「対馬からの手紙の続き」

対馬で働いち養蘭を楽しんどる。山や花で季節を知り、海を眺めち命の鼓動を感じ、そげな好き勝手な太公望な暮らしがしてぇ~。

20年ほど前、

2016年06月29日 | 対馬産の蘭
たしか八坂書房の「新しい春蘭」
が発行された頃だったか、、
羅紗葉の稿の89頁上画像には度肝を抜かれたな~。
何度も何度も読み返していた。
そんなある日、
羅紗チャボ春蘭を採って来た❗
という知らせを受け勇んで見に行った。
タマゲタネ❗
その画像のバック木瓜二つが目の前に有る。
しばし呆然、固まった、信じられない。
本人は興奮して説明しているが、
全く耳に入ってこない。
頭の中は欲しい❗無理だろな、、欲しい❗
画像を見ても判るように、このタイプは
バルブが横張りし難く新芽も出難い。
その時は諦めて帰路へと向かった。
それでも諦めきれず数日後に再訪すると
本土へ渡ったと言う。
溜め息を漏らし落胆していると
その坪採りで小さいのが有ると見せられ、
飛び喜んで分譲をお願いした。
前述したようにバルブは細く根も短く
葉も三センチ程度二枚葉の
チッチャイ チッチャイ物だったので
1年も保たず枯れた。
数年後、福岡の展示会に
数度、あの個体らしい物が即売されてたが
その時は縁が無かったのだろう。
数年前、
下対馬で新しい春蘭展示会を開催するにあたり、
何となく昔の記憶が蘇り、
採取者に聞いてみると、
「従兄弟に分けてた物が増えてるから聞いとくバイ。」
約束通り数日後に里帰りしていた。
姿は20年ほど前と同じ大きさであったが、
あれから枯れずに増えてる個体と聞いたので
少々安心している。
以前は坪採りで採取されていたが
現在、自生地は猪から荒らされ壊滅状態。
各愛好家の棚に潜んでいる少ない個体が全てです。
我が棚では、チッチャイながらも運良く機嫌良く
何となく新芽が出てくれました。

可愛いがり過ぎず、水を遣り過ぎず、
肥料と採光はホドホドに風は気持ちよく通して
ヒッソリとユックリ作っています。
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梅雨時の

2016年06月28日 | 対馬産の蘭
注意事項として
異常な湿度と無風状態。
これが有害菌の増殖を生み
蘭の成育に不具合を来たし
終には枯死にまで至る事もある。
今年の事例としては
小屋の中央部の風通しの悪い所に影響あり。
手遅れになる前の合図に敏感になる必要があるな~。
夏の高温期に通風を図る必要もあるが
梅雨期の通風も良くしてやらなければならない。
鉢用土も二年目以降は乾きが悪くなるから
理想としては毎年の植え替えと
定期的な殺菌剤散布だろうな~。
でも、三年とか四年とか植え替えしていなくても
枯れずに成育旺盛になる株も有る。
このような羊歯が自然に生えた鉢は
結構な鉢内環境が良好なのだろうし、
水遣りに気を付かわなくても
成育に悪影響を及ぼさない。

全鉢に生えてほしいな~。
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副産物として

2016年06月24日 | 対馬産の蘭
株の不具合に出会す。
良い事ではないが、
早期発見、早期治療は大事に到らない。
これも世界三大不思議の1つであるが、
大切にしている物、可愛がってる株が
集中的にターゲットになる。
謎が解明されるとノーベル賞ものかもしれない。
回復を祈るのみ。

1つの理由としては次回に。
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水遣りの

2016年06月21日 | 対馬への道
必需品、
かれこれ三代目。
水遣りは コレが無いと不可能。

こちらは害虫駆除の新アイテム。

葉を1枚1枚手に取り
捻ったり広げたり
上から下から右から左から点検し、
株を右回りに観察、左回りに観察、
何度も繰り返しては駆除する必要がある。
殺虫剤なら簡単なんだけど、
何となく人力でやってしまう。
夜中に始めて気が付くと
空が白々となってしまう事もしばしば。
副産物として良い事もあるが、、。

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忘れてた、、

2016年06月19日 | 対馬産の蘭
初心忘るるべからず、
を座右の銘にしてきて、
実行してきたつもりであった。
しかし、
少しずつ気持ちも薄らぎ
不平不満が募り
投げ槍に仕事をしている自分に気がついた。
毎日、
今 出来ること
今 やらなければならないこと を
こつこつと続けていこう。
きっと良き日が来るだろう。
その日を信じて。

寒蘭 幽霊散り斑
伝説を信じて育成中。

夕方、友人が訪舎、
ピレパラ アースを置いていく、、(´・ω・`)/~~

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