10月31日付 産経新聞より
長崎県対馬(つしま)市で不動産が韓国資本に買い占められるなどしている問題で、自民党議員連盟「真・保守政策研究会」(中川昭一会長、70人)の最高顧問、平沼赳夫(ひらぬま・たけお)元経産相(69、無所属、岡山3区)は10月30日、インタビューに応じ、韓国資本の動向を国家の危機と位置づけ、年内の早い時期に対馬市を視察、法律の整備など政府としての対応を求めていく方針を明らかにした。
■「首相は領土意識希薄」
平沼氏は、対馬市での韓国資本の動向などに関する情報が全国から寄せられていることを明らかにした上で、「韓国人が集会を開き、『対馬はわれわれの領土だ』と暴言を吐いているという情報も寄せられている。しかも、海上自衛隊に近接する土地が実効支配されている。島民の人口が減るに従って、ますます弱みにつけ込まれる恐れがある」と述べ、「外国資本によるこれみよがしな行動を非常に憂慮している。由々しき一大事に即していると受け止めている」と強い危機感を示した。
また、麻生太郎首相(68)が「土地は合法的に買っている。日本がかつて米国の土地を買ったのと同じ」と発言したことに触れ、「日本の企業が、ニューヨークのロックフェラービルを買ったのとは次元が違う。米国が枢要な基地に隣接する土地の買収を認めるはずがない。残念ながら、領土意識が希薄」と嫌悪感を見せた。
■年内に視察、法整備求める
平沼氏は、1982年に起きた英国とアルゼンチンとの間のフォークランド紛争で、当時のマーガレット・サッチャー英首相(83)が大艦隊を派遣したことを例に挙げ「サッチャー首相は国家として当然やるべきことを行動に移した。日本は、戦後60年以上がたった今、平和憲法の下でそういう認識が希薄になってきた」とし、「国の安全と独立を自ら担保しないで他国にゆだねているというのがすべての出発点にある。それは領土問題で一番顕著に表れる」と独自の防衛論を展開した。
対馬問題については、「対馬は、元寇のころから守ってきた日本固有の領土で大切な島。議員連盟としては、(対馬問題を)国家の問題と受け止めている。悠長なことは言っていられない。解散・総選挙が延びた感じなので、年内の早い時期に、現地に行って実態を把握し、その上で対策をたて、政府として対処するよう訴えていく。対馬の置かれている状況を勘案し、日本の辺境を法律で考え、しっかりとした領土管理をしないといけない」と積極的な姿勢を示した。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/191494/#izaRelBlog
長崎県対馬(つしま)市で不動産が韓国資本に買い占められるなどしている問題で、自民党議員連盟「真・保守政策研究会」(中川昭一会長、70人)の最高顧問、平沼赳夫(ひらぬま・たけお)元経産相(69、無所属、岡山3区)は10月30日、インタビューに応じ、韓国資本の動向を国家の危機と位置づけ、年内の早い時期に対馬市を視察、法律の整備など政府としての対応を求めていく方針を明らかにした。
■「首相は領土意識希薄」
平沼氏は、対馬市での韓国資本の動向などに関する情報が全国から寄せられていることを明らかにした上で、「韓国人が集会を開き、『対馬はわれわれの領土だ』と暴言を吐いているという情報も寄せられている。しかも、海上自衛隊に近接する土地が実効支配されている。島民の人口が減るに従って、ますます弱みにつけ込まれる恐れがある」と述べ、「外国資本によるこれみよがしな行動を非常に憂慮している。由々しき一大事に即していると受け止めている」と強い危機感を示した。
また、麻生太郎首相(68)が「土地は合法的に買っている。日本がかつて米国の土地を買ったのと同じ」と発言したことに触れ、「日本の企業が、ニューヨークのロックフェラービルを買ったのとは次元が違う。米国が枢要な基地に隣接する土地の買収を認めるはずがない。残念ながら、領土意識が希薄」と嫌悪感を見せた。
■年内に視察、法整備求める
平沼氏は、1982年に起きた英国とアルゼンチンとの間のフォークランド紛争で、当時のマーガレット・サッチャー英首相(83)が大艦隊を派遣したことを例に挙げ「サッチャー首相は国家として当然やるべきことを行動に移した。日本は、戦後60年以上がたった今、平和憲法の下でそういう認識が希薄になってきた」とし、「国の安全と独立を自ら担保しないで他国にゆだねているというのがすべての出発点にある。それは領土問題で一番顕著に表れる」と独自の防衛論を展開した。
対馬問題については、「対馬は、元寇のころから守ってきた日本固有の領土で大切な島。議員連盟としては、(対馬問題を)国家の問題と受け止めている。悠長なことは言っていられない。解散・総選挙が延びた感じなので、年内の早い時期に、現地に行って実態を把握し、その上で対策をたて、政府として対処するよう訴えていく。対馬の置かれている状況を勘案し、日本の辺境を法律で考え、しっかりとした領土管理をしないといけない」と積極的な姿勢を示した。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/191494/#izaRelBlog