「対馬からの手紙の続き」

対馬で働いち養蘭を楽しんどる。山や花で季節を知り、海を眺めち命の鼓動を感じ、そげな好き勝手な太公望な暮らしがしてぇ~。

命ある者として

2018年10月30日 | 中国蘭
オアシスは必要不可欠である。
生命を宿す限りは
何らかの心の拠り所が明日を生きる源になる。
趣味はその場所に在るのだろうと思う。
縁あって出会った蘭という趣味だからこそ
トコトン付き合ってもらって
内助の功的役割を果たしてほしい。
そろそろ1年の出来具合が決まりそうな
時期に差し掛かった。
秋芽が少しずつ伸びてきたが、
先の加治谷は両袴に縞っ気が有るように見える。

なんか安心したな~。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

太平洋戦争が終わり、

2018年10月25日 | 対馬産の蘭
戦争を阻止出来なかった事を悔やみ、
中国との日中国交正常化を唱えられ、
実現への礎を築かれた松村謙三 氏。
その氏が
中国人の蘭商 黄業乾 氏に蘭鉢製造を打診。
その後、
福建省の陶工に依頼し作成された2鉢の内の1鉢。
通称 松村鉢と言われる鉢には
松村謙三 氏の揮毛の文字である
「愛蘭同心 」が刻まれています。
行く久しく、
言葉通りの世の中であって欲しいと願って止みません。
手前の春蘭は山採り葉変わり。
鉢上げして10年以上には成るでしょう。
山で見て、
「オッ!」と思い、掘り上げようとしたが、
今一かな~と思い留まった。
家に帰り、本を読み漁ってたら
チト面白い個体かもしれぬとイメージが脹らみ
いてもたっても居られなくなり
次の休みに同じ場所に行く羽目になった。
しかし詳細に見たら、
今二のように感じて又もや思い留まった。
家に帰って本を見直すと
沸々と良さげに思えてきて
又々次の休みに行く羽目になった。
三度目の正直と言うか、
見たら今三のようにも思えてきたが、
え~い持って帰れ!と勢い付けて掘り上げた。
と曰く付きの蘭。
新芽の出が悪いわ、花芽も着き難いわで、
ヤキモキさせられっぱなしである。

早く白黒付けたいところだけどな~。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

時折、

2018年10月21日 | 対馬産の蘭
命について考える事がある。
まぁ、
好きなように、したいように生きてきたから
悔いというモノは無いが、
目下の願いは
展示会で総合優勝を取ってみたい、(ゝω・´★)
死に対して恐れは無いが、
せめて1年は死ねないから
なんとかモチベーションを上げて
奮起しなくちゃね。
この那賀太郎はバック木に根が1本も無かったのに
まずまずの新芽が出ちゃってる。
対馬産としては貴重な蛇皮斑。
鮮明度には欠けるが気に入ってる。
陽光も採れているのか柄の冴えも良さげ。
根が綺麗なのに一気枯れする株も有れば
根が痛み激しいのに新芽は上等という株も有る。
まだまだ解らない事だらけだ。

夜は冷え込みが厳しくなってきたな~。
対馬に自然に生息する蛇は四種類だと思っていたが、
対馬の自然を研究する人に聞いたら
ヒバカリは居ないと断言された。
なので対馬には、
マムシ、アカマダラ、アオダイショウの三種類になるね。
対馬の方言でアオダイショウの事をナガタロウと言います。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1万倍の

2018年10月14日 | 対馬産の蘭
液肥を続行していましたら
なんとなくだけど
徒長まではいかないが
葉が柔らかく伸びている感じ。
液肥の効果は絶大だと思った。
涼しくなってから始めたからかもしれないが、
ズポヌケは見られない。
来年は製品の見直しと与え方を検討しよう。

羅紗矮鶏も今のところスクスク育ってる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

以前に書いた

2018年10月13日 | 中国蘭
細葉恵蘭 加治谷
柄行きはどうあれ
生命の継続が見て取れてホッとしている。
今期は恵蘭全般的に成長が悪い。
水遣りが少なかったのかもしれない。

今頃になって新芽が出てきている物が有る。
翆蓋 鶴翁 散り斑頬紅素心
対馬匂い春蘭羅紗矮鶏 碧春
まぁ、出てくれるだけで有り難い。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする