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ニッポンのゆる~い日常

いつまで続ける対中国ODA…総額3・6兆円、年間300億円贈与も「反日」一途、日本は「貢ぐ君」か

2014-02-05 21:13:41 | 支那(中国)
いつまで続ける対中国ODA…総額3・6兆円、年間300億円贈与も「反日」一途、軍事脅威なのになぜ?日本は「貢ぐ君」か


http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140205/waf14020507010004-n1.htm


 尖閣諸島(沖縄県石垣市)への領海侵犯を繰り返し、東シナ海上空に防空識別圏を一方的に設定するなど、中国が膨張主義的な政策を取り続けている。その国に対し、日本が政府開発援助(ODA)をいまだに続けている。その額は実に、1年で300億円。日本固有の領土である尖閣諸島を虎視眈々と狙い、歴史問題を振りかざして国際社会における日本の名誉を徹底的におとしめようとしている中国に資金提供とは…。にわかには信じられないが、動かぬ事実でもある。





●この瞬間も毎日…3.65兆円に上る対中ODA


 ODAは、低利で資金を貸す円借款、返済義務のない資金を供与する無償資金協力、技術や知識のある専門家の派遣や開発計画を支援する技術協力の3つに大別されている。

 中国に対するODA供与は昭和55(1980)年に始まった。以来、平成23年度まで、日本は円借款3兆3164億円、無償資金協力1566億円、技術協力1772億円を中国に対して供与している。

 円借款はかつて中国国内の空港・港湾、鉄道・交通網整備、発電所などの大型インフラ整備に投下され、中国の経済発展を支える基盤となった。しかし、「インフラの整備は結果的に中国の軍事力増強を下支えすることになりかねない」「円借款が中国国内でどのように使われているか不透明な部分がある」などの批判を受けて、20年の北京オリンピック前までに新たな供与を終了することで日中両国政府が折り合った。


 平成19(2007)年12月に日中双方が確認した6つの案件を最後に円借款を新たに供与することを中止。だが、無償資金協力と技術援助についてはいまだに継続されている。

 外務省が出している24年のODAに関する国別データブックによると、23年度の中国に対する無償資金と技術協力の額の合計は約41億円に上る。ただ、これはあくまでも外務省分であって、経済産業省や文部科学省などほかの省庁を合わせた数字はさらに跳ね上がる。




●中国に年300億円も「贈与」する事情


 改めて外務省が出している24年版ODA白書をみてみると、23年の中国に対する無償資金協力は約1300万ドル、技術協力は2億8700万ドルの計約3億ドルに上る。1ドル100円で換算してみると、300億円にも及ぶ資金が日本から中国に流れていることになる。

 低利で資金を貸し出す円借款は、中国が拒否しない限り、いずれ日本に回収される。しかし、無償資金協力と技術協力は「贈与」であり、日本には1円も返ってこない。

 円借款の供与中止を決めた際、無償資金協力と技術援助が継続されたのは、黄砂、感染症、大気汚染など対策や留学生を軸とした人材交流を深めて、日中両国の互恵的な関係を構築しようという狙いがあった。背景には巨額の資金を提供する円借款では日本国内の理解は得にくいが、環境対策や日系企業の進出を念頭に置いた中国国内の社会制度整備に対する援助ならば、大きな反対の声は上がらないだろうとの読みも政府内にはあったという。


 だが、中国国内で発生した微小粒子物質「PM2・5」が流れ込むことに伴う日本国内での健康被害への懸念や頻発する反日暴動による日系企業への甚大な被害などを考えたら、こうした無償資金協力や技術協力がどの程度効果を上げているのかは極めて疑わしいといえるのではないか。





●無償資金協力と技術協力は残ったが…


 無償資金協力と技術協力の継続を決めた当時、外務省内には留学支援などの人材育成について「将来の中国を担う幹部候補生を『親日派』に育成する意義は大きい」との声があったが、中国国内に吹き荒れる反日の嵐をみれば、こうしたもくろみは完全に外れたといえる。


 ところが、中国に対するODA供与を改めて見直そうという目立った動きは外務省に起きていない。むしろ、無償資金協力や技術協力の成果や効果を強調している。ODAに関する国別データブックは、中国に対するODA供与について、「両国民間の相互理解の増進も日中関係の健全な発展を促進するために重要であり、そのような分野におけるODAを通じた取組は依然として一定の意義を有している」と記している。




●中国は戦争賠償の代替とのとらえ方


 そもそも中国側には日本によるODA供与は、中国に対する戦争賠償の代替の意味合いを持っているとの認識がある。昭和47年9月に出された日中共同声明の第5項では、中国は日本に対する戦争賠償の請求を放棄することを宣言しており、中国が戦争賠償の代替という認識を持っているとすれば完全な誤りだ。


 しかし、平成12年5月に来日した中国の唐家●(=王へんに旋)外相(当時)は「中国に対するODAは、戦後賠償に代わる行為である」との認識を示した。つまり、「日本がわれわれ中国に対して資金を提供するのは当然であり、むしろ義務といえる」という意識が彼らの根底にあるといっていい。





●まだ見えない見直し論


 中国は22年に国内総生産(GDP)で初めて日本を追い抜き、25年のGDPは名目で日本の約2倍となる。中国は経済力をバックに軍事拡張を続け、その海軍艦船は東シナ海や南シナ海をわが物顔で遊弋(ゆうよく)し、西太平洋でも頻繁に軍事演習を展開している。しかも公然と日本の固有の領土である尖閣諸島を奪い取ろうとしているのだ。その国に対して資金援助をする必要はどこにあるのだろうか。

 安倍晋三政権がどのような対中ODA政策を打ち出してくるのか今のところ見えてきていない。だが、その答えはもうとっくに出ているはずだ。こんな対中ODA政策を放置していけば、後世の物笑いの種になるのは間違いない。

2014.2.5 07:00


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【国際】米ABC番組中に子供が発した「中国人皆殺し」 侮辱発言で全米各地で抗議デモ

2013-11-11 15:13:56 | 支那(中国)
【国際】米ABC番組中に子供が発した「中国人皆殺し」 侮辱発言で全米各地で抗議デモ


http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1384077196/


1 : ◆CHURa/Os2M @ちゅら猫ρ ★:2013/11/10(日) 18:53:16.83 ID:???0

★米ABCの中国人侮辱発言問題 全米各地で抗議デモ

テレビ朝日系(ANN) 11月10日(日)7時30分配信

アメリカの人気コメディアン、ジミー・キンメル氏のテレビ番組で、
「中国人を皆殺しにすれば良い」という発言があったことを受けて、
全米各地で抗議活動が行われました。

デモ参加者:「大量虐殺を促す発言で、すべての中国人と人類の感情を傷つけた」
キンメル氏はすでに謝罪していますが、アメリカに住む中国人らの怒りは収まらず、
放送したABCの拠点があるニューヨークなど、全米20都市以上でさらなる謝罪を
求める抗議の声が上がりました。

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20131110-00000010-ann-int



▽関連スレ

【国際】米番組の「中国人皆殺し」発言騒動、ホワイトハウスが回答を迫られる事態に=9日に大規模な抗議も
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1383830185/





3:名無しさん@13周年:2013/11/10(日) 18:54:09.68 ID:ySWeVAVp0
もう謝罪したじゃん


14:名無しさん@13周年:2013/11/10(日) 18:55:45.07 ID:2hZ26wEn0
そもそもガキンチョにこんなん言われるのは何故かを考えろとwwww


15:名無しさん@13周年:2013/11/10(日) 18:55:56.08 ID:2Znuku1N0
中国人と韓国人って似てるねw

てか子供が発言しただけで、関係者は謝罪してんのに。




17:名無しさん@13周年:2013/11/10(日) 18:56:25.95 ID:nm1LOUqk0
子供の発言に何をムキになってるんだ?
やはり大朝鮮と言う事だな



18:名無しさん@13周年:2013/11/10(日) 18:56:32.33 ID:NiGRFP7e0
将来有望な賢い子供だ




22:名無しさん@13周年:2013/11/10(日) 18:57:03.85 ID:36i6Xqky0
子供に反日教育仕込むのはいいのかよ




23:名無しさん@13周年:2013/11/10(日) 18:57:11.81 ID:cIVCZq8l0
中国人は器が小さいなあ、でかいのは国土だけか。
子供の戯言にムキになるなよ。


28:名無しさん@13周年:2013/11/10(日) 18:57:46.38 ID:5kDfvbMn0
米国内にも沢山生息してるからねぇw



29:名無しさん@13周年:2013/11/10(日) 18:58:18.24 ID:/TjkUF0X0
騒げば騒ぐほどウザがられて嫌われる、
支那人と朝鮮人はホント学習しねえな。




32:名無しさん@13周年:2013/11/10(日) 18:58:30.40 ID:XnYA5+C20
子供の発言がニュースになったので、コメディアンがそれをネタに使ってジョークにした
ってことでしょ。これで騒ぐとか頭がおかしい。

アメリカにいながらアメリカのコメディのブラック・ユーモアがわからんのかよと








33:名無しさん@13周年:2013/11/10(日) 18:58:48.82 ID:cItNkWEb0
移民が力を持ち、本国の指示で行動するようになると何が起きるか。
日本人はよく見ておくべき。







34:名無しさん@13周年:2013/11/10(日) 18:58:44.36 ID:2yDTgJMP0
シナ土人沸点低すぎwwwwwwwwwww


35:名無しさん@13周年:2013/11/10(日) 18:58:53.51 ID:0mZSqvvs0
相変わらず最低な中国人


36:名無しさん@13周年:2013/11/10(日) 18:58:58.97 ID:Cs4qc53f0
さすがアメリカ人の子供だ、DNAは劣化していない。


37:名無しさん@13周年:2013/11/10(日) 18:59:08.06 ID:v0oDelCn0
とにもかくにもコンプレックスの塊だからなあ。
付き合いにくい人種だわ。


38:名無しさん@13周年:2013/11/10(日) 18:59:13.95 ID:XD6GeXbO0
ちょうどいいから全員強制送還しちまえよ




40:名無しさん@13周年:2013/11/10(日) 18:59:42.15 ID:Qd0NjCfh0
子供にそう言われちゃうってとこを考えなさい







42:名無しさん@13周年:2013/11/10(日) 19:00:03.01 ID:1EJX+sf00
あれっ?どっかの国も反日教育をしてなかったっけ?
日本人は殺してもいいって教えてるんだよね?






48:名無しさん@13周年:2013/11/10(日) 19:01:08.77 ID:CGYvhQa40
> すべての中国人と人類の感情を傷つけた

いいえ


50:(,,゜д゜)さん 頭スカスカ:2013/11/10(日) 19:01:18.18 ID:2KYACKUR0
ついこないだまでΦ国のイメージは最悪だったもんね

つ[evil communist china]





51:名無しさん@13周年:2013/11/10(日) 19:01:22.12 ID:biafXCew0
人類……?





62:名無しさん@13周年:2013/11/10(日) 19:02:48.92 ID:IIYZ6WqE0
支那共産党はホロコーストをやっています





73:名無しさん@13周年:2013/11/10(日) 19:03:52.03 ID:HMOA010J0
>すべての中国人と人類の感情を傷つけた

いや、中国人以外の人類は喜んでいるはずだが





78:名無しさん@13周年:2013/11/10(日) 19:04:51.48 ID:a2rNQKc70
いやいやさすがにこれはデモが起きて当然


79:名無しさん@13周年:2013/11/10(日) 19:05:10.94 ID:YKAXjaS60
自分らがしてることを、子供に言われて発狂ってww


82:名無しさん@13周年:2013/11/10(日) 19:05:35.77 ID:pyisUh690
子供が言っちゃうってことは相当嫌われてるんだから、おとなしくしてればいいんじゃね


83:名無しさん@13周年:2013/11/10(日) 19:05:39.60 ID:B+e5JJba0
こうやってチャンコロ嫌いは増えていくのでした





85:名無しさん@13周年:2013/11/10(日) 19:05:46.38 ID:Xv79ddmZ0
>>1
>デモ参加者:「大量虐殺を促す発言で、すべての中国人と人類の感情を傷つけた」

俺の感情は全く傷付いてないのだが。むしろ、あの子供を「よくぞ言った」と褒めてあげたい。



291:名無しさん@13周年:2013/11/10(日) 19:37:27.10 ID:SjAohTfO0
たった一言で13億人をキレさせた児童
ただものじゃねーな(´・ω・`)

それにしても、6歳児に目くじらを立てるチャンコロ(´・ω・`)


86:名無しさん@13周年:2013/11/10(日) 19:06:01.22 ID:dQR7wVhp0
人類関係ない件について




92:名無しさん@13周年:2013/11/10(日) 19:07:21.05 ID:SHZhbDgp0
アメリカに住んでても中国共産党のいいなりなんでしょ?




93:名無しさん@13周年:2013/11/10(日) 19:07:24.98 ID:PrARt+3X0
デモって…
10歳にも満たない子供への?
司会者は謝罪したのに?

支那人には常識ってもんがないのかね?
てか支那共産がやってるエスニッククレンジングにはダンマリかよ。
誇りの欠片もないな、こいつら。




97:名無しさん@13周年:2013/11/10(日) 19:08:16.07 ID:YFQBuqnx0
6歳の子供のジョークにまだ粘着してんのかw




98:名無しさん@13周年:2013/11/10(日) 19:08:26.11 ID:/Bo5RqGB0
中国人はアメリカに住み着いてもずっと中国人なんだな

すっかりアメリカに溶け込んだ日系とは全然違うな




99:名無しさん@13周年:2013/11/10(日) 19:08:29.04 ID:jema1sQI0
ガキに言われたくらいでキレるなよ
大人げない


100:名無しさん@13周年:2013/11/10(日) 19:08:57.01 ID:WsBc+/3hO
ABCの煽りは一流だね、中国人が炙り出された。
中国の間接的な脅しに白人はどう出るか。




103:名無しさん@13周年:2013/11/10(日) 19:09:14.24 ID:dQR7wVhp0
中国韓国朝日毎日

アジアガー
セカイガー
ジンルイガー ←New!




125:名無しさん@13周年:2013/11/10(日) 19:11:10.83 ID:IrUh+neb0
>>103
アジアガー、セカイガー、ジンルイガーって話を誇張して
相手に譲歩させようとするのが支那の常套手段だからなw
ほんと卑劣な民族だよ。






104:名無しさん@13周年:2013/11/10(日) 19:09:24.47 ID:/p0Corp40
ウイグル人とチベット人も子供側に賛同だろ






108:名無しさん@13周年:2013/11/10(日) 19:09:56.79 ID:76mW7s3n0
発言どころじゃなくて行動にうつしてるくせにw
チベット、ウイグルの人達への行為に対して人類は心を痛めているよ







109:名無しさん@13周年:2013/11/10(日) 19:10:04.08 ID:l2jdsjmw0
移民受け入れてはあかんということやな






110:名無しさん@13周年:2013/11/10(日) 19:10:06.32 ID:c5Y987zk0
まぁ中国人はチベットを虐殺してるんだけどね








112:名無しさん@13周年:2013/11/10(日) 19:10:18.73 ID:0Hz8pFty0
>>1
> 大量虐殺を促す発言で、すべての中国人と人類の感情を傷つけた

んー中国人の~は判るけどねぇw




117:名無しさん@13周年:2013/11/10(日) 19:10:41.95 ID:Cs4qc53f0
健全なアメリカ人の子供w


121:名無しさん@13周年:2013/11/10(日) 19:10:54.87 ID:Vxh9xv2y0
このデモは正当性があると思う。
しかし、一方で裏では中国共産党・孔子学院等の力が働いているのでは?との疑いもある。
純粋な大量虐殺への危惧や、人権侵害への危惧に対するデモなら大いに結構だと思う。




124:名無しさん@13周年:2013/11/10(日) 19:11:06.01 ID:dVsmNkG30
中国人が自ら嫌われていくw




133:名無しさん@13周年:2013/11/10(日) 19:11:44.85 ID:Mty1kCiR0
日本なんていつも中国や韓国から「殺せ」だの「皆殺しだ」のと
言われているのに、子どもが当たり前のことを言っただけで何を
そんなに騒いでんだろうな。しかも中国なんて現在進行形で大量虐殺中だろうに。





136:名無しさん@13周年:2013/11/10(日) 19:11:53.69 ID:SwSgExzP0
なんとういう正論


141:名無しさん@13周年:2013/11/10(日) 19:12:06.28 ID:Vm0kmisMO
人類とか大きく出たな


143:名無しさん@13周年:2013/11/10(日) 19:12:39.25 ID:Pd3NvcLt0
ほんとにこいつらまったく懲りないね
よその国に住ませてもらってるのに反社会的デモとは世界でも最低というレベル

まあ基地外共産党員住民が知能指数のない
中国土民を扇動するといういつものパターンではあるが
もう共産党が腐ってからもう50年ぐらいたつんだから、
いいかげん脳なし中国人も気付いてほしいな

だれが中国一般市民を殺しているのか 
まちがいなく中国人民弾圧テロ共産党




145:名無しさん@13周年:2013/11/10(日) 19:12:48.25 ID:YKAXjaS60
人類は傷ついてないよ。


149:名無しさん@13周年:2013/11/10(日) 19:13:09.56 ID:WrIgQ3Ki0
いや、中華系移民はアメリカ人か?という問いだろこれ




195:名無しさん@13周年:2013/11/10(日) 19:18:44.10 ID:5rWwD02f0
>>149
アメリカ国籍取得時の宣誓制度に対する疑問を投げかけてんだろうな

アメリカ人としてアメリカの文化とアメリカの価値観に恭順することを
求められてもなお、自分たちの祖国を優先する人々をアメリカ人とするか?

っていう問いなんだろうな、アメリカの移民政策の転換点になるかもしれんな




152:名無しさん@13周年:2013/11/10(日) 19:13:20.27 ID:P4Qov9Pn0
これでさらに嫌われて追い出されるのか


156:名無しさん@13周年:2013/11/10(日) 19:14:04.51 ID:FeJmIN1f0
日本の苦しみを少しでも味わってくれ


161:名無しさん@13周年:2013/11/10(日) 19:14:24.91 ID:0lzKFM3P0
在日と全く同じやり方だな。何かしらの特権を獲得したいんだろう




167:名無しさん@13周年:2013/11/10(日) 19:14:57.08 ID:45c8z9hR0
まさかアメリカが移民で失敗するとは。
中韓は世界一面倒臭いな。




169:名無しさん@13周年:2013/11/10(日) 19:14:57.97 ID:O/29Co8S0
あいつら、日本人向けにはしねだの言う割に
自分たちが言われると騒ぐとか馬鹿だろw




182:名無しさん@13周年:2013/11/10(日) 19:16:37.43 ID:W3jmm/TS0
なんで米国でデモするの?
普通 中国でやるんじゃないの?

米国でビザ・永住権ある中国人がデモって・・・頭おかしいだろ


183:名無しさん@13周年:2013/11/10(日) 19:16:37.78 ID:JKJSB0mG0
中国人にこんなことされると他の在米アジア人が迷惑だろ


185:名無しさん@13周年:2013/11/10(日) 19:17:22.66 ID:CGYvhQa40
謝罪すりゃあいいのかねえ
そう思われている事自体に問題があるのにねえ


188:名無しさん@13周年:2013/11/10(日) 19:17:43.48 ID:P4Qov9Pn0
中国系であっても、この人達アメリカ人だろうに、
やっぱり移民しても中国に忠誠を誓ってるのね。まあ、負け組移民なのかねー





199:名無しさん@13周年:2013/11/10(日) 19:19:04.28 ID:W3jmm/TS0
>>188
問題はそこだよね
だから移民排除が起きる まあ当然だわな




189:名無しさん@13周年:2013/11/10(日) 19:17:48.21 ID:4vXr8jCV0
別に人類の感情は傷つかないだろ
ジャイアンかお前らは



193:名無しさん@13周年:2013/11/10(日) 19:18:37.57 ID:pd9qu+Ct0
毎日のように日本人やアメリカ人に対して侮辱発言しときながら、
自分たちにされると怒るんだなw

それもたった1人の子供の発言に対してw
これでアメリカ人たちの間にも逆に反中感情が目覚めるだろうよ。




203:名無しさん@13周年:2013/11/10(日) 19:19:16.09 ID:WsBc+/3hO
不法移民がアメリカ市民様に逆らっちゃねえ…






208:名無しさん@13周年:2013/11/10(日) 19:19:45.40 ID:SjAohTfO0
日本人はいつもどっかの国に「日本人を皆殺し」とか言われてるから
マジで耐性できてるしな






210:名無しさん@13周年:2013/11/10(日) 19:19:51.46 ID:veqHKQKQ0
嫌われるのには理由が在るんだよね




219:名無しさん@13周年:2013/11/10(日) 19:21:42.12 ID:QXSCs8+V0
シナ人なんて大人も日本人殺せ殺せいくらでも言ってるんだが
しかも政府が手動で言わせてるんだが





244:名無しさん@13周年:2013/11/10(日) 19:26:19.04 ID:4D6QfUXm0
>>1
子供の戯れ言に全米各地で抗議デモとか
バカ丸出しだな中国人。
世界中で笑われてるぞww


274:名無しさん@13周年:2013/11/10(日) 19:33:42.36 ID:pjanWdzJO
支那人のウザさを味わうがいい




284:名無しさん@13周年:2013/11/10(日) 19:34:40.24 ID:KFr5QXNS0
トンスル国家の小学生どもが描いた
日本にミサイル打ち込めポスターに比べたら大した事ない




293:名無しさん@13周年:2013/11/10(日) 19:37:51.06 ID:5IBhWKs50
中華移民どもやべえよ。こんなアホなことで。


298:名無しさん@13周年:2013/11/10(日) 19:38:20.83 ID:IrUh+neb0
侮辱発言どころか、中国人は日本で犯罪犯しまくってるよね





302:名無しさん@13周年:2013/11/10(日) 19:38:53.81 ID:ZkP+K8ho0
よその国でギャーギャー騒いでないで、自分の国に帰って貢献しろよ
と言いたくなるような、不法入国まがいでアメリカに居座ってるのも大勢混じってそう


344:名無しさん@13周年:2013/11/10(日) 19:49:06.99 ID:pLmRU1vB0
ピカピカの小学1年生に言われて 

全米20都市以上で 謝罪要求デモw
小学1年生に土下座要求とは





347:名無しさん@13周年:2013/11/10(日) 19:49:39.14 ID:hrmrqgsg0
中国人は
他国の6歳の子供が言ったことくらいで大袈裟に騒ぐのに
毛沢東が何億と自国民を殺害した事実には口をつぐむんだなw






179:名無しさん@13周年:2013/11/10(日) 19:16:09.29 ID:awVmVeyJ0
この発言は決して許されるべき発言じゃないけど。
発言者は子供だし、無知無学故の過ちとして許してもいいだろ。

それよりも共産党政府には文句一つも言えない連中がヨソで威勢がいいのは哀れに映るわ。









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「焼・殺・淫・奪が行なわれた」「性的奴隷生活を強要」中国・韓国「フィクション教科書」の呆れた大嘘記述

2013-08-20 10:57:59 | 支那(中国)
「焼・殺・淫・奪が行なわれた」「性的奴隷生活を強要」中国・韓国「フィクション教科書」の呆れた大嘘記述


http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/sapio-20130812-01/1.htm


文=明星大学戦後教育史研究センター 勝岡寛次



 日本の検定済み教科書にたびたびクレームをつける中国、韓国。だが彼らの使う教科書こそ捏造、歪曲のオンパレードだ。嘘に塗り固められた歴史教科書の実態を暴く。


 日中韓で歴史教科書が政治マターとなったのは、ここ30年ほどのことである。

 その発端になったのは1982年6月に起きた教科書誤報事件だった。教科書検定で高校用日本史教科書の記述が「華北へ侵略」から「華北へ進出」に変更されたと日本のマスコミが報じたが、これは誤報だった。

 にも拘らず、中国の抗議に肝をつぶした日本政府は、同年8月、「政府の責任において教科書を是正する」という宮澤官房長官談話を発表、早々に白旗を揚げてしまったのである。このことで味をしめた中国政府は以後、教科書問題を事ある毎に政治利用するようになった。



 中国の教科書は事実上今でも国定で、中学校の歴史授業では一般的に『中国歴史』(人民教育出版社)が使われている。自国に不都合な史実を無視した上に捏造を加えた、言わばプロパガンダ教科書だ。


 都合の悪い史実のひとつに「元寇」がある。モンゴル帝国(元)と高麗連合軍が1274年(文永の役)と1281年(弘安の役)の二度に亘って日本に侵攻したことで多数の犠牲者を出した。しかし、中国の歴史教科書は一切これに触れていない。一方で、自国が被害を受けた「倭寇」については、《元末から明初、日本の武士、商人及び海賊は、しばしば中国の沿岸地方を脅かした》と書き立てるのである。



 1894年に起きた日清戦争は、朝鮮に対する宗主権を主張する清国と朝鮮の独立を望む日本との戦いだった。しかし、中国では「日本の侵略」にすり替えられ、こう教えられている。《日本侵略軍は旅順でわが同胞を狂ったように虐殺し、死者、被害者は一万八千人余りにも達した》


 教科書の記述がさらにエスカレートしたのは江沢民時代だ。共産党中央宣伝部の「愛国主義教育」により、1990年以降の教科書における南京事件の扱いは一変。それまで小学校の教科書に南京事件の記述はゼロだったのに、一つの章を丸々使って「南京大虐殺」を教えるようになった。




●中国は反日教育マニュアルと捏造教科書で生徒を洗脳


 中学の歴史教科書にはこのように書かれている。

《日本の侵略者の赴くところ、焼・殺・淫・奪が行なわれた》《南京で平和に暮らしていた市民は、ある者は射撃の的にされ、またある者は生き埋めにされた》《戦後の極東国際軍事裁判によれば、南京占領後六週間以内に、武器を持たない中国の国民三十万人以上を虐殺した、とのことである》


 作り話も甚だしい。東京裁判の判決は30万人とは言っていないし、そもそも当時の南京の人口が約20万人だということを考えれば、この教科書のデタラメさがわかる。



 日本の学習指導要領に当たる、中国の中学校用『歴史課程標準』(2001年版)では、

《中国を侵略した日本軍の南京大虐殺等の罪状を例として、日本の軍国主義の凶悪で残虐な侵略の本質を認識する》といった教育方針が明記されている。


 教師用の指導書はさらに踏み込んで、

《教師は、敵に対する強烈な恨みの思いを込めて説明するだけではなく、生徒を促して自ら発言させる。彼らの見聞きしたことのある歴史の材料を踏まえ、日本帝国主義が中国侵略で犯した種々の罪状を暴露させ、批判させるように指導するのが良い》と、反日教育の手法を細かく説いている。



 この教師用指導書に付属するビデオCDには、実際の授業用サンプルとして次のような場面が登場する。

教師「この九一八事変(満州事変)は日本兵が行なったどのような罪を述べていますか」

生徒「東北(満州)に対する残虐な侵略の歴史です。9月18日に日本兵が来て火薬庫や北大営を占領し、人殺しをするわ、放火をするわ、凶悪の限りを尽くしたということです」

 この後、教師は「人殺しはするわ、放火はするわ、凶悪の限りだ」と生徒全員に復唱させている。もはや歴史教育ではなく“洗脳”と言っても良いだろう。

 今のところ、中国の教科書に尖閣諸島(釣魚島)に関する記述は殆どないようだが、これについても早々に教科書を改訂して、「我々のものだ」と言い張ってくるのは必定だ。




●韓国の歴史教科書は「真実」より「ウリジナル」が大事
 

 韓国の朴槿惠大統領は、「北東アジアの平和のためには日本が正しい歴史認識を持たねばならない」とオバマ大統領に語ったが、この“正しい歴史認識”を体現しているのが、韓国の国定歴史教科書だ。


 竹島については、韓国では「独島(竹島)はわが領土」という歌を幼稚園から歌わせており、歴史教科書だけでなく、国語や道徳の教科書でも小学生から教えている。もはや韓国の教科書では、独島は一切の批判を許さない“聖域”と化している。


 中学の歴史教科書では、

《独島は鬱陵島に付属する島で、早くからわが国の領土として連綿として伝えられてきた》と書かれているが、これは大嘘だ。朝鮮の文献に初めて「独島」の地名が現われたのは1906年(明治39年)で、それまで朝鮮の人々は同島の存在すら知らなかったのである。


 さらに、《政府はここにわが国の人々の移住を奨励し、官庁を設置して独島まで管轄するようにした。しかし日本は露日戦争中に独島を強制的に彼らの領土に編入してしまった》と言うのだが、朝鮮政府が竹島を管轄した事実はない。朝鮮の古地図にも書かれていない島をどうやって管轄したというのだろうか。



 韓国お得意の“ウリジナル”歴史も登場する。

《高句麗もたくさんの文化を日本に伝えてあげた。高句麗の僧侶彗慈は聖徳太子の師であり、曇徴は紙、墨、硯を作る技術を教えてあげ、法隆寺金堂壁画も彼の作品として知られている》

 確たる歴史資料がないため作者不明とされているのをいいことに金堂壁画が朝鮮人の作だとする手前勝手な主張には開いた口が塞がらない。



 慰安婦の扱いも年々大きくなる一方だ。慰安婦問題の章では、わざわざ「日本軍によって強制的に戦場に連行され、性的奴隷生活を強要された女性たち」と注釈を付けた上で、《女性までもが挺身隊という名目で引き立てられ、日本軍の慰安婦として犠牲になったりした》と書く。日本の女学生らが勤労動員された「女子挺身隊」と、公娼だった「慰安婦」の区別すらできないようだ。


 近年は教科書だけでなく、マンガなども歴史教材として積極活用されている。小学校教師、クォン・テソン氏原作の『生まれ変わって花に』は、少女の慰安婦が主人公。慰安所での日本兵の蛮行を描いたマンガだ。《彼ら(日本兵)にとって私たちは「人間」ではありませんでした》《ご飯も食べられず休むこともできず、多い時は1日に70人……》。


 同書は国立中央図書館や小学校の図書室にも置かれ、歴史教育の副読本として用いられている。捏造された歴史が、こうして子供たちに刷り込まれていくのだ。



 慰安婦問題を否定し、元慰安婦の前で土下座を強いられたソウル大学の李栄薫教授は、著書『大韓民国の物語』でこう本音を漏らしている。

「慰安婦研究と市民運動は、『朝鮮の純潔なる乙女の性を日本がほしいままに蹂躙した』という類の大衆的な認識をバックにしており、いまや一個人としてこれに逆らう勇気を出すのが難しい」


 つまり、教科書に真実を書けないのである。

 数年前に行なわれた日韓歴史共同研究も、日中歴史共同研究も、さしたる成果はあげていない。中国も韓国も“最初に結論ありき”で、日本の主張には全く聞く耳を持たないからだ。この二国には何を言ってもダメ、日本は米国や台湾との歴史共同研究に踏み切るべきである。

(SAPIO 2013年8月号掲載) 2013年8月12日(月)配信









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盧溝橋事件の教訓

2013-01-23 16:21:24 | 支那(中国)
盧溝橋事件の教訓


http://sankei.jp.msn.com/world/news/130123/chn13012303080000-n1.htm


 尖閣諸島をめぐる日中対立が激化の一途をたどり、偶発的軍事衝突の懸念も強まっている。中国は先月13日の同島周辺の領空侵犯を皮切りに、海空両面からの日本領侵犯を常態化し始めた。しかも日本が警告のための「曳光(えいこう)弾を1発でも撃てば、それは開戦を意味する」(彭光謙・中国軍少将)などと恫喝(どうかつ)する始末。ここは双方が日中戦争の口火となった盧溝橋事件の教訓に学ぶ必要がある。



 盧溝橋事件は1937年7月7日深夜に起きた。邦人保護のため北京西郊、盧溝橋で演習していた日本軍が銃撃を受け、付近に駐屯していた中国国民党軍との軍事衝突を誘発。8年に及ぶ日中戦争に発展した。

 事件は「国民党との内戦で窮地にあった中国共産党が矛先を日本に向けさせるために仕組んだ謀略」との見方も根強いが、真相は不明だ。1発の銃弾が歴史を変えた前例は他にもある。第一次世界大戦の引き金となった14年6月のオーストリア・ハンガリー帝国皇太子の暗殺事件だ。


 万が一にもこうした事態を招かぬよう、習近平政権の自制を求めたい。隣国の領海・領空侵犯を繰り返し、国際法でも認められた警告射撃を口実に戦争を始めるというなら「やくざ国家」の汚名を免れない。

 政権を継承したばかりの習総書記にとっては国内の安定が第一のはずだ。日本との武力衝突は米国との戦争に拡大し、惨害は計り知れない。

 習氏の本音は尖閣問題で強腰に出ることで国民に「タフな指導者」ぶりをアピールしつつ、強大化した軍事力を背景に日本に一歩ずつ現状変更を迫ることだろう。


 まず(1)尖閣諸島を「係争地域」と認めさせ(2)徐々に「共同管理」状態に持ち込み(3)最後は軍事・経済力で大きな格差をつけ、戦わずに自国領化する-という戦略だ。尖閣を奪取すれば次の“照準”は沖縄、台湾だ。

 共産党政権の野望は果てしないが、あくまで長期戦略である。軍人らタカ派の強硬発言はまず威嚇して相手の出方をみる“牽制(けんせい)球”だ。「係争」を認めれば「日本が弱みを示した」と世界に宣伝し、奪取の動きを加速する。これは共産党政権の常套(じょうとう)手段である。安易な妥協は「アリの一穴」となり、最後は「ダムの決壊」を招く。

 安倍政権が最も警戒すべきは中国による日米同盟の分断だ。習政権は米国に「反ファシスト戦争で共闘した中米の連携を強め、過去の歴史を反省しない日本に厳しく対処する」よう求めている。


 ナチスのユダヤ人大量虐殺と南京事件を結びつけ、慰安婦問題での河野談話見直しの動きを強く非難するなどして、米国のユダヤ人勢力やリベラル派の支持固めを進めている。

 在米華僑・華人は400万人を超え、莫大(ばくだい)な資金で米国での反日宣伝を強化、拡大している。資金力と人力で日本に大差をつけているだけに、歴史問題での中国の「反日世論戦」には細心の注意と対策が必要だ。


 もう1つの懸念は盧溝橋事件のように、一部の勢力が偶発事件を装い軍事衝突を仕掛けることだろう。たとえ小規模な衝突でも国内の好戦論が沸騰すれば、発足間もない習政権が後へ引けなくなる恐れがある。

 18日の日米外相会談でクリントン国務長官が「日本の安全を脅かすいかなる一方的行為にも反対する」と、いつになく明確に中国に警告を発したのも、危機感の大きさの表れだろう。習政権にはこれを真摯(しんし)に受け止めてもらいたい。

2013.1.23 03:08













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安倍政権は「尖閣決戦」に備えよ

2012-12-20 11:42:40 | 支那(中国)
【石平のChina Watch】

 安倍政権は「尖閣決戦」に備えよ


http://sankei.jp.msn.com/world/news/121220/chn12122011140003-n1.htm



 今月13日、尖閣諸島の魚釣島付近で中国国家海洋局所属のプロペラ機1機が領空侵犯した。中国機による日本の領空侵犯は自衛隊が統計を取り始めた1958年以来初めてである。


 今年9月に日本政府による尖閣諸島国有化の後、中国の公船が周辺海域に出没する事態が続いている。領空侵犯が行われた13日にも海洋局の海洋監視船4隻が領海に侵入した。習近平政権が誕生してから1カ月あまり、尖閣諸島やその付近の海域で日本側はいかなる単独行動も取っていない。それなのに中国側は一方的な挑発行為を執拗(しつよう)に繰り返してきた。そして13日、習政権はとうとう、日本領空への侵犯に踏み切った。


 翌14日、中国の楊潔●外相は人民日報に寄稿して習政権の対外政策を語った中で、日本側の尖閣国有化に関して、「断固として日本との闘争を行う」と明言した。日中国交回復40年、中国の外交責任者の口から「日本と闘争する」という激しい言葉が吐かれるのは初めてであろう。



 一国の外相が外交上最低限の礼儀や配慮も顧みず、「闘争する」という赤裸々な“対敵国用語”を使い始めたことは、習政権が実質上の「対日敵視政策」にかじを切ったことの証拠であろう。同じ日に、人民日報系の環球時報は社説を掲載し、尖閣へ向かって中国軍機を派遣するなど「あらゆる行動をとる権利を保留する」と言って露骨な軍事恫喝(どうかつ)を行った。


 このような好戦的な対日敵視政策の出現は、最近になって露呈した習政権の軍国主義化傾向とは無関係ではない。今月12日、新華通信社が伝えたところによると、習氏は8日と10日の2日にわたり、中央軍事委員会主席の肩書で広東省にある「広州戦区」所属の陸軍部隊と海軍艦隊を視察した。

 その中で習氏は陸軍と海軍の両方に対して「軍事闘争の準備を進めよう」と指示したのと同時に、「中華民族復興の夢はすなわち強国の夢であり、すなわち強軍の夢である」と熱っぽく語り、彼自身が旗印にしている「民族復興」というスローガンの真意はすなわち「強国強兵」であることを宣した。

 さらに注目すべきことに、新華通信社が上述の軍視察を伝えたとき、中国人にも耳新しい「広州戦区」という言葉を使った。今までの軍制では全国をいくつかの「軍区」に分けて軍を配備しているから、普段は「軍区」という言葉が使われているが、「戦区」という表現が出たのは今回が初めてだ。表現の変化の一つでも、今の習近平体制下の中国がすでに「戦時体制」への移行を始めたことを意味しているのであろう。


 そして習氏による「戦区視察」の直後に、中国が直ちに軍事的リスクの高い対日領空侵犯を断行したことからすれば、彼らの戦時体制作りは一体何のためのものなのかがよく分かってくるのではないか。

 おそらく今後、軍事的恫喝をバックにして尖閣付近の日本の領海と領空への侵犯を徹底的に行うことによって、尖閣に対する日本側の実効支配を切り崩し、それを打ち破っていくというのが習政権の常套(じょうとう)手段となっていくだろう。日本にとってそれは領土と主権の喪失を意味する正真正銘の安全保障の危機なのである。


 今やもはや、「日中関係の改善」云々(うんぬん)というときではない。領海と領空が恣意(しい)に侵犯されている中で、「関係改善」の余地は一体どこにあるのか。まもなく誕生する安倍政権が直面する大問題はむしろ、中国の「新軍国主義」に挑まれてきた「尖閣決戦」にいかに備えて日本の領土と主権を守り抜くのかである。

2012.12.20 11:11



                            ◇




【プロフィル】石平

 せき・へい 1962年、中国四川省生まれ。北京大学哲学部卒。88年来日し、神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。民間研究機関を経て、評論活動に入る。『謀略家たちの中国』など著書多数。平成19年、日本国籍を取得。

●=簾の广を厂に、兼を虎に







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日米安保は無効? 国連の「敵国条項」かざす中国の危険

2012-12-12 18:14:51 | 支那(中国)
日米安保は無効? 国連の「敵国条項」かざす中国の危険


http://sankei.jp.msn.com/world/news/121212/chn12121207530002-n1.htm


 何げなく聞き流した中国の習近平総書記が発したスローガンと、その後の行動がどうも気にかかる。


 習氏は総書記就任時の11月15日、復古調の「中華民族の復興」を掲げた。かの中華帝国の伝統理念は「華夷秩序」であり、帝国は外縁に向かって序列の低くなる異民族を統治していく。さらに先月29日、政治局常務委員を引き連れ、北京の国家博物館で列強帝国主義の展示を視察した。この時に習氏は「中華民族復興の目標に近づいている」と巻き返しを宣言した。


 その威勢をかって、軍上層部の発言が強硬になってきた。尖閣諸島も日本の総選挙後に危険度が増してこよう。選挙中は自重して、日本の反中勢力を有利にさせないためだ。


 習氏の「中華民族の復興」発言は、楊潔●外相が9月の国連総会で述べた異様な罵(ののし)りの演説に通じる。外相は日本による尖閣国有化に関連し、日清戦争末期に「日本が中国から盗んだ歴史的事実は変えられない」と述べた。しかし、日本が無主の尖閣諸島を領有したのは1895年4月の下関条約より前のことで、清国が日本に割譲した「台湾および澎湖列島」にも尖閣は含まれない。


 この時、中国側が歴史カードを使ったのは、国連そのものが日独を封じる戦勝国クラブとして発足したことに関係する。国連憲章には日本を敵国と見なす「敵国条項」が残されたままである。この時の楊外相発言は、主要国に日本が「戦犯国家」だったことを思い出させ、日本たたきの舞台とみていたのではないか。


 ところが、京都大学名誉教授の中西輝政氏はさらに踏み込んで、中国がこの敵国条項を「日米安保を無効化する“必殺兵器”と考えている可能性が高い」と見る。国連憲章の53条と107条は、日独など旧敵国が侵略行動や国際秩序の現状を破壊する行動に出たとき、加盟国は安保理の許可なく独自の軍事行動ができることを容認している。


 日本の尖閣国有化を憲章の「旧敵国による侵略政策の再現」と見なされるなら、中国の対日武力行使が正当化されてしまう。中国はこの敵国条項を援用して、日米安保条約を発動しようとする米国を上位の法的権威で封じ込めようとする策謀だ。


 この敵国条項については1995年12月の国連総会決議で、日独が提出して憲章から削除を求める決議が採択されている。憲章の改定には3分の2以上の賛成が必要なために、決議によって条項を死文化することにした。確かに、この決議はいつの日か憲章を改定するときがあれば「敵国条項を削除すべきだと決意された」のであって、厳密にはいまも残っている。



 問題は中国が同床異夢のまま国際法や国連憲章を勝手に解釈していることである。楊外相は9月の国連総会に続く11月6日のアジア欧州会議(ASEM)首脳会議でも「反ファシズム戦争の成果を日本が否定することは許されず、日本は戦後の国際秩序を否定してはならない」と布石を打つ。


 中国は国際法上、尖閣が日本の領土であることを覆すことが困難とみたか、国連憲章の盲点を突いて武力行使を正当化しようとする。恐ろしいほど冷徹な権謀術数ではないか。習新体制が日本に「華夷秩序」を強要しようとするなら、日本は同盟国と結束して中国を断固抑止する決意を固めたい。(東京特派員)

●=簾の广を厂に、兼を虎に

2012.12.12 07:53














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尖閣を守るなら、石垣・宮古に自衛隊実戦部隊を配備せよ

2012-11-20 09:26:45 | 支那(中国)
揺らぐ実効支配─まずは奪われた周辺海域の漁場奪還が先決だ

尖閣を守るなら、石垣・宮古に自衛隊実戦部隊を配備せよ


http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/sapio-20121119-01/1.htm


文=一色正春(元海上保安官)


 尖閣諸島周辺海域で多数の中国船が遊弋している。すでに日本の漁場が奪われ、このままでは日本の実効支配すらおぼつかなくなる。尖閣防衛はどうすべきか。


 中国は1992年に中華人民共和国の領海及び隣接区域法(領海法)により、尖閣諸島を中国の領土としたうえで、2010年3月、同諸島を国の管理下に置く中華人民共和国海島保護法を施行した。つまり、日本に先駆けて尖閣諸島を国有化したのだ。その時点で日本政府は何ら有効な対抗措置をとらず、形だけの抗議しかしなかった。その結果、中国の尖閣諸島に対しての領有や国有化が中国国内で正当化され、今日の猛反発に繋がっているのである。

 今回、東京都は尖閣購入計画の中で、具体的な島の活用方法を検討していた。それに対して、中国側は打つ手がなくギブアップ寸前だった。だが、あろうことか日本政府が救いの手を差し伸べたのである。国有化で東京都の計画を阻むと同時に、島に構造物を作らないと公言したおかげで、中国側としては安心して日本に威嚇行動をとれるようになった。


 まずこの認識を出発点としなければ、今後の対応策を間違えてしまう。前提として大事なことは、誰が島を所有するかということではなく、どう活用していくかということなのである。しかし、それ以前に中国に奪われている尖閣諸島の海を日本に取り戻すことが喫緊の課題である。

 付近海域は長年、不法侵入者を検挙してこなかったため、中国漁船が跋扈し、日本人漁師の生活の場である漁場が奪われている。まずは現行法の厳格な適用をもって中国漁船を取り締まり、条約の改正などを含めて日本が水産資源をコントロールできるようにしなければならない。




◆日本人の尖閣上陸を嫌がる理由


 平時においては、日本政府は付近海域に海上保安庁の巡視船を数隻配備して実効支配していると公言しているが、今後はこの体制だけでは現状維持すら難しい。

 今はまだ日本の方が優位ではあるが、中国の反発を恐れて手をこまねいていれば、近い将来、現在量産中の海洋監視船「海監」や漁業監視船「漁政」により、日本の巡視船は圧倒されてしまい、事実上、中国が尖閣諸島を実効支配していることになってしまう。

 そうなる前に海上保安庁や海上自衛隊の装備の充実が必要だが、島の防衛も重要だ。


 ただし、ただ単に尖閣諸島に陸上自衛隊を駐屯させるというのは早計である。先の大戦で離島の制空権と制海権を失った結果、多くの守備隊が食料や弾薬の補給を得られず玉砕という運命をたどったことを忘れてはならない。


 現在、尖閣諸島にいちばん近い自衛隊の基地は宮古島だが、レーダー部隊しかおらず本格的な戦闘部隊は沖縄本島の那覇にしかない。まずは石垣や宮古などに実戦部隊や補給基地を設置し、あわせて法整備を行ない、いつでも尖閣に駆けつけることができる体制を整えることのほうが現実的である。

 その上で、島の環境調査や環境保護などの理由で定期的に日本人が島に上陸すべきである。周りの海に日本漁船が戻り、島に誰もが上陸できるようになれば島を有効的に使う道も見えてくるであろう。実効支配している島に誰も上陸できないというおかしな話は、そろそろ止めにしなければいけない。


 中国が、あれほど日本人が上陸することを嫌がるのは自分たちが攻めにくくなるからだ。逆に言えば、常駐しなくとも日本人が定期的に上陸するだけで中国を牽制できるのである。そうでもしないと、尖閣諸島が早晩中国に占領されてしまう可能性が高いことは、南シナ海の例を見れば容易に予想できる。

 中国が狙っているのは尖閣諸島だけではない。その先にあるのは東シナ海全体であり沖縄だ。本来、日本が争うべき場所は尖閣諸島ではなく、日中中間線付近のガス田だ。そのためには日本も早急に試掘を始め、ガス田開発に本腰を入れるべきである。


(SAPIO 2012年11月号掲載) 2012年11月19日(月)配信








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日中“虚構の友好”40周年

2012-10-04 15:37:33 | 支那(中国)
日中“虚構の友好”40周年


http://sankei.jp.msn.com/world/news/121004/chn12100411020001-n1.htm



 1992年の旧正月、88歳のトウ小平氏が深センや上海などを視察し、「改革開放の堅持と経済成長の加速」を呼びかけた。遺言ともいうべきこの「南巡講和」を契機に、「13億人の巨大市場」という夢と、廉価で無尽蔵な労働力を求める日本企業の進出ラッシュとなった。


 「日中友好20周年」のお題目が華やかに唱えられたその頃、日本人=カネとしか見ない、刹那的で詐欺師まがいの中国共産党幹部の“腐り具合”をすでに「遺伝子の領域では?」と感じ始めていた私は、「社運を賭けて」など手放しの中国待望論にゲンナリしていた。89年6月の天安門事件の“残虐性”が、忘却のかなたであることにも違和感があった。



 「政治と経済は別」と強気の経済人は続々と独裁国家へ乗り込み、「共産党幹部お墨付きのプロジェクト(だから成功する!)」などと早合点し、「日中関係の更なる発展に乾杯」との常套(じょうとう)句&白酒に酔い潰れ、早々に相手のペースに巻き込まれ…。しかも武器輸出国へのODA供与はご法度なはずなのに、日本政府は血税で援助交際を深化させていった。


 「日中友好30周年」の頃には、「世界の生産工場」を表看板に、都市部は不動産&株ころがし、横領&贈収賄などエスカレート。その揚げ句が人口の0・1%が国富の40%以上を握る超格差社会であり、太子党や成り金の多くは外国のパスポートを所持し逃亡準備。国内に蔓延(まんえん)するのは、環境汚染物質と無職で「食えない」不満分子ばかりになってしまった。


 こうした矛盾の矛先が、またもや「反日」。中国で早くから汗を流してきた日本企業の象徴的存在パナソニックの工場まで標的となり、中国の諺(ことわざ)「井戸を掘った人の恩を忘れない」の真意は「恩をあだで返す」なのだとハッキリした。

 しかも、中国の妨害によって国連の常任理事国入りを果たせない日本は、「盗っ人」呼ばわりまでされている。「日本の領土も領海も富も資源も技術も全てオレ様のもの」。これが「日中“虚構の友好”40周年」の実態なのだ。(ノンフィクション作家)

2012.10.4 11:00











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中国の「沖縄工作」の狙い

2012-09-13 12:38:33 | 支那(中国)

中国の「沖縄工作」の狙い   【石平のChina Watch】


http://sankei.jp.msn.com/world/news/120913/chn12091311090001-n1.htm



「尖閣問題」で日中関係がぎくしゃくしている中、中国の一部の軍人や学者が突如、「沖縄は実は中国領だ」という奇妙なことを言い出した。


 たとえば解放軍の現役少将で国防大学戦略研究所の金一南所長は7月13日、中国広播網という官製メディアの取材記事において、歴史の経緯や戦略的重要性などの角度から「琉球の所属問題」について延々と論じた。その中で彼は、「琉球はもともと中国の属地。それが日本によって強奪された」と論じた上で、「われわれは今後(対日交渉において)、尖閣の領有権問題にとどまらず、琉球群島全体の帰属問題を持ち出すべきだ」と語った。


 金少将はさらに、「(中国の)学界や研究機関は今後、琉球の帰属問題について大いに議論すべきだ」とも提言した。


 この提言に応じたかのように、今度は『社会観察』という政論誌の8月号が、復旦大学日本研究センター副主任の胡令遠教授と中国対外経済貿易大学国際関係学院の王海浜副教授連名の「琉球問題論文」を掲載した。論文は直ちに人民日報系の環球時報が運営する「環球網」に転載され国内で大きな反響を呼んだ。


 論文はまず、前述の金少将と歩調を合わせて、いわば「歴史の経緯」から「琉球が中国領、日本がそれを不法占領」との珍説を展開した上で、「政府・学界・メディアは緊密に連携し、琉球群島の主権帰属問題に関する研究と宣伝を展開していくべきだ」と提言した。その「宣伝工作」の一環として、「国際社会に中国の主張を伝えること」の重要性を論じた。

 そして最後に論文は締めくくりの部分で「琉球人民の本土意識や帰属感を深く研究し、琉球人民に十分な民族自決権を行使させるべきだ」とも語った。


 以上は、最近になって中国国内で飛び出した「琉球帰属論」の2つの事例だが、日中国交回復以来40年間、中国国内から「琉球が中国領だ」というデタラメな暴論が展開されたのは初めてのことである。



 しかも、本来なら関係性の薄い解放軍の現役軍人と大学の教授がほぼ同じ時期に同じ主張を展開し始めたことの背後には、中国共産党政権の影が感じられる。解放軍将校と大学の教授の両方に影響力を行使し彼らに同じことを言わせることができるのは、当の共産党政権以外にはないはずだ。

 そして政権の意向を受けた彼らは、「琉球が中国領」という論を単なる論として唱えるのではなく、「政府・学界・メディア」の「連携」による「沖縄工作」の展開を具体的に提案した。


 その中で、「琉球人民に十分な民族自決権を行使させよう」という、赤裸々な「沖縄県民離反工作」までが公然と語られているのである。


 つまり中国が欲しがっているのは、決して尖閣諸島だけではないことは明々白々だ。彼らはすでに、日本の沖縄に対する野望をむき出しにしている。おそらく中国からすれば、沖縄を名実ともに「中国の属地」にしてしまえば、中国の海洋制覇戦略の最大の妨げとなっている米軍基地をかの地から追い出すこともできるし、日本本土を完全に中国の軍事力の脅威下に置くこともできよう。


 そうすると、「琉球の中国属地化」の次にやってくるのは、すなわち「日本の中国属国化」なのである。


 われわれはまさにこのような意味合いにおいて中国の考える「沖縄工作」の真意と狙いを理解しておかなければならない。このような国家存亡の危機にどう対処するのかが、まさにわれわれにとっての重要課題となるのである。

2012.9.13 11:09


   

                        ◇




【プロフィル】石平

 せき・へい 1962年中国四川省生まれ。北京大学哲学部卒。88年来日し、神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。民間研究機関を経て、評論活動に入る。『謀略家たちの中国』など著書多数。平成19年、日本国籍を取得。











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“尖閣決戦” 「習近平政権」強硬姿勢は必至

2012-08-30 16:11:30 | 支那(中国)
【石平のChina Watch】


“尖閣決戦” 「習近平政権」強硬姿勢は必至


http://sankei.jp.msn.com/world/news/120830/chn12083011130001-n1.htm



 香港の活動家たちによる尖閣諸島上陸・領土侵犯事件を契機として、日中間の緊張は一気に高まった。今後、両国間の攻防はさらに激しさを増していくだろうと予想される。


 まず日本側の動きからみると、現在、東京都が進めている尖閣の土地購入計画が予定通り進めば、実行されるのは来年の4月となっている。また、国も国有化の意思を示している。


 一方、中国側の今後の政治日程は、今秋開催予定の党大会で習近平氏が党の最高指導者に昇進し、来年3月の全国人民大会では習氏はさらに国家主席に就任する予定である。

 つまり来年の3月までには政権交代の日程がすべて終了し、習近平政権が正式に発足することとなる。都が購入した場合は、そのタイミングはちょうど、日本における尖閣の土地購入の実行と重なり合う。


 尖閣諸島は日本の固有領土だから、東京都や国が土地を買おうか買わないかは日本の内部問題であり、中国は何の関係もない。

 だが、中国政府は「尖閣が中国の領土・核心的利益」だと主張してきた手前、日本側の尖閣の土地購入の実行に対して「習近平政権」は強硬姿勢に打って出るしかない。

 さもなければ、国民と軍部から猛反発を食らって誕生したばかりの新政権がいきなり、つまずくことにもなりかねないからだ。


 それを避けるために習近平政権はおそらく必死になって日本側の動きを封じ込めようとするのであろう。場合によっては来年の4月を待たずにして、今秋に習近平氏が党のトップとなったときに、日本に対する攻勢が早くも始まってしまう可能性がある。


 その際、中国はどんな手を打ってくるか。

 外交的圧力と恫喝(どうかつ)のエスカレート、経済カードを使っての心理戦の展開、日本内部の団結を瓦解(がかい)させるための宣伝工作…。


 2年前に漁船衝突事件が起きた際に日本企業の社員を“人質として拘束”するような汚い手段、偽装漁民による尖閣諸島への大挙上陸、巡視船などによる準軍事的な実力の行使等々、いざとなったときには「無法国家」が使える手は実にいろいろとあるのだ。


 そのとき、日本がどう対処すべきなのかが問題である。

 もちろん、中国が猛反発するからといって、今さら尖閣の土地購入計画を放棄するようなことは絶対してはならない。実効支配強化の観点からしても、東京都の尖閣購入あるいはその国有化はおおいに進めるべきであろう。

 その上で、中国からのあらゆる攻勢に対処して尖閣を守っていくためには、日本国政府と東京都が、それこそ一致団結して、国家レベルでのさまざまな対策を用意しておかなければならないのだ。


 領土侵犯に厳しく対処するための法の整備、海上保安庁の力の補強、目に見える形の尖閣に対する実効支配体制の強化など、急いでやっておくべきことは山ほどある。


 そして何よりも重要なのは、日本国家として、どんなことがあっても自国の領土である尖閣諸島を守り抜くとの決意を中国側にきちんと示していくことである。

 ありもしない「領土問題」を外国に突きつけられた以上、「撤退」はない。そして、彼我の力の対比や日米同盟の現状と今後の変化などの要素から考慮すると、今のうちに決着をつける方向で動いた方が日本にとって有利である。

 日本が国家として“尖閣決戦”にどう立ち向かうか。そろそろ「覚悟」を決めるときであろう。





                         ◇





【プロフィル】石平

 せき・へい 1962年中国四川省生まれ。北京大学哲学部卒。88年来日し、神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。民間研究機関を経て、評論活動に入る。『謀略家たちの中国』など著書多数。平成19年、日本国籍を取得。














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