石川大会も7月21日の戦いで参加50校が8校に絞られてきました。
星稜高校も安定した戦いをここまで繰り広げベスト8入りを果たしました。
ベスト8に残った高校は、星稜、小松大谷、金沢、金沢学院東、遊学館、鵬学園の私学6校と、小松工業、津幡の公立2校という結果となりました。
さて、星稜の2回戦、3回戦は私は帯同できませんでしたので、結果を速報で確認しながら診療をしていました 安定した戦いとは言え、結果がすご~く気になり、合間をみてはパソコンで確認しているのでした。
では、試合報告です
第97回全国高校野球選手権大会石川大会 ~2回戦~ 平成27年7月18日(土) 24℃
<小松末広野球場>
星 稜 金沢市立工業 (試合時間;1時間9分)
一 二 三 四 五 計 H E
金 工 0 0 0 0 0 0 2 2
星 稜 0 7 1 0 2x 10 12 0 (5回コールド)
この試合、先発はエース谷川君、3回をヒット1本、3奪三振で無四死球。4回からは1年生の清水君、2回をヒット1本、無四死球で抑え、試合のリズムをつくりました。1年生の清水君がこの舞台で初先発する機会を得たことも大きなことだと思います。彼はなかなかハートが強く、将来への期待が膨らむ球筋をもつ投手です。コントロールも非常によく、これからの成長が本当に楽しみな投手です
打撃は12安打。そのうち二塁打5本、三塁だ1本、8番 梁瀬君の2試合連続のホームランがあり、長打が7本ありビッグイニングを生む起爆剤となっております。それだけ皆、バットが振れている証拠です。
それに加え、1回戦ではあまり振りが良くなかった4番の山本君が3打数2安打、2番から9番に打順が変わった虎谷君が3打数3安打2打点と修正して結果を出しているところが良かったと感じました。
いい勝ち方で3回戦に進めたと思います
さて、なかなか私も試合や練習試合に帯同できなく、練習も見れていない状況でした。しかし、この大会期間中は高校野球では一番の重要な時期となりますので、時間のある時は出来る限り選手の動きをみておきたいと思っております。
7月19日、20日の連休はトレーナー活動も含めて、選手の動きやチームの雰囲気をうかがいに練習に足を運びました
選手は体調も良く、いい顔をしています。
それぞれが次の試合に向けて、また、大きな夢に向けて、自分の修正箇所、チェックする部分を理解して練習を行っている姿は、監督や部長、コーチの指導が光るところでもあると思います。やらされているのではなく、自分で考え、身体感覚として捉え、納得し、そして反省、修正をしていく、そんなところをいつも拝見して選手たちの成長をいつも感じております。
あたしも負けておられませ~ん
さてお次は、3回戦です
第97回全国高校野球選手権大会石川大会 ~3回戦~ 平成27年7月21日(火) 35℃
<小松末広野球場>
星 稜 金沢西 (試合時間;1時間22分)
一 二 三 四 五 計 H E
金 西 0 0 0 0 0 0 4 0
星 稜 1 0 0 2 7x 10 11 0 (5回コールド)
先発は2年生の横越君。前日の練習でもいい球を投げてました。公式戦初先発・・・ではないかと思います。彼は今年の冬から大きく成長してきた一人です。大きな舞台で5回を4安打無四死球で無失点で完投しました。
素晴らしいと思います。まだまだ伸びしろの大きい投手です 身体も大きく威圧感のあるマウンド姿勢、谷川君や福重君、山本君とはまたタイプの違う投手であり、ここでの自信はチームとしても大きな力となることでしょう(次期チームも見据えて)
打撃では、長打こそ二塁打2本と少なかったものの5回には5連打を絡めてビッグイニングをつくり相手を突き放しました。練習通りで、試合においても集中力があるチームになってきております。また、ここまでの3回戦、打撃好調ですが特に8番の梁瀬君が調子が良く下位打線を引っ張っています
今日の試合でも、これまたここまで好調の7番 竹谷君が3打数2安打3打点と大当たり、そして、守備でもいい動きをしていた相原君が2打数1安打2打点、9番 横越君の代打で出た1年生の寺西君のタイムリーを含め6・7・8・9番の下位打線で6得点を叩き出しています。
1番 森田君も持続的に好調なので、ここで谷川君を含め主軸と打線が連動すると、相手にとっては脅威の打線になるかなと感じます。
また、ここまでの3試合エラーが0というもの試合を引き締め、スキをつくらないポイントでしょう。
監督の選手起用や采配も光っていると私は感じます。
さてさて、これでベスト8進出です。ここからが越えなくてはいけない大きな山が三つ続きます。1回戦の金沢商業の山も大きかったと思いますが、ここから5日間で3試合、そしてまったく気が抜けない相手が続きます。精神的にも肉体的にも厳しくなってきます。
準々決勝の相手は、昨年の決勝の相手、小松大谷です。
きっと、相手は様々な思いをもってこの試合に挑んでくるでしょう。それは星稜とて同じです。
夏の甲子園という大きな夢へ向かって突き進むには対戦しなければならない相手です。
そして、神様はこの夏、準々決勝にこの対戦をもってきました。
きっと好ゲームとなるでしょう
星稜の選手たちが全力でプレーできるように、また今まで培ってきたパフォーマンスを発揮できるようにサポートしていきたいと思います また帯同はできましぇ~んけど