キッチリと鉢が乾いた対馬ですー。
第4歩目の道のりは、林業、、
昔より年輪の詰まった良質の杉・ヒノキが伐採されてきた対馬ですが、
高齢化と跡継ぎが絶えるという問題で
植林地が荒れ放題であります。
中には台風の被害で倒木したまま放置されたり、
対馬鹿が樹皮を角で削って価値が低価したり、
そのまま立ち枯れするものもあります。
そのような植林地は
管理を全て業者や行政に委託してはどうでしょうか?
また、「少しの土地さえあれば植林する。」という
昔の風習のようなものがありまして、
どこでんかんでん杉を植えてる場所が有ります。
それと、国定公園内でありながら
植林している場所さえあります。
このような場所は植林を諦めて
自然に生える樹木をそのまま生長させ
自然らしい景観を育む事が大切だと思うのです。
末には自然遺産の登録地を視野に入れて
これからの対馬を創るべく
島民一致団結して協力して行こうではありませんか・・。
その為には、所有者と、業者と、行政と、、
夫々が均等に、、対等に、、取り図って頂くのが重要です。
勘弁してほしいですね。
第3歩目の旅は、漁業、、
地球温暖化に伴い、海水温の上昇、
磯焼けで海草がメッキリ無くなりました。
そうなると連鎖的に魚も減ってきているのですよね。
対馬には、海に栄養豊富な水を供給する高山、、
それも800メートルを超える山が有りません。
下島には400~700メートル級の山が聳え立っていますが、
上島には300メートルの山が数箇所有るのみです。
盛んにコンクリート製の漁礁製作されてますが、
魚は住むかもしれませんが、
魚の餌となる海草と
海草を食べる生き物が住み難いのだと思うのです。
作るのであれば
有機物を原料とする製法で作ると
良い結果をもたらすと思うのですが・・。
また全島的に幼魚の放流を盛んにし、
対馬沿岸の数箇所において餌付けを行い、
成魚になるまでの手助けと
漁獲高を上げる方法として実践してみてはどうでしょうか・・。
長崎県漁連と
島内にある漁業組合が一致団結したら
出来なくも無いと思うのです。
各地域の特色ある魚種を海洋牧場として
それぞれの地区でブランド化し、
活魚宅配便や鮮度の良い宅配方法で
遠方への発送システムも取り入れるなどして
多方面への進出に取り組んでもらいたいです。
また、
底引き網と定置網の漁法は
これからの対馬にとって
決して良い方法では無いと思います。
群れで来る魚を大小構わず
一網打尽に捕獲する訳ですし、
獲る予定でない魚までも捕らえる訳で、
大漁したその時は良いかもしれませんが
その後に獲れなくなるという現象が起きるのではないでしょうか?
「今さえ良ければいい。」
という考えはこれからの時代に通用しないと思うのです。
少ない資源で
細く永く生計を立てていかなければならないのですから、
無理のいかない方法で
無駄なく漁をし、
漁師仲間と協力し合って
楽しい対馬に創り変えていこうではないですか、、。