変化がどう影響してくるのか

未来予想図を描いてみようとも思う。

しかし、この新指導要領が実施されるのは

早くても２０１１年・・・。

志気進研のような個人塾では小回りが利くが、

国となるとそう簡単にはいかないものだ。

次の、次の、次の、次の年度からか・・・

まだまだ長いな・・・