＜立派だ！＞

夏期講習中でも、中１、２年生の授業後補習は行われている。

その中の中１生のこと。


今行っている補習内容は、英単語の暗記。

毎回１０語程度を課している。

これをテストし、クリアしたらさようならというわけだ。


中１生は、最後の授業が数学だ。

授業の後半は、計算が多いために

それをそれぞれにこなしてから補習へと入る。

よって、補習の前に計算で躓くと時間が掛かってしまうのだ。

補習も大事だが、まずは授業をきちんとこなす必要があるからね。


ただ、英単語は既にプリントを配布しているために

それを見越して家で暗記をしてくる者も少なくない。

「もう覚えてきました～！！」

「早く帰らないと親に怒られちゃうんで、覚えてきましたよ！」

なんて声が。


どうすれば、一定の量をこなせるかをよく考えている。

中１生にして良い行動だ。


一方で次の日の部活が早いために補習をやらずに帰宅する者もいる。

まあ仕方がないな。

と思っていたのだが・・・

その内容を家で暗記し、次の授業日に

「先生！前のもテストして見てもらえますか？」

と申し出る者が数人いた。

準備してきただけあって、すらすら～とクリアしていった。


そのまま穴にするのではなく自分でしっかりとフォローをしてくる。

これも大したものだ。


注意すべき点を以前書いた中１生。

だが、立派な一面も見せている。

そういった良いところはこれからも継続していってほしいね。