＜基礎の積み重ね＞

春期講習では１学期の内容の予習も含まれる教科もあるが、やはり復習が中心。

これは、新中１以外の話。

あまり先ばかりを追っていては、土台が崩れることになる。

ここだけは押さえておかないといけないよね

という内容を反復していく。


これはクラスによって程度も変わってくる。


基礎クラスでは、とにかく取れる点を落とさぬように。

暗記の徹底だ。

英単語、文法、理科・社会の重要用語。

暗記は数学にも及ぶ。

何度も計算をし、解法を頭にしみ込ませていく。

式の計算、文字式、方程式、関数、図形、確率。

何度も覚えるまで繰り返す。

忘れぬように繰り返す。

これしかないだろう。


また、３年生の上位クラスでは、少し発展内容の解法を学んでいった。

これは、特に数学・理科だろう。

基礎の上に成り立つ、文章題や複合問題。

解法を知らずには解けない問題もある。

ある所に到ると、しっかりとした解説を受けなければ

なかなか飲み込めない点が出てくるのだ。

これを対処すべく取り組んでいった。


だが、これも基礎の合わせ技。

まだ、ひとつの問題の中に基礎問題×３のような状態でも難しいようだ。

これも解説を受けた後は反復に尽きる。


意識の高い者はもう既に自分で復習をこなしている。

これが受験勉強の第一歩だろう。

人より多くの量をこなしていく。

自分に必要な演習量をこなしていく。

今やらなければならないことを自覚している。


ただまだ部活がハードな者も見られるので、

自主的に勉強していくことが困難な場合もある。


その場合は、こちらから反復演習を与えていく必要がある。

授業内でも。

宿題という形でも。

時間外でも。

時間外は、終わった者からさようなら～

なので、個別指導に近い形となる。


通塾してから期間がまだ短いものは、基礎でつまずいていることもあり

なかなかクリアーできないことも多い。

必要な量をこなしておらず、忘れてしまったことが多いのだろう。


ただ、ここで踏ん張ってこなしていけばいいのだ。

そこで見せる頑張りを僕らは応援していく。


「ああ、今の早いうちにやっておいて良かったな」

と感じられるように。

今、努力を重ねていく。


険しい道かもしれないが、一歩ずつ。

努力で進んでいこうぜ！