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ニッポンのゆる~い日常

「日本の憲法が一度も改正されない理由はマインドコントロール」

2018-08-27 10:45:00 | 歴史
「日本の憲法が一度も改正されない理由はマインドコントロール」

ジャーナリスト木佐芳男氏が講演


http://www.sankei.com/west/news/180827/wst1808270004-n1.html



日本国憲法が一度も改正されていないのは、戦後の日本国民がマインドコントロールから解放されていないからだ-。こう主張するジャーナリストの木佐芳男さんが「マインドコントロールと憲法9条」と題し、松江市で講演した。読売新聞ベルリン特派員の経験を持つ木佐さんは、同じ敗戦国であるドイツとの比較を交えながら、戦後日本を占領したGHQ(連合国軍総司令部)が米国の戦争犯罪をごまかすミッションも持っていたとし、マインドコントロールからの脱却を訴えた。講演の主な内容は次の通り。



■GHQの裏の目的に「米国戦争犯罪の糊塗(こと)」


 講演のタイトルに掲げた「マインドコントロール」は、なじみのない言葉かもしれないが、実は日常生活の中でごく普通に行われている。テレビの通販番組や2月14日のバレンタインデー、昨年から今年にかけて騒動になっている「モリ・カケ問題」もその一種ではないかと思っている。

 日本が先の大戦で敗れ、GHQが日本をうまく統治するために使ったテクニックも、マインドコントロールだった。GHQの2大政策は、日本の非軍事化と民主化だった。日本が二度と戦争できないようにする、というものだ。だが、2大政策の裏に「アメリカの戦争犯罪をごまかす」という目的もあった。


 アメリカは、昭和20年3月に東京大空襲を行った。計画的、徹底的に焼夷(しょうい)弾で街を焼き、約10万人が亡くなった。それ以降も各都市を空襲で破壊し、最もひどかったのは広島・長崎への原爆投下だった。これらは、軍隊ではなく一般人を狙った攻撃で、国際法が禁じる戦争犯罪だった。これらを日本人が批判しないよう、ありとあらゆる手段を取ったのだ。



■言論統制に太平洋戦争史の新聞掲載、公職追放…


 GHQが講じた最も基本的なマインドコントロールが、言論統制と焚書(ふんしょ)だ。非民主的、天皇制の賛美、米国の戦争犯罪を扱うような内容の書籍を集めさせ、燃やした。さらに、書物や新聞などにこうした内容が新たに書かれないよう、言論統制を徹底した。GHQの検閲対象は、学級新聞や個人の手紙にも及んだという。


 次に、「太平洋戦争史」と題した連載記事を、当時発行されていたすべての新聞に10日間にわたって掲載させた。「GHQが負けた日本に対し、どんな戦争だったかを教えてやる」という内容で、この戦争を「大東亜戦争」と呼んでいた日本人に突然「太平洋戦争」の呼称を強いた。その中では日本を「軍国主義者」と「国民」に分けて軍国主義者を悪者にし、日本国民をうまく統治しようとした。その一方、戦争をあおったはずのメディアは責任を不問にされた。存続させる代わりにGHQが思うように統制したのだ。これが、現在に至るまで深刻な問題を残している。

 さらに「公職追放」で、GHQが軍国主義者とみなした政治家や大学教授、大企業の経営者らを一斉に失職させた。これで約20万人が公の場から去り、そこへ左翼的な人物が入り込んでいった。問題なのは、公職追放に関する資料や研究があまりにも少ないことだ。GHQの言論統制や焚書などで失われた恐れもある。




■東京裁判とニュルンベルク裁判の違い


 日本人の心に大きな影響を与えたのが、東京裁判だった。連合国側はこの裁判で、日本人に「日本が侵略戦争を起こした」という罪悪感をすり込んだのだ。


 私が、ドイツの戦後処理について、ドイツやその周辺国で時間をかけて取材をした際、「ドイツでは『侵略戦争』という言葉は使わない」と聞き驚いた。「侵略戦争」は歴史学上の専門用語で、一般に使われることはない、と。調べてみると、確かにドイツの戦争について書かれたものはたくさんあるが、侵略戦争という言葉はほとんど使われていない。


 両国とも同じ敗戦国で、日本では東京裁判があり、ドイツではニュルンベルク裁判があるなど、「同じようなことが行われた」と思っていたが、全然違っていた。ドイツでは「もう済んだことだ」と受け止められているが、日本ではいつまでも侵略戦争という言葉が残り、「戦争を起こして多大な迷惑をかけた」という罪悪感は強い。


天皇を“人質”に嫌々受け入れた9条

 いよいよ、「憲法9条」について話をしたい。憲法全体の草案を書いたのはアメリカ側だが、戦争の放棄や戦力・交戦権の不保持という内容の9条は、どういう経緯でできあがったか。

 「GHQ最高司令官のマッカーサーと幣原喜重郎(しではら・きじゅうろう)首相が2人きりで話した際、幣原首相が『これ(9条)を入れたい』と言った」という趣旨の話が幣原の回想記に書かれている。だが(実際は)マッカーサー側からそれを言われたが、それだと国民が受け入れないから「幣原側から申し出たことにせよ」と言われたということを、幣原の長男がのちに語っている。

 「戦争をしない」というのはともかく、「戦力を持たない」という条文は、世界中の憲法をみても極めてユニークだ。なぜ、このような条文を日本が認めたかというと、「昭和天皇の地位を人質にして受け入れさせた」という見方がある。戦勝国側の当時の世論調査をみると、天皇に対するイメージは非常に悪く、米国調査では3人に1人が「処刑すべきだ」とし、「終身刑」「国外追放」を合わせると7割の人が「天皇として日本に置いておくわけにはいかない」という意見だった。


米側から「天皇を処刑してもいいのか」と暗に迫られ、それと引き換えにしぶしぶ受け入れたのが、9条の草案だったといわれている。




■同じ敗戦国のドイツは自力で基本法を制定


 当時の国民やほとんどの政党は、この憲法をすんなり受け入れた。国はこてんぱんにやられ、「もう戦争はこりごりだ」という気分が蔓延(まんえん)していて、戦争をしない憲法、戦力を持たない憲法を歓迎したようだ。

 その時、これに唯一反対したのが共産党だ。「戦力を持たない国にしてしまったら、もし敵が攻めてきたらどうする」という、まっとうな反対理由だった。とにかく、憲法は意外にスムーズに受け入れられ、今まで70年以上存続している。

 同じ敗戦国のドイツは、どうしたか。連合国側に対し「自分たちで基本法(憲法)を独自に作る」ということを認めさせた。実際、基本法を自分たちで作ったから、不都合があればいくらでも修正する。「戦力を持たない」などとは書いておらず、小さくても自分たちで軍隊を持つ。そこに、日本での自衛隊をめぐるような論争はない。

 これまでに60回改正されたドイツの基本法と、一度も改正されていない日本国憲法は非常に対照的だ。




■ドイツにはない「平和教育」という言葉


 「平和教育」も、GHQのマインドコントロールの一つだ。ドイツには、平和教育という言葉はない。ベルリン特派員時代、ドイツ人女性の取材助手と話をしていて、「平和教育という言葉は聞いたことがない」と言われた。

 調べると、そういう言葉も概念も、まず見当たらない。ただ、東西ドイツに分かれていた当時、ソ連や東欧側が「平和教育」という言葉を使って西側にプロパガンダを展開したことがあった。だが、「そんな言葉はインチキっぽくて受け入れられない」という意見を聞いた。



 そんな「平和教育」が、日本でどうやって受け入れられたかというと、GHQの「太平洋戦争史」を教育の場に浸透させるためだった。子供たちにこの歴史観を教え込ませるためにやったのが、日教組の組織化だった。「日教組はGHQが組織した」という事実は、日教組自身が正史「日教組十年史」の中で書いている。




■憲法9条のメリット、デメリット


 これらのマインドコントロールの結果、日本では戦争が「絶対悪」と考えられるようになった。憲法9条の「戦争をしない」「戦力を持たない」「交戦権を認めない」という、「絶対平和主義」だ。

 護憲派は「過去73年間、日本が戦争をしなかったのは憲法9条があったから」という。しかし、これは空想に過ぎず、日米安保によって米軍が日本に駐留し、自衛隊もあったから日本で戦争がなかったのだ。


 9条のメリットといえるものはほとんどなく、デメリットは多い。例えば、イランイラク戦争。当時、イランの首都テヘランには日本人が250人くらい滞在していたが、いよいよイラクからミサイルが飛んできそうになると、各国政府は軍用機を飛ばしてそれぞれ自国民を脱出させた。ところが、日本は9条があったためにそれができない。絶望的な事態を救ってくれたのはトルコ政府だった。

 現在でも、朝鮮半島で戦争が始まると、5万人ともいわれている韓国内の日本人をどう助けるか、という問題がある。このように、9条があるために自国民を見殺しにせざるを得ないようなことが過去にあり、これからも起こりうる。

 日本と違い、世界では戦争を「絶対悪」視していない。オバマ大統領がノーベル平和賞を受賞した際、記念演説で「戦争の中には、正しい戦争もあり得る」と述べた。その時に挙げたのがコソボの事例だ。


 ここではすさまじい民族間の戦闘があり、これを止めさせるため、NATO(北大西洋条約機構)が空爆を実行した。これで、曲がりなりにもコソボに平和が回復したのだ。オバマは「人道的介入」などという言葉で説明した。つまり、戦争を絶対悪とはしない考え方だ。世界を見渡すと、外交だけでは平和の回復が無理だという状況が実際にある。




■主流を占めてきた東京裁判史観


 GHQのマインドコントロールから脱するには「認識する」ことだ。過去に何が行われたか、自分たちの心がどうやって操作されたかを知ればトリックに気づく。

 日本の戦後は、東京裁判によって作られた「東京裁判史観」という歴史観が主流を占めてきた。日本の侵略戦争を問題にし、それを反省する。アメリカの第二次大戦での戦争犯罪や、欧米列強のかつての侵略戦争などは一切気にせず、日本だけが悪かったとする考え方だ。この立場を取る者が日本の知識人であるかのように思われた時代がずっとあった。

 終戦から6年後の1951(昭和26)年、マッカーサーは米国議会で「日本の戦争は、主に安全保障のためだった」と公式に証言した。また、米大統領を務めたフーバーも「日本の戦争は自衛目的だった。仕掛けたのはルーズベルト政権側だった」と回顧録で述べている。だが、日本の大半のメディアは、こうした証言や著述を報じない。




■改憲側がすべきことは、脱マインドコントロール


 イギリスで、EU離脱の是非を問う国民投票が行われた。日本で憲法を改正しようとする場合、このイギリスの国民投票は参考になる。EUからの離脱は、論理的に考えれば「とどまったほうがいい」。だが、感情的には「離脱したい」。この論理と情緒の戦いで、英国民は煽(あお)られ、情緒が勝ってしまったのだ。


 日本で憲法改正をしようとすれば、国会で3分の2以上の議員が賛成し、発議すれば、国民投票にかけられる。憲法改正のメインは9条。制定時からは大きく国際情勢が変わって、北朝鮮からミサイルが飛んでくる恐れがあり、中国が尖閣諸島だけでなく沖縄も狙っているときに、自衛隊の存在を憲法に明記し、しっかり守れるようにするのか、そのようにすると戦争になってしまうからそのままで行こうと考えるか。

 人はなかなか論理的には考えられず、「改憲は戦争への道だ」「子や孫を戦争に行かせたくない」「兵隊にとられたら困る」などと不安を煽るほうが有利だ。護憲派は、必ず情緒に訴える。改憲派がなすべきなのは、戦後の日本はマインドコントロールされてきたという事実を理解してもらうこと。冷静に歴史を振り返り、「脱マインドコントロール」を戦略として展開することだ。

2018.8.27


                                  ◇
 



 木佐芳男(きさ・よしお) 昭和28年、島根県出雲市に生まれ、53年、読売新聞社に入社。ニューデリー特派員や憲法問題研究会メンバー、ベルリン特派員などを経て平成11年、フリーに。両親の世話のため25年に出雲市へUターンした。主な著書に「〈戦争責任〉とは何か」「『反日』という病」など。






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終戦の日、靖国で再認識したGHQ「WGIP」の罪深さ

2018-08-18 10:54:13 | 歴史
終戦の日、靖国で再認識したGHQ「WGIP」の罪深さ

ケント・ギルバート ニッポンの新常識


https://www.zakzak.co.jp/soc/news/180818/soc1808180005-n1.html



今週水曜日(15日)は、平成の元号の下では最後となる、大東亜戦争の「終戦の日」だった。

 私は靖国神社(東京・九段北)で行われた『第32回 戦没者追悼中央国民集会』に招かれ、「各界代表の提言」として約15分のスピーチを行った。とても光栄だったが、最大の敵だった米国出身の自分がそのような場でスピーチするのは不思議な気分だった。


 私は1980年の夏から東京に住んでいるが、実は、ほんの数年前まで、靖国神社の境内に足を踏み入れたことすらなかった。なぜなら、日本の左派マスコミの報道が、私の脳内に植え付けた、靖国神社に対する先入観と偏見があったからだ。

 ある年、靖国神社で毎年5月に行われる沖縄本土復帰を祝う記念式典に招かれ、初めて昇殿参拝を行った。同日、遊就館も見学し、展示物の英語記述の完璧さと公正さに感動した。自分の先入観と偏見を深く恥じた。

 おそらく本コラムの読者にも「靖国神社を一度も参拝したことがない」という人は少なからずいるだろう。何しろ日本は、国を守るために戦って命を落とした英霊に対して、感謝や慰霊の気持ちを示す行為に対し、「戦争賛美だ」とか、「軍国主義の復活につながる」といった、非論理的な理由で批判される不思議な国である。


 彼らの正体は、GHQ(連合国軍総司令部)が施したWGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)によって洗脳された「自称・平和主義者」と、その純真無垢(むく)さを利用する「敗戦利得者」や「外国工作員」なので、冷静で論理的な議論は期待できない。最も有効な対応策は「脱洗脳プログラム」と「スパイ防止法」の実施である。


 もし、「自分は靖国神社に否定的なイメージを持っているが、洗脳などされていない」と主張する人がいたら、靖国神社で昇殿参拝を行い、遊就館の展示物を隅々まで見学したうえで、どこが「戦争賛美」や「軍国主義復活につながる」のか、具体的に指摘すべきだ。

 それができない限り、私は「あなたはWGIPに洗脳されている」と言い続ける。



 そもそも、国のために戦って亡くなった軍人を国民が英雄視したら、「戦争賛美」や「軍国主義」になるのであれば、日本を除く世界中すべての国が「戦争賛美の軍国主義国」ということになる。


 戦後、日本の複数の首相経験者が「靖国神社を参拝したことはなく、今後も参拝しない」と発言してきた。中には「中国の友だちが嫌がるから、靖国神社には参拝しない」と言った首相もいた。


 靖国神社に祀られた英霊たちは、そんな元首相や今の日本をどう思っているのか。さまざまな考えをめぐらせた1日だった。





 ■ケント・ギルバート 米カリフォルニア州弁護士、タレント。1952年、米アイダホ州生まれ。71年に初来日。著書に『儒教に支配された中国人・韓国人の悲劇』(講談社+α新書)、『トランプ大統領が嗤う日本人の傾向と対策』(産経新聞出版)、『日本覚醒』(宝島社)など。















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米国人歴史学者の改憲論 『日本国憲法は日本人の恥である』

2018-02-24 12:11:31 | 歴史
米国人歴史学者の改憲論 『日本国憲法は日本人の恥である』 ジェイソン・モーガン著


http://www.sankei.com/life/news/180224/lif1802240010-n1.html


「日本国憲法はGHQが日本に押し付けた“不平等条約”であり、一方的に自分たちの正義を振りかざすリベラリストによってつくられた“日本支配計画書”にすぎない」


 著者のジェイソン・モーガン氏(麗澤大学外国語学部助教)はそう喝破する。そして、国際法上あり得ない形で日本にメード・イン・USAの憲法を一方的に押し付けた米国は言うまでもなく、それを戦後70年以上にわたって見直してこなかった日本も主権国家として恥じるべきであり、「日本が真の独立を果たすためには、一日も早い憲法改正が必要だ」と主張する。



 米国ルイジアナ州生まれのモーガン氏は、「日本は軍国主義の侵略国家で、米国は絶対的な正義だ」という教育を受けたと言う。だがその後、歴史学者として近現代史を検証する中で、それが捏造(ねつぞう)されたプロパガンダであること、また事あるごとに中国、韓国が繰り返す“根拠なき反日”も、その流れを汲(く)んだものにすぎないことに気づいた。

 彼は反日に凝り固まる米国歴史学会に反論したが、論文は無視され、異端者扱いされることとなった。米国歴史学会は旧態依然としたリベラリストに牛耳られているのだ。



「リベラルの世界はオオカミがオオカミを喰(く)う世界だが、その時代は終わろうとしている。それに対して日本は、すべての人がともに生きようとする世界だ。これからは日本の時代です」

 モーガン氏は「そのためにこそ日本人自らの手による憲法が必須だ」と訴えている。(悟空出版・1200円+税)











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歴史戦を1人で戦う元自衛官

2017-08-05 21:47:26 | 歴史
歴史戦を1人で戦う元自衛官


http://www.sankei.com/world/news/170805/wor1708050020-n1.html


韓国で出国禁止となっている元自衛官、奥茂治氏(69)の滞在は40日を超えた。奥氏は6月24日に那覇を出発、仁川に到着直後、捜査員に手錠をかけられて忠清南道天安市の警察に連行された。

 “韓国での出国禁止と検察取り調べの体験者”としての縁もあり、筆者は出発前から奥氏に話を聞いてきた。数日前の国際電話では「辛い食べ物で最近少し腹を下したが健康はおおむね良好」と話していた。

 奥氏は検察の呼び出しがあれば出頭するが、それ以外は1泊約5千円のホテルで暮らす。宿の経営者やコックらに日本風のカレーライスを振る舞って大受けするなど“日韓交流”にも一役買っている。

 ただ、カレーに舌鼓を打つ韓国人も平成27年12月、安倍晋三首相が元慰安婦に対する謝罪を表明した上で日本政府が10億円を拠出し、慰安婦問題の解決へ向け日韓両政府が、最終的かつ不可逆的に合意したことや、奥氏がなぜ碑文を変更し、捜査を受けているかについて、まったく知らなかったという。

 ほとんどの韓国人は慰安婦問題について日本の責任を追及する材料としてのみ、意味を見いだす。日本側がどのような努力をしているか、韓国側にどのような義務や問題点があるかには関心がない。そもそもメディアも政府もそんな発展的な観点でものを見たり、伝えたりすることに消極的だからだが、奥氏の体験もそれを裏打ちするものだろう。



   
×  ×  ×




 奥氏に対する捜査状況は興味深い展開となっている。容疑は天安市の国立墓地にある石碑の上に新たな石板を張り付けたことによる公用物損壊と、無断で墓地に立ち入った不法侵入だ。奥氏は行為については自ら行ったと認めた上で、処罰に当たらないと主張している。


石碑は、日本統治時代の済州島で「慰安婦狩り」をしたと虚偽を流布した故吉田清治氏が設置した「謝罪碑」だ。吉田氏の相続人で石碑の所有権を持つ長男が「碑に刻まれた虚偽の文言を放置しておくことは未来の日韓関係によくない」と、碑文の変更を切望。相談を受けた奥氏が「慰霊碑」と刻まれた石板を設置したものだ。

 奥氏も「そもそも24時間開放されていて誰でも出入り自由なのだから不法侵入はないでしょう。損壊についても、所有権を相続した吉田氏の長男が撤去を希望したが固定されていて困難だったので、新たな文言を刻んだ石板を設置してきたわけです」と笑う。



  
×  ×  ×



 これまでに奥氏は検事から「あなたが有利になる証拠をすべて持ってきなさい」と言われ、26年8月5日付朝日新聞朝刊の記事の韓国語訳などを提出した。

 奥氏は取り調べで警察官や検事らに「あなた方は、朝鮮半島で日本が慰安婦狩りをしたという吉田清治という人物の証言が虚偽だったということ、それを伝えてきた朝日新聞も、その報道を取り消したことを知っているか」と尋ねてきた。知っている者はいなかった。奥氏はたった1人で韓国の歴史認識を正す戦いに挑んでいるといえる。

 「吉田清治」にからむ16本の記事を取り消して昨日で3年。この間朝日新聞は慰安婦問題の誤解を解き、事実を伝える努力をしてきたか。国連をはじめ全世界に過ちを謝罪し、正確な事実を伝えるべきだし、韓国の政府やメディア、国民に向け丁寧に歴史の真実を発信すべきであった。

 30年以上も拡散されてきた吉田清治氏の虚偽は現在、韓国、中国人のみならず一部の日本人の手によっても「少女20万人を朝鮮半島から連行して性奴隷にした」など、さらに大きなウソの塊に育てられ、世界に憎悪のタネをまき散らしている。

2017.8.5









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外務省はまたもや祖国を「強制労働」「奴隷労働」の国として貶めるのか 

2017-07-04 13:27:16 | 歴史
【櫻井よしこ 美しき勁き国へ】


外務省はまたもや祖国を「強制労働」「奴隷労働」の国として貶めるのか 

事実に反する小さな妥協が致命的な“蟻の一穴”に


http://www.sankei.com/politics/news/170704/plt1707040007-n1.html


灼かれるような苦しい夏が日本に、やってくる。

 6月29日、ソウルの日本大使館前に違法に設置された慰安婦像が公共造形物として保護されることになった。30日には在米韓国系団体が「女性20万人、日本軍の性奴隷」と喧伝(けんでん)、米ジョージア州ブルックヘブン市の公園に米国で2つ目の慰安婦像を設置した。

 ユネスコ(国連教育科学文化機関)の「世界の記憶」(記憶遺産)の登録小委員会は藤岡信勝氏らの「中国大陸における通州事件とチベット人虐殺」の歴史資料登録申請を、特定の視点を示すとして除外する旨通告した。一方、日中韓などの団体の「慰安婦の証言」は、特定の視点に立つが除外通告はない。


 国連人権理事会特別報告者、ジョセフ・ケナタッチ氏は世界の圧倒的多数の国がもっと厳しい法律を備えるのに、日本の「テロ等準備罪」は「表現の自由を不当に制約する」として、同じくデービッド・ケイ氏も「慰安婦問題など歴史問題の解釈に日本政府が介入」として、非難した。

 偏見に満ちた両氏の発言が国連の権威をまとって日本を糾弾する。元をたどれば日本発の日本非難が、中韓欧米諸国との連携で日本包囲の国際的枠組みとなりつつある。


今月下旬、「明治日本の産業革命遺産」としてユネスコ世界遺産に登録された長崎県・端島(はしま)を描いた、強烈な反日映画「軍艦島」が韓国で封切られる。柳昇完(リュ・スンワン)監督は「強制連行」や「奴隷労働」の苦しみを「映画的想像力を加味し」製作したと語る。


 だが、強制連行も奴隷労働も事実ではない。端島の炭鉱で働いていた宮崎県在住の松本栄氏(88)は「終戦後に帰国を拒まれ行き場のなかった朝鮮半島出身者が端島に戻って働いた」「戦時中に坑内で大けがを負った半島出身者が生活保護を受け社宅に住み続けた」と証言している(2017年1月14日付長崎新聞)。



 反日で知られる韓国の盧武鉉大統領でさえ05年8月、徴用工問題は「請求権協定で日本から受け取った無償3億ドルは(中略)強制動員被害補償問題解決の性格の資金等が包括的に勘案されている」として、事実上、決着済みとした。

 それでも韓国側は事実を捏造(ねつぞう)して、総人口5千万人中2千万人以上の観客動員を目指す。巨大な反日感情の渦が生じるのは避けられず、文在寅政権は徴用工問題で日本に「約束の履行」を求めるだろう。約束とは明治産業革命遺産の登録に際して、わが国外務省が犯した信じ難くも不条理な妥協のことだ。



明治とは時代も異なり、事実でないにもかかわらず、外務省は朝鮮半島の人々を意に反して連行し、「forced to work」(強制的に働かせた)と表明、そのことを記憶し続けるために「情報センターを設置する」と約束したのだ。


 韓国側の反日感情に怖気づいて外務省が再び妥協すれば、端島だけでなく明治産業革命遺産に登録された他の史跡にも次々と情報センターや碑が立てられかねない。「強制労働」はILO(国際労働機関)以下、世界が厳しく禁じる時効のない犯罪である。「forced to work」だと認めたのは取り返しのつかない失敗だ。


 外務省はその後、これは強制労働を示す表現ではなく、「働かせた」の意味だと弁明したが、言葉どおりの解釈は「強制労働」である。わが国は慰安婦問題では主張もせずに「性奴隷」という不名誉な非難を受けるに至った。外務省はまたもや「強制労働」「奴隷労働」の国として祖国を貶めるのか。


 ILO29号条約は「処罰の脅威の下に強要され」る労働を強制労働と定義し、「緊急の場合、即ち戦争、火災、洪水、飢饉、地震…」などへの対処としての強制労働を例外として許容している。日本政府は29号条約を盾に端島などでの徴用は強制労働ではないとの立場をとる。ただ、ILOの見解は異なる。


弁護士の和田衞氏は、ILOの条約勧告適用専門家委員会が、「緊急」の意味を狭義でとらえていること、強制労働は真に差し迫った状況に限定して認められるとの立場から、端島など日本の戦時徴用は強制労働に当たると解釈している旨をこう指摘する。


 「国際労務法の学者にも同様の意見が多いのです。専門家委員会は1999年から毎年のように戦時徴用について早く救済せよという意見を日本に出しています。他方で、補償問題は条約で全て解決済みという日本政府の主張は正しいとも認めています」


 矛盾する意見だが、国家間の問題が条約で解決されても国民はどうなるのかという疑問に配慮しているのが専門家委員会の意見であり、日本は対応を迫られている。


 加えて、韓国が司法解釈を根底から変えたことが日本の歴史問題に関する法的環境を革命的に変えた。

 盧大統領の徴用工問題は事実上、解決済みとの結論は前述した。だが、李明博政権下の2012年、韓国大法院は1910年の日韓併合自体を無効とした。司法上も外交上も本来あり得ない暴論だが、徴用工問題を含む年来の司法判断が根底から覆されることになった。


 すでに韓国では三菱マテリアル、新日鉄住金など日本企業72社が訴えられている。弁護団の支援に米国人弁護士も加わり、日本側敗訴の場合、「外国判決の承認」という手法で企業の在米資産が差し押さえられる可能性もある。

 事実に反する小さな妥協が致命的な「蟻の一穴」になるのである。この厳しい状況が、炎暑の中で、日本人に突きつけられるのではないかと、私は恐れている。


2017.7.4













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吉田清治氏の慰安婦謝罪碑書き換え 韓国警察が元自衛官の奥茂治氏を出国禁止 損壊容疑で取り調べ

2017-06-26 12:44:01 | 歴史
吉田清治氏の慰安婦謝罪碑書き換え 韓国警察が元自衛官の奥茂治氏を出国禁止 損壊容疑で取り調べ


http://www.sankei.com/world/news/170626/wor1706260007-n1.html


朝鮮半島で女性を強制連行したと偽証した故吉田清治氏が韓国の国立墓地に建立した謝罪碑を勝手に書き換えたとして、韓国警察が元自衛官の奥茂治氏(69)を一時拘束していたことが25日、分かった。奥氏は拘束を解かれたが、出国禁止措置が取られているという。


 奥氏によると、24日午後、仁川(インチョン)国際空港に到着したところ、捜査員に手錠をかけられ、中部の忠清南道(チュンチョンナムド)天安(チョナン)市の警察署に連行された。容疑は公用物損壊や不法侵入の疑いだと告げられたという。取り調べで、奥氏が碑文の書き換えの事実については認めたため、25日未明に拘束を解かれ、現在は市内のホテルで待機している。今後、検察が在宅で取り調べを行う見通し。


 吉田氏は、慰安婦らを「奴隷狩り」のように強制連行した張本人だと名乗り出て、朝日新聞が1980~90年代初頭に紙面で集中的に取り上げた。83年には、著書の印税で天安市の国立墓地「望郷の丘」に「あなたは日本の侵略戦争のために徴用され、強制連行されて…」と記した謝罪碑を建立していた。


朝日新聞は2014年、吉田証言を「虚偽」と判断し、関連記事を取り消した。吉田氏の長男が「父の虚偽で日韓両国民が対立することに耐えられない」「間違いを正せるのは私しかいない」として、謝罪碑の撤去を奥氏に相談。奥氏は今年3月、撤去する代わりに、元の碑文の上に「慰霊碑 吉田雄兎(ゆうと=吉田氏の本名) 日本国 福岡」と韓国語で記した別の碑を張り付けた。


 これを受け、韓国警察が奥氏に出頭を要請。奥氏は出頭に応じるため、24日に韓国入りした。


 奥氏は産経新聞の取材に「韓国では吉田証言の嘘について認知されていない。裁判ではっきりと説明していきたい」と話している。

2017.6.26







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文科省と外務省の怠惰で中韓に媚びる歴史教科書 自国の主張教えなければ国益守れない

2017-06-15 19:36:11 | 歴史
文科省と外務省の怠惰で中韓に媚びる歴史教科書 自国の主張教えなければ国益守れない


http://www.zakzak.co.jp/soc/news/170615/soc1706150008-n1.html




 最近、『世界と日本がわかる 最強の世界史』『日本と世界がわかる 最強の日本史』(ともに扶桑社新書)という拙著を刊行し、売れ行き好調だ。「世界が納得し、中国や韓国も黙る日本国家の正史」という触れ込みである。日本国家の外交的主張を、リベラルな人たちも含めて世界で通用するように論じた史書がないことを、憂いて書いたものだ。


 子供たちが学ぶ歴史教科書を見ると、推古天皇以前の天皇の名前は書かれていない。やや保守的と言われる一部の教科書だけで、仁徳天皇の名が大仙古墳(かつての仁徳天皇陵)の中で紹介されたり、神武天皇の名が歴史でなく「神話」として登場するにとどまる。



 今年2月ごろ、聖徳太子の名が一時抹消されると話題になった。後世になって使われた固有名詞や用語を、統一方針として排除して当時の名称にこだわるなら、太平洋戦争をやめて大東亜戦争にしなくてはならないから、首尾一貫しているわけではない。天皇の名前などは、宮内庁が使っているようにすべきだ。


 古代日本は朝鮮半島南部を支配し、任那(みまな)と呼ばれていた。中国や韓国の史書にも記述があっても、「韓国が嫌がるから」と教科書に書かれなくなってきている。



 社会主義国家の中国でも、建国の経緯では三皇五帝を紹介している。逆に、中国の皇帝が周辺諸国の国王を任命した「冊封(さくほう)体制」など、中国の教科書にすら登場しないのに、「媚中学者」の意見に従い、東アジアの国際関係の基本秩序だと強調されている。


 外交史については、どこの国でも自国の政府がとっている認識を国民が共有するよう教科書は書かれている。中国や韓国の意見に同調する学者や、逆に東京裁判などについて政府より否定的に見る保守派の意見も、異論として紹介するに留めるべきだ。



 外務省が、中国や韓国に媚びて、領土など外交関係につき「正史」的な考え方をまとめていないのはおかしい。島根県・竹島など、記述をためらうべきではない。文部科学省が、専門分野ごとの学者の気ままな縦割り論理に従うのも、根本的に間違っている。



 日中韓がともに、お互いの立場も教えるのなら一案である。だが、中韓の国民は自国の主張を子供のときからたたき込まれる一方、日本人は教えられたこともないのでは、国益は守れない。


 中韓の地名や人名について、「現地読み」か「日本語読み」か、地理と歴史でも、各分野の学者の気まぐれでバラバラの扱いがされている。政府が方針を決めるべきであり、文科省も外務省も怠惰と言うほかない。





 ■八幡和郎(やわた・かずお) 1951年、滋賀県生まれ。東大法学部卒業後、通産省入省。フランス国立行政学院(ENA)留学。大臣官房情報管理課長、国土庁長官官房参事官などを歴任し、退官。作家、評論家として新聞やテレビで活躍。徳島文理大学教授。著書に『世界と日本がわかる 最強の世界史』(扶桑社新書)、『蓮舫「二重国籍」のデタラメ』(飛鳥新社)など多数。








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金正恩氏斬首後の「不統一国家」 度を超す自己主張+激高しやすい民族性+偏狭な民族&共産主義者が入り乱れ…

2017-05-08 12:56:38 | 歴史
【野口裕之の軍事情勢】

金正恩氏斬首後の「不統一国家」 度を超す自己主張+激高しやすい民族性+偏狭な民族&共産主義者が入り乱れ…


http://www.sankei.com/premium/news/170508/prm1705080007-n1.html


韓国の新政権発足に伴い、米トランプ政権にはぜひ、大東亜戦争(1941~45年)後の朝鮮半島情勢を学習してほしい。朝鮮人が国家体制にかかわらず、いかに統治能力を欠く致命的欠陥を持っているかを知ることは、朝鮮労働党の金正恩委員長が主導する北朝鮮を排除して誕生する?「新国家」との付き合い方や間合いの取り方に資するためだ。


 中国を後ろ盾にした北朝鮮主導の南北統一国家が朝鮮半島に樹立される事態は、核兵器で自国の要求を通そうとする反日国家の現出を意味し、わが国の国運を傾かせる。もっとも、いずれの国家形態であろうと、度を超した自己主張+激高しやすい民族性+偏狭な民族主義者&共産主義者が入り乱れ=一致団結して建国に邁進するまとまりに欠け、日米はじめ国際社会をあきれさせるだろう。


 折しも、CIA(米中央情報局)のマイク・ポンペオ長官が4月末、韓国入りした。韓国大統領選挙後の米韓関係や金正恩政権崩壊後の国体や半島情勢などについて、韓国の情報機関・国家情報院の李炳浩院長らと意見交換したもようだ。




◇強弁だけの「抗日戦」


 大日本帝国は1945年8月15日、大東亜戦争敗戦を国民に知らせた。無政府状態を憂うわが国の朝鮮総督府は《朝鮮建国準備委員会》設置を比較的冷静・公平に対処できる朝鮮人指導者に要請した。ソ連軍侵攻→朝鮮人政治・思想犯の釈放・流出→朝鮮共産化→日本人への掠奪・暴行…が想定され、朝鮮人釈放や治安維持への協力を取り付ける意図もあった。


 だが、自治組織に過ぎぬ朝鮮建国準備委員会は1945年9月6日《朝鮮人民共和国》を樹立し“独立”を宣言してしまう。


 一連の流れの中で、朝鮮総督の阿部信行・陸軍大将(元首相/1875~1953年)や朝鮮軍管区司令官の上月良夫・陸軍中将(1886~1971年)が総督府はじめ主要な建物から日章旗を降ろし、太極旗(現韓国国旗)を掲揚させる。


 しかし“独立宣言”直後、進駐してきた米軍は太極旗を降ろさせ、日章旗を再び掲揚させた。米軍の軍政が本格的に始まるや、日章旗が星条旗へと付け替えられた。なぜか-。



 米国は日章旗掲揚で朝鮮=日本だと公認。自らの軍政に正当性を持たせた。朝鮮が日本と別国家ならば、米国が朝鮮を「解放」したことになり、解放後は統治を朝鮮に任せる過程を生む。これを嫌った米国は終戦直後、米軍上陸前の統治を総督府に密命した。治安も朝鮮軍管区や日本の官憲に担わせた。


 上陸後も、日本人官吏は相当期間米軍の軍政を支援、治安も軌道に乗るまで日本側が協力した。日本側の統治能力や軍紀を大いに評価していた背景もあった。反面、米国は当初、朝鮮人を軍政より徹底的に遠ざけた。結果、朝鮮人の軍政登用は牛歩で進められた。なぜか-。

 統治能力欠落+度を超した自己主張+激高しやすい民族性+偏狭な民族主義者&共産主義者が入り乱れ=一致団結して建国に邁進するまとまりに欠けている…など、こと朝鮮人に関し米国の学習能力は高かった。


 実際1945年秋、30もの朝鮮人軍閥が警察署や新聞社、企業・工場・商店を勝手に接収。米軍は武装解除を強制したが効果は限られた。政党や政治結社も200近くにのぼり、指導者は内部抗争を繰り返し暗殺・テロが横行した。


 そもそも、自治組織がなぜか“独立宣言”して出来上がった《朝鮮人民共和国》ですら中華民国に建てた韓国臨時政府と対立。2つの“政府”それぞれの内部でも抗争に明け暮れた。米国は朝鮮人の政党も政治活動も全く認めなかったのに、この有り様であった。

 かくなる混乱では、38度線の北側に陣取るソ連軍に対する力の均衡維持はおぼつかない。米国の最重要課題はソ連の半島支配阻止で、南朝鮮独立は副次程度の認識だった。米国は、曲がりなりにも内閣・政府を通じ権力を行使した日本と同じ統治形態ではなく、韓国に直接軍政を敷いた正解を噛み締めた。




◇日本の欠陥憲法よりひどい韓国の歪曲憲法


 さて、統一国家か南北分断国家か、あるいは民主国家か否かは別として、「新国家」樹立に伴い、新生政府は「史実の貼り替え」に着手。憲法改正、いや憲法粉飾で「見事な腕前」を発揮するに違いあるまい。

 韓国では憲法上、韓国が日本となった《日韓併合/1910~45年》は存在せず、代わりに併合期の《3・1運動/1919年3月1日》を起点とする建国物語が記されている。


 筆者は3・1を反日暴動、韓国は「独立運動」と認識するが、たった2カ月で収束。米国の独立戦争(1775~83年)のような長期・大規模戦争を思い描くのは誤り。日本国憲法は“不磨の大典”を気取り進化を放棄しているが、韓国憲法は研磨し過ぎでバーチャル世界に踏み込んだ。生い立ちのいかがわしさ故に出来の悪い日本の欠陥憲法の方が、まだマシか…。


韓国憲法前文にはこうある。

 《悠久の歴史と伝統に輝くわが大韓国民は、3・1運動で建立された大韓民国(韓国)臨時政府の法統…を継承》


 朝鮮人が日韓併合期の3・1運動に際し独立を宣言した点は史実。ただ、憲法が宣言を捉え、建国をうたうのは無理スジだ。このシナリオだと、韓国は大韓帝国の正統後継国家で、日韓併合は史上存在しなくなる。《大韓帝国→大日本帝国→米国軍政→韓国》との正史ではなく《大韓帝国→日本の植民地→韓国臨時政府→韓国》との虚構だ。日韓併合は国際法上合法なのだが、韓国は朝鮮も大韓帝国も世界地図から消えた哀史を正視できないでいる。


 3・1運動は2カ月で終わった上、参加者は多いが逮捕→服役者は少なく、量刑も軽かった。何よりも初代大統領・李承晩(1875~1965年)が大東亜戦争後の1948年に行った独立宣言の正当性まで問われかねず、運動に建国の起点を見いだすのは難しい(諸説アリ)。


 確かに韓国臨時政府は1919年、中華民国・上海で結成され、その後、各地を転々とした。ところが、適性を疑われ連合・枢軸国双方が国際承認を拒んだ。


 現に、「韓国臨時政府主席」の金九(1876~1949年)は戦後、個人資格で“帰国”。自伝で憂いた。

 《心配だったのは(大東亜)戦争で何の役割も果たしていないため、将来の国際関係において、発言権が弱くなること》





◇一蹴された連合国資格と棚ぼた式の独立


 そう。近代に入り、日本と朝鮮は本格的に矛を交えておらぬ。まともな対日ゲリラ抗戦もゼロ。韓国は「日帝を負かして独立した」のではない。先述したが、終戦3年後、半島で統一国家建設をたくらむソ連に対抗した対日戦勝国・米国が長期信託統治を断念。米国に独立を大きく前倒ししてもらった棚ぼた式だった。

 だのに、韓国の「連合国願望」は筋金入りだ。


 李承晩は長崎県・対馬の「返還」要求と抱き合わせで、領土も画定する「サンフランシスコ講和条約署名国の資格が有る」と1949年、米国に訴えた。戦勝国=連合国入りさせろ-とゴネたのだ。駐韓米大使は米政府に口添えした。ワケがある。韓国は在日朝鮮民族の連合国民扱い=賠償を求めるなど国際の法・常識を無視する数多の無理難題を吹っ掛けたが、日本は無論、米国もほぼ呑めぬ内容だった。米国は難題を押さえ込むべく、韓国の署名要求を預かり、条約草案で一旦は締結国リストに加えた。


 けれども、日韓は戦っていないと英国が異を唱え、朝鮮戦争(1950~53年休戦)を共に戦っていた米国も英国にならう。米国は《連合国共同宣言》への署名(1942年)がないとも指摘したが、韓国は執拗に食い下がった。連合国共同宣言参加国は最終的に47カ国。全物的・人的資源を対枢軸国用戦力に充てる方針に同意していた。

 間の悪いことに、フィリピン独立準備政府や多くの亡命政府も参加していた上、連合国(United Nations)なる用語が共同宣言で正式採用された。交渉過程で韓国は、日本の講和条約締結を終始妨害し、島根県・竹島の韓国編入すら主張した。結局、韓国が得たのは在朝鮮半島の日本資産移管のみ。講和会議へのオブザーバー参加も拒絶された。


 日本だった朝鮮の人々は、欧州列強の植民地兵のごとく人間の盾にされもせず、日本軍将兵として戦った。朝鮮人高級軍人の武勇は目覚ましく、触発された朝鮮人が志願兵募集に殺到した。1942年と43年の場合、募集各4000名/6000名にそれぞれ25万5000人と30万人超が受験。競争倍率63~50倍が裏付ける朝鮮人の戦意に日本=朝鮮一体を確信する米国専門家もいた。朝鮮人の軍人・軍属は24万2000人以上。2万1000柱の朝鮮人英霊が靖国神社に祭られる。



 国際社会に連合国資格を一蹴されても、韓国は歴史の粉飾・捏造に耽った。韓国臨時政府は1940年、中華民国内で《韓国光復軍》を立ち上げる。韓国の教科書にも載るが、2013年の光復軍創立73周年、韓国メディアは光復軍について講釈した。


 《英軍と連合して1944年のインパール戦闘をはじめ、45年7月までミャンマー(ビルマ)各地で対日作戦を遂行した》


 実は、光復軍の動員計画は遅れ、創設1年目の兵力は300人。米CIAの前身で抵抗活動を支援するOSS(戦略諜報局)協力の下、朝鮮半島内で潜入破壊活動を考えたが、日本降伏が先になった。



 作家・池波正太郎(1923~90年)によれば、剣客は真剣での立ち合いに敗れると、相手と10年後の勝負を契る。再び負ければさらに10年後と、勝って自信を取り戻すまで挑み続ける。が、日韓関係は池波の逸話とは微妙に違う。繰り返すが、韓国は日本と戦ってはいない。独立を勝ち取ったのでもなく、日本を負かした米国の進駐で、棚ぼた式に日本統治の終わりを迎えた。従って、歴史を正視すると永久に自信は取り戻せない。取り戻すには、歴史の粉飾・捏造が手っ取り早い。

 邦家の命運を外国に委ねる日本のお粗末憲法でさえ、歴史はデリートしてはいない。

2017.5.8









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金正男氏の暗殺で蘇る120年前の悲運の朝鮮人 遺体斬刑が日清戦争の導火線となった歴史は繰り返すのか

2017-02-27 11:34:29 | 歴史
金正男氏の暗殺で蘇る120年前の悲運の朝鮮人 遺体斬刑が日清戦争の導火線となった歴史は繰り返すのか


http://www.sankei.com/premium/news/170227/prm1702270003-n1.html



北朝鮮の金正日総書記(1941~2011年)の長男・金正男氏がマレーシアのクアラルンプール国際空港で暗殺されたテロは、120年の時をさかのぼり、とある悲運の朝鮮人を現代に蘇らせた。



 金玉均(1851~94年)


 異国の地で、回転式拳銃で暗殺された後、胴体を川に棄てられ、首/片手・片足/残りの手足を、それぞれ自国の別々の地でさらされた。遺体を斬刑に処すのは朝鮮の伝統だ。


 李氏朝鮮(1392~1910年)末期、王朝内の守旧派にとって、清国からの完全独立や、大日本帝國が成し遂げた明治維新を範とし朝鮮近代化を目指す金玉均は、目障りこの上ない存在であった。金玉均は日本の立憲君主制をお手本としたが、北朝鮮の「世襲制度」を批判した金正男氏と重なる部分を認める。


 金正男氏暗殺以降、安全保障・公安関係者と接触すると、金玉均の話が結構持ち上がる。古今の朝鮮が墨守する恐怖政治の「国柄」にもがき、祖国の守旧派ににらまれた末の悲劇…など、「二人の金」の運命を見つめ直すと、情勢分析の一助になるためだ。

 「ひょっとしたら、金正男氏の遺体が北朝鮮に引き取られていたら斬刑に処され、さらされたのでは」と観測する関係者もいた。しかし、最も注目すべきは、金玉均暗殺が《明治二十七八年戦役=日清戦争/1894~95年》の導火線の一つとなった史実。


 折しも、韓国は朴槿恵大統領のスキャンダルで、乏しい統治機能が一層低下している。韓国の政治不安と金正男氏暗殺に、北朝鮮の兄弟国・中国がどう出るのかも、不透明だ。

 何より、北朝鮮の核・大陸間弾道ミサイル(ICBM)の完成を待たず「攻勢」に移る-そんな観測も出始めた米トランプ政権と、体制引き締めに向け戦争を辞さない構えをチラつかせ、揚げ句、間合いを間違え戦争に突入する懸念が排除できない朝鮮労働党の金正恩委員長率いる北朝鮮指導部とのせめぎ合いの結末が気になる。


 本年は、朝鮮戦争(1950年~)が休戦中に過ぎぬ現実を、近年なかったほど自覚する年になるに違いない。




◇哀れな「事大主義」外交


 金玉均の暗殺は明治27(1894)年3月。日本に亡命中の金玉均は上海におびき寄せられ、暗殺された。清国と朝鮮の共同謀略に遭難したのだった。李氏朝鮮の第26代王・高宗(1852~1919年)の妃・閔妃(1851~95年)らを“主役”とする、暗殺前後の経緯はこうだ。


 【第一幕】閔妃は義父・興宣大院君(1820~98年)の有した実権を奪うや、大院君の攘夷政策を一転、開国路線に舵を切り、欧露に先駆けて真っ先に日本と外交条約を締結。日本は朝鮮を、清国の冊封より独立した、国家主権を持つ独立国である旨を明記し、軍の近代化に協力した。


 【第二幕】結果、新旧2種の軍が並列。そこに旧式軍隊への待遇・給与未払い問題が絡み、《大院君派》が旧式軍隊を利用、呼応して1882年、大規模な反乱《壬午事変》を起こす。《閔派》に加え、近代化を果たした日本に学び、朝鮮を清国より完全独立させ、立憲君主国を目指す《開化派》、さらに日本人の軍事顧問や外交官らを殺害・駆逐。大院君は復権する。


 【第三幕】王宮を脱出した閔妃は、朝鮮駐屯の清国軍を頼る。清国は反乱鎮圧などを口実に漢城(ソウル)に軍を増派し、反乱を指揮したとして大院君を清国に幽閉する。閔妃は、清国への依存を深めていく。


 日本も日本公使館警備に向け条約を結び、朝鮮に派兵し、日清戦争の火ダネの一つとなる。


 【第四幕】開化派は閔妃の清国服属に反発し1884年、クーデター《甲申政変》を決行する。清国や妻=閔一族に実権を握られていた王・高宗もクーデターを快諾した。が、閔派の通報を受けた清国が1500名を派兵。高宗の求めで、王宮警護に就いていた日本公使館警備部隊150名との間で戦闘となる。結局、3日で制圧される。


 【第五幕】甲申政変の失敗で、開化派の指導者・金玉均は、過去の日本滞在で培った人脈を頼りに、日本に亡命する。慶應義塾の福澤諭吉(1835~1901年)や、政治結社・玄洋社の総帥・頭山満(1855~1945年)、後の首相・犬養毅(1855~1932年)ら欧米列強のアジア侵出を憂うアジア主義者の庇護を受け、再起を期していた。だが、体制固めを強行する閔派にとっては危険分子で、日本に再三、引渡しを要求した。


 日本政府は日朝間に犯罪人引渡し条約が締結されていない上、政治犯だとみなして、要求を拒絶した。


 【第六幕】朝鮮側は、今も「国技」として伝承される拉致目的で諜者を日本に潜入させるも失敗。いよいよ、暗殺に舵を切るものの、これもまた失敗に終わる。

 日清間で1885年、日清双方の朝鮮半島撤兵と、やむを得ず再出兵するに当たっての事前通告義務をうたった《天津条約》を締結する。条約により日本は、朝鮮の独立を担保しようと考えたのだ。


 【第七幕】朝鮮が送り込んだ刺客と、朝鮮と謀議した在日清国公使館の諜者は、日本国内でジワジワと金玉均に接近。最後は「朝鮮政府の要職に就かせ、必ずや内政改革を担わせる」と、ニセ条件をぶらさげ、金玉均を清国上海におびき出した。日本国内の支援者も罠とみて反対し、金玉均自身も疑ってはいたが「虎穴に入らずんば虎子を得ず」の意志で上海に赴き、非業の死を遂げた。


 【第八幕】暗殺成功に大喜びした清国は、逮捕した朝鮮人刺客と金玉均の遺体を清国海軍の軍艦で朝鮮に送り届けてしまう。


 【第九幕】日本人は金玉均に深く同情した。反面、清国・朝鮮の残虐非道の手口や公正を欠く処置を大いに非難した。同時に、日本政府の弱腰姿勢もやり玉に挙げられ、金玉均の遺体引取り運動が起こった。この時点で既に「屍への惨刑」が予想されていた証左。実際、日本政府も「屍への惨刑が朝鮮古来の習慣であろうと、国際の信用を著しく損なう」と申し入れた。ところが、朝鮮側は「古来の刑律」をタテに拒絶する。


 【第十幕】日本の申し入れにもかかわらず、金玉均の遺体はバラバラに寸断された。首と四肢は獄門台にさらされ、胴体は漢江に棄てられた。その後、冒頭述べた通り、首/片手・片足/残りの手足を、それぞれ別の地域に送り、さらした。


 本人だけでなく、家族・親族・友人まで罰せられた。



 【終幕】金玉均の遺髪や衣服の一部は密かに日本に持ち込まれ、東京・浅草の寺で営まれた葬儀では、多くの政治家や一般国民が手を合わせた。かくして、日本国内では《清朝同罪論》が熱を帯び、「清国と朝鮮を討伐せよ」といった世論が盛り上がった。


 ただし、金玉均の暗殺→遺体への斬刑だけで、激高するほど日本国民は「朝鮮的」ではない。《長崎事件》など、清国とその子分・朝鮮の相次ぐ傲岸無礼に対し、堪忍袋の緒が切れたのだった。長崎事件は、清国なる大国の正体をよく表している。



 明治19(1886)年、清国海軍北洋艦隊の定遠など4隻が修理のため長崎港に入港した。勝手に上陸した延べ800名の水兵が2日間にわたり、泥酔し、商店に押し入り金品を強奪したり、交番前で放尿したり、婦女子を追いかけ回す乱暴狼藉の限りを尽くす。鎮圧の官憲と斬り合いになり、清国海軍水兵の他、日本の官憲や一般市民を含む大勢の死傷者を出した。けれども、軍事力で圧倒する清国は謝罪をせず、居丈高な態度を改めなかった。


 無論のこと、長崎事件に対する世論の怒りだけでも日清戦争には至らない。


 そもそも日清戦争前夜、清国から日本列島南部に、匕首を突き付けるように伸びる朝鮮半島は、わが国の生命線であった。日本の安全と朝鮮半島の安定は同義といってよい。


 清国はロシアがアジア進出を狙うシベリア鉄道建設に脅え、朝鮮へのさらなる影響力を確保せんと考えた。日本も同じく、ロシアが朝鮮→日本と侵出してくる事態を国家存亡の危機と認識していた。最悪の場合、清国と戦端を開いても、朝鮮半島の安定=緩衝帯を構築する覚悟が国家戦略となったのである。


 かくなる緊張下、役人の汚職や増税に怒る農民が新宗教と結び付いて1894年《甲午農民戦争》を起こす(大院君の陰謀説アリ)。一揆は朝鮮軍を撃破し続け、閔派はまたも清国に援兵を求める。当然、天津条約(既述)上の権利で、日本も出兵を決断。クーデターで閔派を追放した大院君派は、日本に清国軍掃討を要請し、日清戦争に突入する。 



 振り返れば、わが国は朝鮮を近代化し、清国との主従関係を断ち切らせる他、国家の存続を図れなかったが、肝心の朝鮮の腰はまったく定まらなかった。李氏朝鮮は末期、清国→日本→清国→日本→ロシア→日本→ロシア…と、内外情勢変化の度に、すがる先をコロコロと変えていった。《小》が《大》に《事(つか)える》ので《事大主義》と呼ぶ。強国に弱国が服従する哀れな外交形態だ。


 朴槿恵大統領の父、朴正煕元大統領(1917~79年)は暗殺される前「民族の悪い遺産」の筆頭に事大主義を挙げ、改革を模索した。皮肉にも、北朝鮮は「悪い遺産」を嫌悪し自主・自立を意味する《主体思想》を看板に、米国と対立するのみならず、中国にも反発し始めた。





◇「二人の金」の相違点と類似点


 つまり、金玉均は《事大主義》の、金正男氏は《主体思想》の、正反対の主義・思想に押し潰された犠牲者といえるだろう。 

 他にも相違点はあるが少ない。金玉均が祖国に対するクーデター《甲申政変》を起こした後、金正男の方は金正恩委員長に反旗を翻すことなく、暗殺された点ぐらい。

 むしろ、共通点が多い。


 (1)金玉均の遺体は切断されて、さらされた。一方、金正男氏も闇から闇ではなく、ビデオカメラだらけの国際空港という、メディア映像が世界中に拡散しやすい“舞台”が選ばれた。共に国内外の反体制派・不穏分子・亡命者ばかりか、軍人・官僚・外交官への「見せしめ」目的を強く感じる。

 駐マレーシアの北朝鮮大使は「遺体の返還」を連呼したが、安全保障・公安関係者の間で、「金正男氏の遺体の斬刑」可能性が流れるのには、理由がある。


 北朝鮮の初代最高指導者・金日成(1912~94年)の娘=金正日の妹を妻とし、甥・金正恩委員長の後見人的存在で実質的ナンバー2だった張成沢(1946~2013年)の最期。張は、やはり甥の金正男氏をわが子のように溺愛し、2012年、中国の胡錦濤国家主席(当時)に面会した際、金正恩委員長を排して金正男氏を北朝鮮の最高指導者にすえる提案をした、ともされる。


 《金正恩委員長の逆鱗に触れた張は、自分の部下が処刑される残虐シーンに立ち会わされ、自身は数百発の機銃掃射でハチの巣に。遺体は金正恩委員長の「地球上から痕跡をなくせ」という命令で火炎放射器で焼かれた…》


 張への惨刑は産経新聞の《秘録金正日》で、龍谷大学の李相哲教授が明らかにするなど、複数のメディアが報じた。「屍への惨刑」は北朝鮮で、今も続いているのだ。


 (2)金玉均の遺体斬刑は「国際の信用を著しく損なう」と、日本は朝鮮に忠告したが、朝鮮側は聞き入れなかった。現代のまともな国においては、毒殺すら有り得ない。しかも、兄殺しとあっては、国際的イメージを極度に低下させる。国際的イメージに関して、朝鮮も金正恩指導部も理解不能なほど鈍感ではあるが、孤立を自覚できぬあたりもソックリ。死守すべき対象の前にあっては、死に物狂いになる。


 (3)金玉均は日本による、金正男氏も中国による身辺警備や庇護を受けていた。日本国内での金玉均暗殺は失敗ばかり。拉致・暗殺には場所的制約が伴う。本妻の居る北京や愛人を囲うマカオなどは、金正男氏の生活・ビジネス拠点だった。だが、「兄弟国」たる中国の主権の及ぶ場所では、さすがに金正恩指導部も金男氏暗殺を躊躇した。


 他方、中国が北朝鮮と水面下で何らかの取引をし、見返りに身辺警護をはずして金正男氏を北に売った、とする見方がある。暗殺が「中朝合作」とすれば、朝鮮が清国と共謀して金玉均を消し去った後、日本で沸き起こった「清朝同罪論」が頭をかすめる。


 (4)金日成直系の金正男氏。子息の金ハンソル氏も北朝鮮の“統治継承権”を有する。従って、金ハンソル氏を筆頭標的に、金正恩委員長が「正男氏の血」を根絶する恐れは否定できない。金玉均の時代は既述した通り、家族・親族・友人まで刑に処された。北朝鮮でも同種の「連座制」が適用されている。      




                        ◇       



 朝鮮半島に在った最後の統一国家・李氏朝鮮は腐敗と恐怖政治と事大主義で滅んだ。北朝鮮は恐怖政治と主体思想で自滅するのだろうか。そして、韓国も腐敗と事大主義で…



2017.2.27






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アパ「南京大虐殺否定本は撤去しない。文句がある奴は本のどこが間違ってるか具体的に指摘しろ」

2017-01-17 18:16:56 | 歴史
アパ「南京大虐殺否定本は撤去しない。文句がある奴は本のどこが間違ってるか具体的に指摘しろ」


http://hosyusokuhou.jp/archives/48782569.html


1: キャプチュード(愛媛県) [RO] 2017/01/17(火) 17:26:39.16 ID:F5YFB2CV0


客室設置の書籍について

弊社ホテル客室に設置している『本当の日本の歴史 理論近現代史』等について、南京大虐殺を否定するものだとして批判的に取り上げる動画がインターネット上にアップされたことをきっかけに、昨日からご意見やお問い合わせをいただいていますので、ここで弊社の見解を述べさせていただきます。

ご指摘のあった書籍は、本当の日本の歴史を広く知っていただくことを目的として、弊社グループ代表の元谷外志雄が「藤誠志」のペンネームで月刊誌『Apple Town』に連載している社会時評エッセイを1年分まとめたものに、まえがきとして解説を付して制作したもので、日本語の他に、英語訳も付いています。

本書籍の中の近現代史にかかわる部分については、いわゆる定説と言われるものに囚われず、著者が数多くの資料等を解析し、理論的に導き出した見解に基づいて書かれたものです。国によって歴史認識や歴史教育が異なることは認識していますが、本書籍は特定の国や国民を批判することを目的としたものではなく、あくまで事実に基づいて本当の歴史を知ることを目的としたものです。

したがって、異なる立場の方から批判されたことを以って、本書籍を客室から撤去することは考えておりません。日本には言論の自由が保証されており、一方的な圧力によって主張を撤回するようなことは許されてはならないと考えます。なお、末尾に本書籍P6に記載しています、南京大虐殺に関する見解を掲載いたしますので、事実に基づいて本書籍の記載内容の誤りをご指摘いただけるのであれば、参考にさせていただきたいと考えています。



https://www.apa.co.jp/newsrelease/8325




関連:【動画】APAホテルに南京大虐殺を否定する本が置かれていると中国で大騒動にwwwwwwwww

http://hosyusokuhou.jp/archives/48782542.html




21 : キャプチュード(愛媛県)@無断転載は禁止 [RO]

2017/01/17(火) 17:30:35.49 ID:F5YFB2CV0



(本書籍P6に記載、南京大虐殺に関する見解)



『本当の日本の歴史 理論近現代史学』P6


二、南京三十万人大虐殺

 中国は日本軍が南京で三十万人を虐殺したと主張しているが、そもそも当時の南京市の人口は二十万人であり、三十万人を虐殺し、その一ヶ月後には人口が二十五万人に増えていたなどあり得ないことだ。
しかも国民党広報宣伝部に雇われていた二人を除いて、欧米人など第三国の人が虐殺を目撃した日記も手紙も写真も、記録したものが一つもないことなど、
更には、上海大学の朱学勤教授が「いわゆる南京大虐殺の被害者名簿というものは、ただの一人分も存在していない」と論文で発表したにもかかわらず、辞職もさせられていないことなどから、
いわゆる南京虐殺事件が中国側のでっちあげであり、存在しなかったことは明らかである。

 そもそも日本軍が南京に侵攻したのは、一九三六年、張学良が蒋介石を西安で拉致監禁した西安事件をきっかけに、コミンテルンの指導で第二次国共合作が成立したことで、
国民党政府軍は中国共産党への攻撃をやめ、国民党政府軍に共産党勢力が入り込み、日本軍を挑発して、日本を戦争へ引きずり込んでいったことが背景にある。

 一九三七年七月七日、中国盧溝橋付近で北京議定書に基づき合法的に駐留していた日本軍の軍事演習中に、日本軍とその近くにいた国民党政府軍の双方に対して実弾が発射されたことをきっかけに、戦闘状態になった(盧溝橋事件)。
この双方への発砲は、後に中国共産党国家主席となった劉少奇(りゅうしょうき)が指示したものであることを、彼自身が告白している。事件不拡大を望んだ日本軍は、その四日後には停戦協定を結んでいる。

(続く)




30 : キャプチュード(愛媛県)@無断転載は禁止 [RO]

2017/01/17(火) 17:31:35.86 ID:F5YFB2CV0



(続き)


 しかし、日本を激怒させ国民党政府軍と戦争をさせる為に、同年七月二十九日、中国保安隊によって日本人婦女子を含む二百二十三人が残虐に虐殺された「通州事件」や、同年八月九日に起こった「大山大尉惨殺事件」、
更には、同年八月十三日、国民党政府軍に潜入していたコミンテルンのスパイである南京上海防衛隊司令官の張治中(ちょうじちゅう)の謀略によって、上海に合法的に駐留していた日本海軍陸戦隊四千二百人に対して、
三万人の国民党政府軍が総攻撃を仕掛けた第二次上海事変を起こすなど、中国は日本に対して次々に挑発を繰り返し、それまで自重し冷静な対応を取っていた日本も、中国との全面戦争を余儀なくされたのであり、不当に日本が中国を侵略したわけではない。

 上海事変で勝利した日本軍は、敗走する国民党政府軍を追撃し、国民党政府の首都であった南京を攻略し、同年十二月十三日に南京占領。このとき敗残兵が住民に対して略奪、虐殺を行なった。
それらの敗残兵が民間人の衣服を奪って便衣兵(ゲリラ)となったことから、日本軍は便衣兵の掃討作戦を行った。便衣兵(ゲリラ)の殺害は国際法上認められているものであり、一般住民を虐殺したのはこの敗残兵達(督戦隊が撃ち殺したのは、逃亡中国兵であった。)であった。
しかし、こうした事実が歪められて、情報謀略戦として、「南京三十万人虐殺説」が流布されたのである。そもそも既に南京を攻略した日本軍にとって、南京で虐殺行為をする理由はない。
一方、通州事件や大山大尉惨殺事件、第二次上海事件などでの日本人に対する残虐行為には、日本軍を挑発し、国民党政府軍との戦争に引きずり込むというコミンテルンの明確な意図があったのである。






83: シューティングスタープレス(庭) [ニダ] 2017/01/17(火) 17:38:22.91 ID:M8f7KnI+0

ガチだったw
やるなー


8: サッカーボールキック(茸) [FR] 2017/01/17(火) 17:28:38.00 ID:C/tgPYTc0

強気やな
いいぞ


10: ファルコンアロー(SB-iPhone) [US] 2017/01/17(火) 17:28:47.46 ID:kKK9IMzQ0

いいね
中国人避けにもなるし


13: ビッグブーツ(宮城県) [CN] 2017/01/17(火) 17:29:18.52 ID:pmMWIuS/0

ただの派手な婆さんだと思ってたわ
骨あるのな


35: エルボーバット(大阪府) [US] 2017/01/17(火) 17:32:18.36 ID:e5qO0JE+0

>>13
社長自らやってる事だからな


17: トペ コンヒーロ(茸) [US] 2017/01/17(火) 17:29:45.07 ID:hKGNe9Ks0

アパホテルは中国人がいなくなって超快適に!


22: エメラルドフロウジョン(沖縄県) [CN] 2017/01/17(火) 17:30:38.63 ID:nQhZjN1d0

アパ社長かっけえええwww


23: 毒霧(東日本) [EU] 2017/01/17(火) 17:30:42.04 ID:QlbO7iUK0

当たり前の主張だな。企業はこうやって毅然の態度をとって欲しい。


24: ファイヤーボールスプラッシュ(福島県) [ニダ] 2017/01/17(火) 17:30:43.85 ID:nQmZZvJB0

俺達のアパ!


27: ラダームーンサルト(長屋) [US] 2017/01/17(火) 17:31:29.32 ID:ZMH7rZLU0

中国では天安門事件はなかったことになってるよね?
南京の設定よりずっと最近のことだし、自国の施政者が主犯なのにおかしいと思わないのかな?


28: 膝十字固め(チベット自治区) [KR] 2017/01/17(火) 17:31:32.31 ID:ayA0txau0

でも、例の奴らがまたあらゆる嫌がらせするんだろ?
耐えられるか心配だわ


31: ジャストフェイスロック(東京都) [ニダ] 2017/01/17(火) 17:31:37.04 ID:9qtH5uBE0

いいぞもっとやれ


36: ハイキック(やわらか銀行) [ニダ] 2017/01/17(火) 17:32:29.61 ID:IomdGAPl0

カックイー
今度受験で泊まるところアパホテルにしたわ


37: 毒霧(dion軍) [IR] 2017/01/17(火) 17:32:30.86 ID:JTYAlzUN0

今度から出張行ったらアパに泊まるわ


39: マスク剥ぎ(空) [RU] 2017/01/17(火) 17:32:49.00 ID:JrDAQtLR0

強過ぎワロタ


41: エメラルドフロウジョン(庭) [US] 2017/01/17(火) 17:32:52.99 ID:jrNHkjLI0

国士たちに敬礼(`・ω・´)ゞ


42: ジャーマンスープレックス(長野県) [JP] 2017/01/17(火) 17:33:17.14 ID:cbP4ZicG0

カッコいいじゃん


47: アイアンクロー(catv?) [US] 2017/01/17(火) 17:33:39.71 ID:JeVnjbmd0

「中国人お断り」とハッキリ書いちゃうと「差別だ!」って騒ぐからな
こういうアプローチはいいね


48: ハーフネルソンスープレックス(東日本) [DK] 2017/01/17(火) 17:33:40.97 ID:uS9vdi6W0

屈することもなく上から目線でもなく理性的でいい対応だな


55: リキラリアット(茸) [JP] 2017/01/17(火) 17:34:42.30 ID:I6zLxjya0

日本的な一歩退いたら、相手も退いてくれるみたいのはダメ
前に出るか、今の立ち位置に留まるかなんだよね


58: ミドルキック(東京都) [US] 2017/01/17(火) 17:35:03.42 ID:IF6FQnN+0

どんなにマナーが悪くて他の客に迷惑をかける中国人に困ってても
「中国人お断り」とは掲げられないからな


59: 栓抜き攻撃(埼玉県) [MX] 2017/01/17(火) 17:35:03.88 ID:OXYhdkRF0

巧妙な三国人避け


67: バックドロップホールド(茸) [NL] 2017/01/17(火) 17:36:03.14 ID:PtmwIMX20

パヨパヨはどうすんの?


71: ナガタロックII(チベット自治区) [CL] 2017/01/17(火) 17:36:32.68 ID:9ZdSnprX0

アパのおっさんは筋金入りだからこの程度じゃ折れないわな


75: ファイヤーボールスプラッシュ(大阪府) [US] 2017/01/17(火) 17:37:00.79 ID:gheNTVns0

いい流れだな


76: 張り手(東京都) [ニダ] 2017/01/17(火) 17:37:05.38 ID:39K/ABbo0

アパホテル頑張れ


77: ダイビングフットスタンプ(宮城県) [ニダ] 2017/01/17(火) 17:37:17.18 ID:kIwR4f1i0

アパのマンション買おうかな


78: ヒップアタック(新潟県) [US] 2017/01/17(火) 17:37:20.03 ID:v0FOtj930

やだかっこいい


79: 栓抜き攻撃(東京都) [ニダ] 2017/01/17(火) 17:37:23.17 ID:n7lhGdAx0

中国人いないならアパ使うわ


82: ファルコンアロー(庭) [FR] 2017/01/17(火) 17:38:12.28 ID:ciNMz2Wx0

いいぞーこれ


85: キャプチュード(庭) [US] 2017/01/17(火) 17:38:37.06 ID:x7b5u0Qm0

つうか、今俺APAに泊まるんだけど
チェックインの際に中国人がやたらフロントの人にキレていたな
つまりこれが理由か


92: ファイヤーボールスプラッシュ(チベット自治区) [US] 2017/01/17(火) 17:39:32.09 ID:BcUl94Za0

かっこいい
惚れてまうやろー


95: キチンシンク(やわらか銀行) [RU] 2017/01/17(火) 17:39:56.08 ID:b9WDL5AR0

よっしゃ今度から使ってやるわここ


100: ファイナルカット(新疆ウイグル自治区) [NL] 2017/01/17(火) 17:40:45.02 ID:a+Lq5Wi80

支援する
カード作っといて良かったわ


104: アイアンクロー(奈良県) [JP] 2017/01/17(火) 17:41:20.34 ID:szddL4GK0

支持!


105: 男色ドライバー(東京都) [UA] 2017/01/17(火) 17:41:32.89 ID:KTIw669d0

やるじゃん


106: 張り手(埼玉県) [US] 2017/01/17(火) 17:41:45.78 ID:COJFTAuN0

アパすげええええええええええええええwwwwwwwwwwwwwwww

応援しまーすw


111: ジャンピングDDT(東京都) [ニダ] 2017/01/17(火) 17:42:11.17 ID:HNnr23OD0

今度暇なときにでもアパホテル泊まってくるか


113: ドラゴンスープレックス(WiMAX) [DE] 2017/01/17(火) 17:42:21.62 ID:OR+Xauxo0

チャイナ避けとして優秀


114: パロスペシャル(大阪府) [AU] 2017/01/17(火) 17:42:27.43 ID:9YqGKQm30

最近は保守的な企業が強気だな 良い時代になるな


116: エルボードロップ(SB-iPhone) [CH] 2017/01/17(火) 17:42:40.65 ID:ozSrZ2Wx0

中国人減るだろうしこれからはアパに泊まるわ
良かったわー本当に良かった


121: 男色ドライバー(庭) [US] 2017/01/17(火) 17:44:01.21 ID:gQpllJen0

BBAカッケーw


125: 急所攻撃(滋賀県) [US] 2017/01/17(火) 17:44:24.21 ID:IqAeIl7L0

アパホテルのサイトつながらないな(´・ω・`)攻撃されてる?


139: トラースキック(京都府) [CN] 2017/01/17(火) 17:46:06.37 ID:5/ghkw/I0

>>125
見てきたら本当に繋がらなくて笑った


157: キャプチュード(庭) [US] 2017/01/17(火) 17:48:45.53 ID:x7b5u0Qm0

>>125
ホンマや
反論できないからサーバー攻撃しているんやな
中国人の器の小ささが分かるな


171: スターダストプレス(岡山県) [DZ] 2017/01/17(火) 17:51:18.34 ID:zl8vIXDy0

>>125
DDOS攻撃してる輩がいるのかな

ネット予約はビジホの生命線だから
攻撃してる犯人見つけたら結構な額の損害賠償請求できるな


177: キャプチュード(庭) [US] 2017/01/17(火) 17:52:41.90 ID:x7b5u0Qm0

>>171
なるほど
中国人が一気に捕まるわけだな
ざまあみろってんだ


135: ジャンピングエルボーアタック(チベット自治区) [US] 2017/01/17(火) 17:45:56.59 ID:btDxwXcn0

こらから洋楽聞くときはアバ聞くわ


144: フェイスロック(茸) [SA] 2017/01/17(火) 17:47:03.08 ID:lea31XeS0

アパてそんな強気に客えり好みするぐらい儲かってんの?てかアパてなんなんだ


153: シューティングスタープレス(庭) [ニダ] 2017/01/17(火) 17:48:00.02 ID:M8f7KnI+0

>>144
支那人が来なくても採算は合うんだろ


150: マシンガンチョップ(愛知県) [US] 2017/01/17(火) 17:47:28.52 ID:vIphqaaN0

中国人ってマナー悪いからいなくなってくれた方がありがたいんかね


151: 垂直落下式DDT(千葉県) [FR] 2017/01/17(火) 17:47:30.85 ID:IeCDhRpB0

まあ、アパがこんなにかっこよかったなんて!


158: スターダストプレス(岡山県) [DZ] 2017/01/17(火) 17:49:00.99 ID:zl8vIXDy0

やるじゃん

アパホテル応援したいけどホテルに泊まる機会がない
ミネラルウォーターとカレー買えばいいのか


173: キドクラッチ(庭) [US] 2017/01/17(火) 17:51:21.97 ID:2qywj8sP0

素晴らしい
久しぶりに強い日本人をみた
ありがとう


197: バックドロップ(茸) [CN] 2017/01/17(火) 17:54:47.73 ID:S9mYPiUp0

アパさんかっこええ
これでシナ人の来日拒否運動でも起きたらありがたい




引用元: http://hayabusa8.2ch.net/test/read.cgi/news/1484641599/









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