「 万緑に 本作誓う 夜明けかな 」
お見苦しいとは存じますが、、ご勘弁を・・。
蘭作を極めるに当たり、作の指標となるであろうと
助言を受け、中国蘭一茎一花の宋梅を手懸ける事にした。
生まれは中国浙江省紹興で、乾隆年間(1736年~95年)頃に、
宋錦旋氏によって発見されたと言われています。
本銘を宋錦旋梅と言いますが、現在では「宋梅」で通っています。
信じられませんが、200年以上も人から人の手に渡り、
受け継いできて下さった先人達に改めて御礼を申し上げます。
この鉢にこの土なので出来が心配でしたが、
新芽が奴で出まして、今のところ葉傷みも無く元気そうです。
根の出来が心配なんですよね~。
初盆のところは精霊船を流す日でもあり、
お盆で帰ってこられた御霊をお送りする日、
でもあります。色々と感慨深いものがありますね。
いったい、ご先祖様はどのように思われたでしょう・・。
毎日のように繰り返される事件、事故、、、。
夢にも思わなかった事かも知れません。
誰もが、後の人の為に、
次に生まれて来る命の為に、
引き継いでいく者の為に、との想いを込めて
丁寧に事を進めていけば悪い方に変わらないと思うのですが、
一つ歯車が違えば、脱線し、在らぬ方向へと
向かって行くものなのかも知れません。
少しでも早く方向修正をする勇気を出して頂きたい。
自分の為にでは無く、未来の為に勇気を・・・。
ですね。
相手に自分の考えを
言葉で伝えるのって
難しいですね。
怒るつもりは無いのに、
相手が思いもよらない
行動や反撃に出てくると
つい乱暴な言動が出て
しまう・・。
冷静になって振り返って
みると些細な反撃だった
んだけどな~。
人それぞれ何かしらの
拘りがある訳で、
それを曲げるわけには
いかんのです。
「それを判って。」
とは言いません。
「同じようにして
ほしい。」とも
言いません。
ただ私の行動や仕草を見
何故?どうして?
どんな理由で?
しているのかを理解し、
自分で考え、自分の力で
吸収し、見る物や言葉の
奥に有る物、表と裏、
光と影、明と暗、陽と陰
がこの世の中には沢山
見え隠れしていることを
探り当て、
これからの自分の人生に
反映していって欲しい。