蘭の花と言うものは、開花の度合い、、
つまり、開花直後と開ききった時とでは、
随分と表情や印象が変わるのですね~。
写真で花を見るだけでは個体の本質は一生理解する事は
出来ないな~、とツクヅク思うのです。
「百聞は一見に如かず」とはよく言ったものです。
対州の誉を含む「系統」の品種は、
花が開くまでに時間がかかるのと、
湿度や温度による影響も考えられると思うのです。
一枚目の画像は、ある展示会に出品中の
一週間後に別の場所で展示された同じ鉢です。
それぞれ二日間づつ展示され、
車での移動や日に当てられたり
空っ風に当てられたりして
若干の反りは致し方のない事だと思うのです。
逆に、よくぞこれだけに抑え、踏ん張っているな~と称えたいほどです。
平成18年度総合優勝の栄誉に輝いた、「対州の誉」です。
春蘭には春蘭の良さ、、奥地蘭には奥地蘭の良さ、、
中国蘭には中国蘭の良さ、、四季蘭には四季蘭の良さ、、
が有り、いろんな蘭とめぐり合えて、いろんな方々とめぐり合えて、
楽しむ事が出来、蘭に、人に、感謝感謝です。
一年を締めくくる寒蘭の季節も終わり、寒い冬がやってきます。
少しづつ冬仕度をしなければ・・。