二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の鍼灸臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

県民公開講座「幸せは腸から~こころの免疫力を高めよう!~」 予告

2013年07月01日 | 予告

またまたまた、お久しぶりのブログ更新です

星稜野球部のトレーナー活動や、学術大会や講習会や研修会の参加、臨床では不妊症やスポーツ障害の鍼治療など、多くのことをブログに書きたいのですが それは後ほど書くとしまして、本日は、私が所属します(社)石川県鍼灸マッサージ師会と(公社)全日本鍼灸マッサージ師会の主催で行われる『県民公開講座』について予告させていただきます。

今週末に開催となります

以下に詳細を記しま~す

 県民公開講座 幸せは腸から~こころの免疫力を高めよう!~』  

 7月7日に”腸内細菌による免疫”を説かれた藤田紘一郎先生をお迎えしての講演会が実現しました

日 時 : 平成25年7月7日(日)  午前10時~12時
場 所 : 金沢エクセルホテル東急 5階 ボールルーム
演 題 : 『 幸せは腸から ~こころの免疫力を高めよう~ 』
講 師 : 藤田紘一郎 先生 

入場無料  ※託児所あり(要事前予約)  ※駐車場あり(有料)

後 援 : 石川県・金沢市・(公社)石川県医師会・(公社)石川県栄養士会・北國新聞社

※当日、託児をご希望の方は保険をかけることができませんのでご注意ください。

≪講師の藤田 紘一郎先生のご紹介です≫
 
免疫学者(医学博士)であり、東京医科歯科大学名誉教授、人間総合科学大学教授。寄生虫学感染免疫学、熱帯医学がご専門。NPO自然免疫健康研究会理事長。1983年に寄生虫体内のアレルゲン発見で小泉賞受賞。2000年にヒトATLウイルス伝搬経路などの研究で、日本文化振興会・社会文化賞及び国際文化栄誉賞を受賞されています。感染免疫学・寄生虫学の視点から公衆衛生についての執筆が多数あります。特に寄生虫関連の一般書で広く知られるようになりました。
 また、「花粉症の原因は寄生虫を撲滅しすぎたため」とする説を広めたことでも知られます。自身の研究の一環として、自らの内で15年間6代にわたり条虫サナダムシ)と共生していたことがあり、“きよみちゃん”と名付けたサナダムシは、3代目です。

 藤田先生のお話の中からは人間の腸内細菌にとどまらず、パンダやにわとりと菌の関わりや、はたまた細菌への温かいまなざしを垣間見ることができ、著書を拝見しますと、どんどん惹きこまれていきます。

≪藤田先生の著書『こころの免疫学』の内容を少しだけご紹介します≫
 
最近20年間で2倍以上患者数が増えたものに、アトピーやぜん息などのアレルギー疾患とうつ病などのこころの病気があります。がんやアレルギー、こころの病気が、なぜ最近になってこんなに増えてきたのでしょうか。それは、日本人の免疫力が低下してきたことと無関係ではないと思います。

 
その鍵は腸内細菌がにぎっていることがわかりました。腸内細菌は免疫力の約70%を作り、ドーパミンやセロトニンなどの幸せ物質の前駆体をつくり脳に影響を及ぼしています。腸内細菌叢のバランスを保つためにはまず食事が大切になってきます。野菜、穀類、豆類、果物などの植物性の食品を中心とした「手作り」の食事が大切なのです。

 この著書の内容を中心にご講演いただく予定です。

≪藤田先生の著書のご紹介≫
 『こころの免疫学』  新潮選書
 『笑うカイチュウ―寄生虫博士奮闘記』  講談社
 『子どもの「免疫力」を高める方法』  PHP研究所
 『病気に強い人、弱い人腸内細菌叢が寿命を決める』  幻冬舎
 『アレルギーに負けない体は「腸」がつくる』  実務教育出版
 
『脳はバカ、腸はかしこい』  三五館                 ほか多数あります。

≪(社)石川県鍼灸マッサージ師会から県民の皆様へのメッセージ≫
 
今回の講演では、アレルギーやがんに関わる免疫力と自然との共生・長寿社会の生活環境との関連についてのお話をしていただきます。普段ご家族の健康を常に考えて食事を作られている女性や、子育てしているイクメン男性はもちろんのこと、逆に、これまであまり食事のことに関心がなかった皆様にも、これを機会に、ぜひいっしょに聴講していただきたいと思います。

 You Tubeで藤田先生がお話しされている画像のご紹介です。とても興味深いお話しです。

「医学博士 藤田紘一郎 腸内細菌の働き 善玉悪玉では無い」(☜クリック)

≪腸内細菌 と 東洋医学≫
 
藤田先生は著書『こころの免疫学』のなかで「本来こころと身体はひとつのものであります。東洋医学では昔から”内因によって人は身体のバランスをくずし病気になりうるということに着目していた”」ということを述べられています。

 東洋医学には脈をみて治療の手がかりにすることがあります。脈をみるときに”胃の気”があるかどうかをみます。私たちが食べたものは主に胃腸で消化されて栄養になります。脈をみて内臓がうまくはたらいているかをみるのと同時に、食事からえられたものがエネルギーになっているかどうかもみせていただきます。体の元気のもとは、食事と食事を栄養にできる胃腸がしっかり働いているかということが大切になってきます。藤田先生のお話が東洋医学を志す者にも大きなヒントを与えてくれます。

≪胃腸を元気にするツボ≫
 
鍼灸治療ではその方の全身の状態により、治療をするツボを使い分けます。ここでは、一般的に使われるツボを2か所ご紹介させていただきます。

足の三里・・・消化器疾患によく効きます。また、古来、無病長寿のツボとして知られ、日本ではここに灸をすえる事が家庭でもよく行われていました。膝の皿の下にできるくぼみの外側から、指4本分下がったところにあります。

 天枢・・・胃・小腸・大腸・膵臓をはじめとし、消化器系の働きが鈍っている場合使います。体が何となくだるく疲れやすいというときにもオススメのツボです。おへその両脇で指3本分外にとります。

 
体験コーナーでは鍼灸・按摩・マッサージ・指圧を体験することができますよ
 (12:00~13:00)

≪体験コーナーでの目玉、小児鍼と美容鍼をご紹介≫
 
小児鍼と・・・皮膚にやさしい接触刺激をあたえることで、お子さまがもっている自然治癒力を高めることができます。やさしいタッチで気持ちがよく、”もっとやって”とおねだりするお子さまもいらっしゃいます。生後1か月から小学6年生頃までが対象となります。夜泣きや疳の虫・食欲がない・便秘・風邪などお子さまがかかりやすい症状をはじめとし、様々な症状に応用できます。ぜひ、ご相談ください。

  美容鍼と・・・東洋医学では、皮膚は体をまもるバリアであると考えられています。「衛気(えき)」といわれる「気」は体表を流れ、皮膚にハリとツヤを与えてくれると考えられています。また皮膚は体の内側を映す鏡です。体内の調子を整えていくことが美への近道です。美容鍼では、皆様の症状に合わせて体調を改善しながら美しくなっていくのをお手伝いさせていただきます。

  これまで鍼灸、あん摩・マッサージ・指圧を経験したことがない皆様、経験したことはあるけれど美容鍼や小児鍼にご興味のある皆様など、この機会に一度体験してみてはいかがでしょうか


 素敵な講師をお招きしての講演会です。多くの県民の皆様に会場まで足を運んでいただきたいと思っております。

 当日は七夕です 皆様との良き出会いがありますよう、ご来場をお待ちいたしております 

(社)石川県鍼灸マッサージ師会のホームページで閲覧することができる文章に少し付け加えて、そのまま私のHPへ転載させていただきました

是非お時間のある方、腸に興味のある方、行ってみようと直感が働いた方は是非ご来場くださいませ。

実は私、最後の5分間と短い時間ですが、鍼灸マッサージ医療について、来場した皆様へご紹介するプレゼンをさせていただきます。そちらも是非、見に来ていただけたらな~と思います。

週刊天気予報をみると…週末はの模様。まあ、大丈夫でしょ

では、7月7日に よろしくお願いします 


   二葉鍼灸療院 田中良和

コメント (5)
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