「対馬からの手紙の続き」

対馬で働いち養蘭を楽しんどる。山や花で季節を知り、海を眺めち命の鼓動を感じ、そげな好き勝手な太公望な暮らしがしてぇ~。

むかし昔、

2025年03月31日 | 対馬産の蘭
20年以上も昔の事である
ちょくちょく出かけていた
H氏宅へ遊びに。
棚を見回し目ぼしい蘭が
無いか探しに行ったのだが
これといって無かったので
世間話をして帰ろうと
足元を見ながら振り返ると
バケツに漬け込まれていた
ジジババが目についた。
何とな〜く葉が短く先太りで
何とな〜く半立ち姿をしてた
「これ何?」
「豆花や」
「豆花?花が無いけど?」
「掘る前に花を千切ったけ
着いとらん、花はこれや」
と言ってコップに挿してた
花を見せてくれた。
まともに咲いてないが
う〜ん、豆か?小輪花か?
というイマイチな感であり
そのまま帰路についた。
帰り、あらゆる本を見荒らし
豆花の葉姿や特徴を脳裏に
叩き込んだ。
数日後、H氏宅に向かい
「この前の豆花は有るね?」
「これか?何も言わん
かったけ植え込んだ。」
やっぱり、う〜ん感だが
「分けてくれんね?」
「いいよ」
持ち帰りとなった訳だが
これが例により成長が遅く
増え悪く花が咲く気配がない
痺れを切らせて捨てようか?
と捨てかけたが、いや待てよ
名品だったら後悔してしまう
で踏みとどまり月日は流れ
昨年に我が家で待望の着蕾❗️
今か❗️今か❗️と開花を待った
花が開きかけたが花弁が
ストロー状に巻き、ヤッパリ
駄花だったか、、と諦め半分
で忙しかったので千切るでも
なく放置し毎日状態は見てた
暫くすると正開していたので
子細に確認のため手に取ると
平肩咲きU字舌点のマズマズ
小輪花?と呼べる?花である
???
嫌、ちょっと待てよ、変やな
最初からすると
花弁の色が薄くなってないか
期待していなかったから
初期の撮影を怠る始末、



来年は遮光してみるか?
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まだ、

2025年03月23日 | 対馬産の蘭
エビアンさんがご存命で
溌剌とされていたころ、
園芸JAPAN誌の前誌
自然と野生ラン誌に掲載の
翆鵬についてお尋ねした
ことがあった。
対馬産春蘭青花素心で
堂々とした平肩咲きの
濃緑長広弁に、棒芯に
収まりきれず溢れ出ていた
白大舌という容姿に衝撃を
受けたからである。
するとエビアンさんは
「昔、十休とか大青海と
呼ばれてて、どうやら坪採り
が有ったんやないかな〜、
微妙に違うようやわ〜、
エビアンとこの大白も
それなんやが違うようやわ〜
確か九州から来たんやった
かな〜。」
と聞いて
蒐集欲を掻き立てられた。
結局はエビアンさんから大白
(別名異品種あり)、

奥兄さんから大青海、
紀州から翆鵬が入ってきた。
葉捻れのない巻き葉で
花様の秀逸さ、展示会に
ドンピシャで咲いてくる
正に完璧な品種である。
暑さに弱い感じがしますがね。
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いつの間にか3月!?

2025年03月08日 | 対馬匂い春蘭
冬眠してました、😴
前回からは蓮弁蘭の春鶯に

蕾が着いててときめいたり
対馬匂い春蘭の西龍が咲き、


四国細葉春蘭が咲いたり、
などの出来事がありました。
まだボ〜〜っとしています、

もたついていたら
対馬匂い春蘭、、文字が長い
ので略しまして→(対匂蘭)
の青花も開花しました。
まだ寒いが霜が降りないなら
蘭を舎内に戻そうかな?

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明日は大寒

2025年01月19日 | 対馬匂い春蘭
という事で温かいうちに
水遣りを済ませた。
昼間は1月とは思えぬ陽気だ
花芽が南向きになるように
取り込みながら鉢向きを調整
すると対馬ニオイ春蘭の花が
動き始めていた。

玄関に置いてた糸蘭よりも
早く咲きそう。

仮) 西龍
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令和7年1月

2025年01月01日 | 日記
新年明けまして
おめでとうございます
本年もどうぞ宜しく
お願い申し上げます

皆様方に対し お年賀は
控えさせて頂きました。
良い年でありますように
祈念しておりす。
コメント (2)
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