二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の鍼灸臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

自分でできるスポーツ飲料の作り方 ~脱水を防ぐ~

2017年07月29日 | スポーツ障害

 私も大好きな暑い夏がやってきました

 (個人的には、星稜野球部が石川県大会の準決勝で負けたので秋風が吹いていますが・・・

 素敵な夏を楽しく、元気に過ごすためには、やはり体調管理が大切です。

 その中でも、最近の異常な暑さにともない、いろんなところで言われている「熱中症」に気をつけることです。この症状、身体の状態は生死にかかわる場合もありますので、予防しておくことが大切です

 身体の中では、体温を一定に保とうという働きが常に働いています。これは体温だけに限らず、様々な身体機能において働く機能です。この機能が働いているので人は人として一日、一年、一生を歩んでいけるわけです。

 熱中症を簡単に一言でまとめると「体温調節ができなくなった状態」ということです。

 夏の暑い時期の体温調節には、末梢血管の血流を促すことと、発汗させることで熱を体外へ逃がすことが重要となります。

 そして、失った水分を常に補給すること(脱水の防止)です。

 その機能を上手に働かせるためには水分摂取を小まめに行うことが大切であり、その水分摂取にはスポーツドリンクミネラルが多く含んだ麦茶、あるいは塩分入りの水(ペットボトル500ml+キャップ1杯の塩分=生理的食塩水)の摂取が適しています。

 これはスポーツ選手だけではなく、高齢者から小児まで、夏を過ごす全ての人に共通することです

 特に暑い夏、湿気の多い初夏には身体にとって大切なことです

 さて、ここで「水分摂取は分かったけど、あまり市販のスポーツドリンクは好きではないな~」という方に、先日、教えていただいた「自分でできるスポーツ飲料の作り方」をご紹介いたします

 

       

【材料と分量】

 トマトジュース(無塩)  500ml
 水(湯冷まし)       500ml
 塩              小さじ2分の1杯
 さとう            小さじ4杯
 レモン汁          小さじ2杯

【作り方】

 ①湯冷まし、またはきれいな水を用意する。

 ②レモンを切ってレモン汁を絞る

 ③容器に分量のトマトジュースと①・②、分量の塩、さとうを加え、よく混ぜる

 ④ ③を冷やして出来上がり

       

 簡単でしょ その他にも違う材料で作れます

       

 A.梅干し(小1個)+さとう(小さじ2杯)+お茶500ml

 B.レモン汁(大さじ1杯~1と2分の1杯)+塩(ひとつまみ)+さとう(大さじ1杯)
   +水(湯冷まし 500ml)

 C.リンゴジュース(500ml)+水(湯冷まし 500ml)+塩(小さじ2分の1杯)

        

〈於;オレンジカフェこばし(認知症予防カフェ) 小川医院(金沢市) 管理栄養士 手塚波子 先生〉

 なお、腎機能が良くない方は、塩分の取り過ぎには注意してください。

 砂糖や塩にこだわりを持って料理や摂取されている方は、それらを使用していただければいいかと思います。

 汗をかいた後、風呂上がりの一杯 

 これは私も好きな方なのですが、アルコールの摂取は水分補給としては適しておりません。皆さんも経験があると思いますが、オチャケを飲むとオシッコが近くなりますよね

 アルコールには利尿作用があるので、脱水を促します。ですから水分補給には不適です。甲子園などで、可愛い売り子さんからビールを買ってしまいますが、熱中症予防には、できれば、アルコール以外の飲料も用意する必要がありますね

 あとは生活習慣を整えて、最初にお話しした身体の中の状態を一定に保つ働きを機能させていれば、熱中症予防できます

 

 「俺のスポーツ飲料」、ご興味のある方は作ってみてください。

 では、健康に、楽しい夏を過ごしてください

 

 最後までお読みいただき、ありがとうございます

 

    二葉鍼灸療院 田中良和

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第99回全国高校野球選手権石川県大会 ~準々決勝~ 星稜vs金沢市立工業

2017年07月28日 | 高校野球

 この日の試合も、診療の合間にバーチャル高校野球の経過や中継を見ながらの応援でした

 まずもって、最近の天候不順のせいで屋外スポーツには、いろんな判断が迫られるところではあります。これだけ長く試合時間が中断したことも、私が見た中では今までにないくらい長いものだったと思います。

 通常であれば7月23日(日)に試合予定でしたが、準々決勝の2試合は、朝からの激しい雨で翌日に順延となりました。翌24日の天気予報は、すこし天候が不安定なところはありましたが試合は出来そうな予報でした。あくまでも予報ですが・・・

 最初に、24日に試合をされた4チームの選手、監督など指導者の皆様、応援していた選手、保護者の皆様、ファンの皆様に「ご苦労様」と言いたいと思います
 また、この雨の中の大会を運営された役員や審判団、スタッフの皆様、グランド整備された球場関係者の皆様にも「ありがとうございます」と言いたいと思います。

 昔と違って、現在は雨雲レーダーなるものをネットで見ることができ、何時から何時まで強い雨が降ることも一般の私たちも予測できるので有難いですが、その画像をみつめながら、自然には勝てないことは分かっていても、早く雨雲が過ぎて行き、試合が行えるように願っていました 高校野球を愛する人たちは皆さんそうだったと思います。

 第1試合の、遊学館vs北陸学院も、途中の強い雨で1時間40分ほど試合が中断。星稜、金沢市立工業の選手たちも、その様子を伺いながら球場で待機しているわけです。
 第2試合の、星稜vs金沢市立工業の試合も中盤を過ぎたころ、再び雨が強く降り出し、そこから2時間2分の中断でした。

 大会運営に関る審判や高野連の皆さん、各チーム関係者、高校野球ファンの皆様は、試合を途中で雨天コールドゲームなどにせずに、最後まで試合をやらせてあげたい思いは一緒だったと思います。その思いが通じたのか何とか雨もあがり、4チームの選手たちは最後までゲームを行うことができました。
 雨の中の試合の是非はここでは言わないとして、本当に良かったと思います

 これ甲子園の雨模様を拝借

 

 

 第99回全国高校野球選手権石川県大会 ~準々決勝~   天気;   

 

   7月24日(月)    石川県立野球場

   星 稜  金沢市立工業

    星 稜  2 1 0 0 1 1 0 2 4  11   

      金 工   0 0 0 0 0 1 0 0 0   1   

 

 打撃では、初回のチャンスに4番の木倉君がランナーを二人おいて、センター後方のフェンス直撃のヒットにて2点を先制。本当に頼れる4番に成長しました。

 その後も単打を重ね、後半では代打に出てきた所村君などが長打からチャンスをつくり後半のビッグイニングへと繋げていきました。最終回は、こちらも打撃好調の1番の若宮君が満塁からレフトスタンドへ入るホームランを放ち、追撃の炎を、本日の雨のようにかき消しました。

 良かったのは、ここまで当たりの出ていなかった3番の竹谷君にヒットが出たことです。いい感じのセンターへのヒットだったので、次の試合に繋がっていくだろうと思います

 6番を打つ寺西君は、ここまでまだ大会へ入る前の調子が出ていないような気がしますが、彼はやはり存在感があります。四球が多くなります。ボールを見逃す姿もブレがなく、美しい感じになってきたので、残りの試合ではきっと結果を出してくるだろうと感じます

 前にも書きましたが、実は小まめに必殺仕事人をしているのが、2番の前野君、7番の南保君、9番の鯰田君なのです。時々、宮井君&山岸君&向川君ってところでしょうか。それぞれが、それぞれの仕事を忠実に、確実に、そして監督の意図を汲み取ってプレーできているところが今の強さかなと感じます。ただガンガン打っているだけとは・・・違うんですね~

 この日は16安打(ホームラン1本、ツーベースH 3本)を放ち、11得点をいただきました。

 守りはこのグランド、天候状況の中、上出来だと思います。

 先発は竹谷君。チーム一制球力があり、リズムがある2年生投手ですが、この日は初登板ということで緊張したのか、いつもの竹谷君ではなく、低めのストレートには力なく、やや落ちるような感じであり、高めはボールが少し浮く傾向になりました。しかし変化球のキレは100%ではないですがありました。それが救いだったと思います。

 ずっとランナーを背負ってのピンチの連続でしたが、悪いなら悪いなりのピッチングを披露していたかのように、最後はバッターに進塁、得点を許さず、無失点でマウンドをおりました。中継画像をみていて身体的にも調整したほうがいいところもあるかなと感じました。

 次に左の小倉君がリリーフ。緩急をつけ、いつもの淡々と投げる彼本来のピッチングが出来ていたと思います。彼が投げている時に雨が強く降ってきました。もう水たまり状態でした。審判としても一応、ゲーム成立までは終えたかったのかもしれませんが、少し可哀そうに思いました、が・・・

 テレビ映像に映った小倉君の顔は、嫌な顔一つせず、逆に集中力が増しギラギラしているようにさえ見えました。いや~いい顔してました 顔や態度は心を現しますので、彼の成長が見えたことの嬉しさとともに、細い身体ですが、頼もしさや逞しさが倍増しました

 最後は初戦に続き、坂本君が投げて締めくくりましたが、ナイスピッチングでした。初戦よりいい身体の動きをしていました。

 3人の投手とも、この滑るし、ぬかるむマウンドの状況の中、よく投げたと思います

 また、お相手の金沢市立工業の2年生サウスポー堀田投手は完投したわけですが、本当に良く投げたと思います。身体も大きく、キラッと光る球(変化球)、いいストレートも持っているので、新チームになって磨きがかかると、やっかいな投手の一人になるのではと思わせる素材だったと思います。
 彼も表情もほとんど変えず、本当によく投げていたと思います

 試合はナイターになったのですが、試合終了は中断の時間を含め4時間14分 選手たちにはいい経験だったかもしれませんが、あまり経験して欲しくない試合です

 今年のチーム星稜のいいところは「集中力」をうまく本番に保てること、レギュラーに限らず全ての選手がそれを出来ている所だと思います。試合ごとに成長する選手の姿に私も刺激をいただいております

 

 さて、7月28日は、日本航空石川高校との準決勝となります。

  第1試合 : 遊学館 vs 寺 井

  第2試合 : 星 稜 vs 日本航空石川

 星稜高校としては一つ一つ積み重ねるだけです。甲子園への道を一歩一歩

 最後までお読みいただき、ありがとうございます 

 

   二葉鍼灸療院 田中良和

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第99回全国高校野球選手権石川県大会 ~3回戦~ 星稜vs野々市明倫

2017年07月27日 | 高校野球

 さて、第99回全国高校野球選手権石川県大会も3回戦です。

 この日は残念ながら平日なので、バーチャル高校野球の速報を施術の合間に見ながらの応援でした

 調べてはいないですが、最近よく公式戦で野々市明倫高校と対戦しているような感覚があります。

 

 

 第99回全国高校野球選手権石川県大会 ~3回戦~   天気;   

 

   7月21日(金)    石川県立野球場

   星 稜  野々市明倫

    星 稜  0 1 2 0 0 1 3 0 4  11   

      明 倫   0 0 0 1 0 2 0 0 0   3   

 

 6回までは4-3と僅差のゲームを展開。前半から中盤にかけての一気の攻め、このあたりが今後、上位で試合をやっていくための課題かと思います。が、スタッフの皆様、おそらく原因はいろいろと把握されていたことと思います。

 6回まではエースの清水君が先発し投げ続けました。途中ホームランを打たれたようですが、23日の室内練習場で話を聞くと、いい感じを掴んで来ているということなので、さらに磨きがかかってくるのではないかと思っています。

 後半にビッグイニングを2回つくり、終わってみれば18安打11得点を挙げ勝利しました。

 1番で特攻隊長の若宮君が当たっています 彼はバッターボックスへ立つと大きく見えます。この日もツーベース2本を放ちました。トップバッターがこれだけ出塁してくれて、長打を打ってくれれば大量得点の原動力となります。
 実は、私は9番の鯰田君の働きも大きいのではと思います。彼は今大会しぶといバッティングをします。もともと起用なバッターだと感じますので、この9番と1番の繋がりも相手からしてみれば気が抜けない部分でもあるかと思います

 この日も4番の木倉君は絶好調。これまでの星稜の4番バッターの中で、ここまで夏に調子のよいバッターは・・・私が記憶しているところではいないのではないかと思うくらい、仕上がりが順調です

 7回・8回はサブマリン福田君がきっちりとリズムをつくり無失点で抑え、攻撃に繋げました。

 9回は1年生投手の奥川君がきっちり締めて試合終了。ここで前回の試合もそうですが、奥川君がピッチャーの時には、キャッチャーが川岸君から2年生の西谷君へ交代しています。このあたりの次を育てながらの試合運びは、さすが林監督だと思っています

 さて、一戦一戦、上へあがるごとに厳しい試合となっていくと思います。これまでの良い部分は伸ばし、改善・修正するべき部分は直して、次の試合に臨んでほしいなと感じます。

 

 私も、自分の仕事をしっかりとやっていきたいと思っています

 最後までお読みいただき、有り難うございます

 

   二葉鍼灸療院 田中良和

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第99回全国高校野球選手権石川県大会 ~2回戦~ 星稜vs羽咋工業

2017年07月27日 | 高校野球

 第99回全国高校野球選手権石川県大会は7月14日に開幕しました

 星稜高校は春の北信越地区石川大会で準優勝であったため2回戦からの登場となりました。

 なかなか星稜高校野球部の練習試合にも行けないほどの慌ただしさでしたが、今夏はケガ人はほぼなく迎えることができたようです。

 石川県大会は雨の順延などがあり、私としては17日(月祝 海の日)だけが帯同できる日程となりました。23日にも帯同予定でしたが、雨のため順延。今大会は全国的各地で雨による順延が多かったように思います。おまけにゲリラ豪雨です。

 そして、決勝戦まで駒を進めることができれば、午後を休診として応援に行く予定です

 

 第99回全国高校野球選手権石川県大会 ~2回戦~   天気;   

   7月17日(月祝)    石川県立野球場

 

   星 稜  羽咋工業

    星 稜  0 0 3 1 0 6 2  12   

      羽 工   0 0 0 2 0 0 0   2 (7回コールドゲーム)   

 

 朝の星稜高校グランドより帯同し、金沢 vs 金沢商業の次の試合でしたので、選手らの身体の動きや表情などを見ておりました。

     

 試合前はゆったりとしたいい雰囲気でした

 

 さて、やはり3年生は夏の大会が最後となり、甲子園がかかった試合ということで緊張しないわけがありません。初戦は特に緊張するものです。その切り替えのスイッチをどこで押すかということなのだと思いますが、選手に話を聞くと、やはり序盤は緊張していたようです。

 攻撃では序盤ヒットは出るがあと一本が出ない状況が続きましたが、4番打者の木倉君が3回にランナーを二人置き、レストスタンド場外へ3ランホームランを放ちゲームが動き出しました。完璧な当たりだったと話しておりましたが、久しぶりに力の入っていない美しいフォームと素敵な放物線のホームランを見たなという感じでした いろんな意味でいいホームランでした

 その後、6回には相手の四死球、また、この日はバックスクリーン方面から3塁側スタンドに向けてかなり強い風が吹いていました。その風に乗った川岸君のレフトスタンドへのソロホームランなどもあり、一挙6点を挙げ試合を決めました。

 この星稜の打線、まだ完成ではないでしょうが、スタンドからみていても、打席での雰囲気というのは相手投手は嫌だろうな~というオーラを放っているくらい打者が大きく見えます。そして迫力があります。
 この日は一人だけ例外がいましたが・・・ヒ

 いやいや、それにしても1番から9番までホームランを狙える打線は怖いと思います。ここに細かい野球も機能していけば、本当に楽しみな打線になって行くかなと思います。

 この日は10安打(ホームラン2、二塁打1)を放ち12得点をとりました。

 守備では、特に大きなミスはなかったですが、サードを守る2年生の南保君の動きが良かったです。打撃も素晴らしいものを持っていますが、守備においても常に先の状況を読んで積極的なプレーをしていました。彼の成長はこの夏、星稜野球部のチームとしての厚みを作る上で重要な存在なのかなと思いました。

 投手は、坂本君が4回、清水君が2回、1年生投手の奥川君が1回投げました。

 春の大会に投げることができなかった坂本君と清水君が試合に投げることができて良かったと、心より思いました。マウンドや自分の感覚を確認しながらの投球だったと思いますが、3人とも、そこそこ良かったかなと思います。

 坂本君が少し制球が乱れたところを痛打されたり、低めのボールのワンバウンドが多かったことで、バッテリーミスなどあり2点を献上しましたが、いい意味で勉強になり、今後に繋がる投球になったと思います

 奥川君は、やはり北信越地区大会での登板とは違う緊張をしたようですが、何か彼の言葉に大器を感じさせる楽しみがありました 面白い1年生投手です。身体もがっちり、身長もあり、球速もこれからまだまだ上がっていくでしょう。球質も重そうです。彼の今後に期待です。

 

 試合終了後は、順当に行けば、準決勝であたる可能性のある日本航空石川 vs 鵬学園を少しだけ観戦し、帰路へつきました。 

 

 星稜高校野球部、上々の立ち上がりです

 彼らがプレーに集中し、怪我のないように、私も集中してトレーナー活動を頑張りたいと思います

 最後までお読みいただき、ありがとうございます 

 

   二葉鍼灸療院 田中良和

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ご出産の嬉しいご報告 ー妊娠~出産までサポートする鍼灸治療ー

2017年07月19日 | 不妊症

 やはり、この瞬間が妊娠~出産のための鍼灸臨床をやっていて一番うれしいですね

 平成26年(2014)の夏ごろに当院へ、妊娠・出産を望まれご来院。

 治療間隔は、途中、人工授精にて妊娠するも流産などがあり、期間が開いたりしましたが、タイミング、人工授精などの治療中は週1回の間隔で鍼灸治療。

 年齢は35歳、ご結婚当初はお互い仕事が忙しく、特に子どもは意識しなかったのすが、欲しいと思うようになり、タイミングから治療を始めるも良い結果が得られませんでした。

 当院で治療を始めて約1年ほど経過した初夏に一度妊娠するも心拍確認がされた後、残念ながらもう一度、妊活を頑張らなくてはいけない状況になりました。

 少し期間を置き、治療を再開。

 平成28年春に、体外受精へステップアップして妊娠されました

 ここで当院の鍼灸治療がどれだけ効果があったかは、評価が難しいところですが、肩こり等の他の愁訴が軽減したことに加え、次のステップに関して、子宮内膜の循環改善など機能的面、あるいは自律神経を調整することによる精神的安定や脳(視床下部等)を含めた中枢レベルでの生殖系やストレス反応系(HPA軸)などからの関与は、効果の考察として推測できるかと思います。

 また、体外受精へのステップアップがゆっくりだったのですが、旦那様が単身赴任で遠くへ赴任しており、1か月に一度会えるかどうかという状況で、さらに、金沢へ戻って来れるのもさらに頻度が少ないという環境でした。

 不妊症の患者さんをみていると、旦那様の働き方なども不妊をつくる要因の一つとして大きく関係してくるのだろうと感じます。例えば、残業が多く帰宅が21時や22時を過ぎるや、シフト制で深夜勤務がある、また、看護師さんなどは男女関係なく、特に子どもがいないと夜勤が月に何度かあったりします。そこに結婚などが30代になってからという加齢的な要因、年齢が高くなるにつれて、管理職になったりして部署において責任を負う立場になると、ストレスが多くなり精神的にも疲労することになると・・・

 どうでしょう、夜帰ってきても、風呂入って、ご飯食べて、眠くなるとセックスすら邪魔くさくなり、早く寝たい という状況に陥ります。これも不妊をつくる要因になると感じます。

 仕事や社会を変えることは難しいです。当院では、どうしても奥様の治療がほとんどになりますが、やはり旦那様の体調を調整することも必要なのだと思います。
 精子は、だいたい2ヵ月半ほどで作られ、放出を待ちます そして、およげたい焼き君ではないですが、精子は毎日毎日作られます。放出されなかった精子は身体の機能により新陳代謝されるわけですが、過労があったり、年齢が増してくると、造精機能も低下しますし、精子の質も低下し、機能を失った精子が新陳代謝されずに溜まっていったりします。

 そんな意味では、旦那様の体調を整えておくことは、妊娠しやすい環境をつくる大きな要因だと思います。そして、現在、男性不妊の研究も急速に進んで来ています。

 いろいろありますが、妊娠のご報告、めでたくご出産のご報告 は本当に心から嬉しく思いますし、自分のさらなる仕事のスキルアップへの原動力となります。

 

 先日、3月にご出産され、バタバタして挨拶来れませんでした~ と、〇〇さんが、元気な、目鼻立ちがハッキリしたいい男子とともに、挨拶に来院いただきました

 本当に、おめでとう~ございます

 帰りぎわ、「もう一人、二人欲しいので、またお治療を願いします」と話されていたような・・・

 がんばりまっす

 妊娠しやすい身体づくりの一助として鍼灸治療をお考えの方は、いつでもご相談ください。お電話だと不在の場合がございますので、下記のHPから当院へメールにて連絡いただければ、できるだけ迅速に対応させていただきます

 一人でも多くのご夫婦が天使ちゃんと出逢えますように

 

   二葉鍼灸療院 田中良和

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2017 春 北信越地区高校野球大会 ~決勝~ vs 金沢

2017年07月14日 | 高校野球

 星稜高校野球部の2017 春 北信越地区高校野球大会を振り返っています

 

  【第1弾】 ~1回戦~ vs 新潟明訓(新潟3位) ←クリック

  【第2弾】 ~準々決勝~ vs 高岡商業(富山1位) ←クリック

  【第3弾】 ~準決勝~ vs 日本文理(新潟1位) ←クリック

 

 この日は、前日の夜の選手サポート施術を終了し、金沢へ帰還 診療をしながら朗報を待つという状態でした。落ち着かない時間帯です。

 

 第136回北信越地区高校野球大会 ~決 勝~    天気;   

   6月6日(火)    HARD OFF ECOスタジアム(新潟県新潟市)

  星 稜(石川2位)  金 沢(石川1位)

 

   星 稜  1 0 0 1 1 0 2 0 0   5  10安打 

      沢   0 0 0 0 0 0 0 0 0   0   5安打 

 

優 勝:星稜高校(北信越地区大会17回目、春;2年連続10回目)

 まずは石川県大会の決勝の再現まで勝ち進んだ両校を称えたいと思います。金沢との対戦は石川県との他のチームを違った感覚があります。(私の意見です

 今大会、星稜高校は全て先攻であり、まずは先制して追加点を挙げて相手を突き放していくという試合展開でした。これがこのチームの一つのスタイルだと思います。

 この日も1回に先制し、7回にはダメ押しとなる竹谷君(左打者)の左中間ホームランが出ました。この日は、1番 若宮君、3番 竹谷君、4番 木倉君が2安打づつを放ち、上位打線でチャンスをつくり加点していきました。

 打撃は水ものとよく言われ不安定なものですが、指導されたこと、自分の感覚で掴んだことへの軸がぶれないバッティングは素晴らしいと大会を通じて思いました。
 まだまだ修正点、改善点はあるかと思いますが~

 この日の先発の福田君は5安打2四死球という見事なピッチングで、公式戦、練習試合を通じても初めてという完投を完封で飾り、チームの優勝の立役者となりました

 彼、前日のサポート施術の時に、「明日の目標は」との問いに「完投します」と元気に、落ち着いていながら力強く応えていました。まさか、そこに完封のおまけがついて有言実行するとは思っておりませんでしたが、彼は本当に成長したと思います。

 高校に入ってからサブマリン(アンダースロー)にフォームを変えて、紆余曲折あったと思いますが、監督、コーチの指導を素直に聞き、直向きに努力した結果が出たのだと思います。

 すぐにこんな動画アップされるんですね~

170606 星稜が金沢を下し、春の北信越大会を制す

 

 金沢高校に対して石川県大会の決勝でのリベンジを果たして、夏の予選に臨めることは、星稜として、その勢いでまた次のステップへ臨むきっかけでもあったと思います。

 彼らの成長した姿が微笑ましく思うと同時に、彼らが高校野球の聖地で活躍する姿をみてみたいと心から思いました・・・毎年ですけど

 トレーナーとして悔やんだところは、この大会にエースの清水君、昨夏以降、力をつけ投手陣の主軸の一人となっていた坂本君を投げさせることができなかったというところが非常に悔しいとともに反省点でもありました。

 チームとしては、二人を抜いても、これだけのゲームができるというところで違った面から視ると良かったのかもしれませんが、トレーナーとしては課題を多くいただいた大会でもありました。

 

 また、あの熱い夏が始まります

 私も全力でチームを、高校球児をトレーナー、鍼灸あん摩マッサージ指圧師という立場からサポートさせていただきます

 皆様、また応援よろしくお願いします

 

 最後までお読みいただき、ありがとうございます

 

   二葉鍼灸療院 田中良和

 

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2017 春 北信越地区高校野球大会 ~準決勝~ vs 日本文理

2017年07月13日 | 高校野球

 第99回全国高校野球選手権石川県大会も明日開幕を控えた本日、星稜高校野球部の6月に行われた北信越地区高校野球大会を振り返っています

  【第1弾】 ~1回戦~ vs 新潟明訓(新潟3位) ←クリック

  【第2弾】 ~準々決勝~ vs 高岡商業(富山1位) ←クリック

 

 さて、日本文理とは久しぶりの北信越地区高校野球大会での対決となります。選手はモチベーション高く、そして、非常に良い雰囲気で試合に臨んでいるように私は感じました。

  

 本日は平日であり、学校の都合で金沢に残っている部員は学校へ登校しなくてはいけないので、試合の応援には来れないということでした。
 日本文理の大応援団にのまれないように・・・と思ってましたが10数名の部員は相手に負けないくらいの声を出して応援していました。人数少なくとも素晴らしい応援でした 

 

 第136回北信越地区高校野球大会 ~準決勝~    天気;   

   6月5日(月)    HARD OFF ECOスタジアム(新潟県新潟市)

  星 稜(石川2位)  日本文理(新潟1位)

 

   星 稜  0 0 0 1 1 1 2 0 0   5  14安打 

      理   0 0 0 0 0 1 0 0 1   2  12安打 

 

 この試合も星稜は、集中力を切らさずに、ミスのない試合を展開しました。

 日本文理は、名監督である大井道夫監督が今年の夏で勇退されることが決まっており、新潟県開催での北信越地区高校野球大会に優勝して、夏に弾みをつけ大井監督を胴上げしたいという思いも強かったのではないかと思います。

 日本文理は打撃、投手力ともに素晴らしいものを持っており、少しのミスや気の緩みから試合をひっくり返されると思わせる個々の力はありました。この試合を体験できたことは、星稜としては選手として、チームとして大きな糧となったと思います。

 バックネット裏から観ていると甲子園でゲーム観ているような雰囲気でした。それくらいピリピリとした緊張感が漂ういい試合でした。

 安打数をみると乱打戦かなと思うくらいの安打数ですが、チャンスで一本出た、ピンチに守り切った、選手の交代のタイミングなど、少しの差が勝敗を分けたかなと思います。

 

 投手は、竹谷君が先発し7安打を打たれながら、なんとか失点はホームラン1本に抑えました。本調子ではなかったですが、要所、要所をうまく川岸君とともに乗り切り、攻撃のリズムをつくりました。その後、小倉君が2回と3分の1、福田君が3分の2、河村君が失点はありましたが2回、最後は落ち着いたピッチングで締めました。

 守備では大きなミスはなく安定していました。竹谷君がピッチャー交代してライトに回ったわけですが、ランナー2塁の得点チャンスにライトへヒットした打球を竹谷君がホームベースのキャッチャーへストライクのレーザービーム送球 でOUTシビレました そして大きく星稜に流れを引き寄せました。

 

 打撃では2年生の活躍が光りました。
 竹谷君は投打の活躍で3打数2安打、レフトの南保君は4打数2安打1打点、ラストバッターのセンター鯰田君は4打数3安打2打点の活躍。上位から下位までどこからでも繋げる打線になってきたなと思いました。

 また、大振りせずに、自分のスイングができていた星稜打線であったので、相手先発の左投手 新谷君を4回途中で交代させ、西村君、稲垣君という右の本格派と対戦し、そこから打って点数をとったことは大きな自信になったのではないかと感じました。

 

 今回はデッドボールを二つ相手から受けたわけですが、その対処方法や判断などは勉強になりました。やはり常にアクシデントは起こるし、それに対応するべく常に勉強することが大事であるし、かつ、それを現場にフィードバックしつつ、自分の足らないところを補い、チームに貢献する、選手のコンディショニングにあたることが必要だと再認識させていただきました。

 一生勉強  一生青春です(by 相田みつを)

 

 試合は勝利し、2年連続での春の北信越地区大会の決勝進出が決まりました

 スタンドにて、お弁当を食べながら第2試合目の、金沢小諸商業(長野1位)の試合を少し観戦することになったのですが、そこで珍事が 

 おそらく監督間で話し合ったのだと思いますが、金沢高校も学校の関係で金沢にいる控えの選手が応援に来ることができず、星稜よりさらに人数が少ない5名ほどの人数でした。ちょっと応援にはなりませんよね。
 そこで、星稜高校野球部の応援していた選手たちが急遽、同じ地元ということで金沢高校への友情応援という形で合同応援団を組みました

 いや~私にしてみれば何か複雑な感覚でした。

 自分たちの時代には考えられなかったな~という感覚と、何と微笑ましく感動的なんだ~という感覚が入り混じったような感じでした。でも良かったと思います。

 星稜の応援団の選手たち、こちらも全力で応援していました
 いい経験になったと思います

 試合は、金沢高校が、こちらも5-2で勝利しました。

 試合後、小諸商業はエールの交換で、金沢高校にも、星稜高校にもエールを贈っていたところが動画でありましたが、感動的でした。素敵な高校生たちです

 

  デッドボール治療中 

 さて、さて、宿舎へ帰りまして、選手をサポート施術いたしました。

 私もそう休んでばかりいると、当院へ来院いただいている患者さんにも叱られますので、選手の施術が終了し、少しだけ休憩をとって金沢へ帰りました。

 明日の勝利を信じて

 

 北信越地区大会での石川県同士の決勝戦は、第118回大会(平成20年春)以来、星稜-金沢の決勝戦は、第100回大会(平成11年春)以来のカードだそうです。

 日本文理との試合の集中力と経験から、決勝戦はいいゲームをしてくれるだろうと確信的な気持ちはありました。

 

   金沢到着は朝の5時(途中のSA 仮眠から覚めて金沢へ向かう途中で激写)

 

 最後までお読みいただき、ありがとうございます

 

   二葉鍼灸療院 田中良和

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2017 春 北信越地区高校野球大会 ~準々決勝~ vs 高岡商業

2017年07月11日 | 高校野球

 星稜高校野球部の2017 北信越地区高校野球大会を振り返る第2弾

   【第1弾】  1回戦  vs 新潟明訓(新潟3位)←クリック

 朝、宿舎のホテルを出発し、本日の会場である開会式が行われたHARD OFF ECOスタジアムへ出発。選手たちは時間となりグランドへ入っていきましたが、高校野球の場合、トレーナーはベンチやグランド内には入ることができないため、その間、球場周辺をお散歩、散策

 ここの球場は、鳥屋野潟公園の中の「新潟スポーツ公園」にあります。球場の内外は本当に素晴らしいつくりであり、収容人数も30000万人であり、プロ野球を楽しめ、招致しても恥ずかしくない球場の一つだと思います。

 その公園内にもう一つ「デンカビッグスワンスタジアム」という、サッカーチームのアルビレックス新潟の本拠地でもあり、国際級のイベントを開催できる総合スタジアムがあります。
 中には入っていませんが、ここも素晴らしいと感じました。

 来場者を迎える広大な駐車場もあり、こんな施設が石川県にも欲しいな~なんて思いました。

 両スタジアムともに、アルビレックス新潟と新潟県都市緑花センターグループ(県の外郭団体)が運営・管理しているのだとか。維持費もたいへんだと思いますが、うらやましい~と思います。

    さて  

 

 第136回北信越地区高校野球大会 ~準々決勝~    天気; 時々   

   6月4日(日)    HARD OFF ECOスタジアム(新潟県新潟市)

  星 稜(石川2位)  高岡商業(富山1位)

 

   星 稜  0 0 2 2 1 2 0   7  9安打 

      商   0 0 0 0 0 0 0   0  4安打 (7回コールド)

 

 

 相手の高岡商業は、昨年の春の北信越地区高校野球でも決勝で対戦し、秋の北信越大会も決勝へ進み、今春の選抜甲子園大会へも出場している実力校です。

 打線は強力、エースの度合君は左の本格派であり、投球術に長けたセンスのある投手です。ここからは厳しい戦いであり、やはり甲子園での勝利という部分を意識した、また、石川県予選を想定した試合になってくるのだろうと、そして、この内容が重要になってくるのだろうと感じました。

 先発の小倉君は、体格こそ細くしなやかな身体をしていますが、コントロールよく、緩急をつけながらコースに投げ込み打ち取る術はなかなかのものを持っています。この日の試合もリズムよくコースに投げ分け、指先にまで神経が通っているかのように丁寧に、かつ、力みなく投げていました。
 強力、高岡商業打線を散発の4安打に抑え、付け入る隙を与えませんでした。ナイスピッチングでした。

 星稜のピッチャー陣の陰には女房役の捕手、川岸君がおり、おそらくバッテリー間の話し合いや確認事項など、しっかりとミーティングされているんだろうなと想像されるほどきっちり対応していたと思います。
 最後は、昨日同様、2年生の河村君が1と3分の2回をきっちりと抑え、仕事をしてゲームを終えました。

 

 打線では、エースの度合君を打ち崩したのは大きかったです。しかしクロスファイヤーに投げるボールやスライダー、チャンジアップの出し入れなど、素晴らしい投手であることは見ていて分かります。
 今回は、そこにエラーが絡みました。大事なところで高岡商業は3つのエラーがありました。そこを突いて得点をじっくり重ねていったことが勝因の一つかなと思います。

 また、ここまで4番を打つ木倉君に快音が聞かれませんでしたが、本調子ではないものの2安打2打点を放ち、復活の足掛かりとなったのではないかと感じました。クリーンナップ、特に4番の復活は打線に重みを持たせるのではないでしょうか。上位から下位まで満遍なく安打が出る打線はどこからでもチャンスを開くことができる打線です。少しずつ投打が絡み合ってきた感じです。

 また、この試合で光ったのは盗塁6というところ。積極的な走塁がチームに勢いをつけました。

 走塁で言うと、ここまで打撃もやや不振であり、なかなかヒットが出ていない寺西君でしたが、彼の打った後の走塁、そして、塁に出た時のランナーとしての反応や、ホームを狙う時の走塁など、「打てないならなんとかしよう」という気持ちや意識が出ている走塁を見て、非常に嬉しかったですし、彼の成長が見てとれました。
 この試合も2四球と投手としては、あの身体はやはり警戒するに値する(身長191cm)のだと思いますが、今後、彼も夏に向けて復活していくだろうし、楽しみがまた増えたなと感じた試合でした

 

 レギュラーを支えてる選手のみんなもお疲れちゃん

 この試合に勝利したことで、当院は月曜日(5日)の休診が決定

 いつも複雑な気持ちになる瞬間ですが、やはり嬉しいです。

 全力でサポートすることが選手のためになるし、自分自身の技術の練磨や学びになり、ひいては当院へ来院していただいている患者さんに対する施術姿勢や効果を出すことに繋がっていくのですよ

 きっちりリラックス&サポートしましたぞい 明日の決戦のために

 この時点で明日の準決勝のカードが決定し、金沢高校も勝ち進んでいるということで、是非とも石川県大会のリベンジを果たしたい思いに選手たちは駆られていたのではないでしょうか

 

  準決勝  第1試合  星稜(石川2位)   日本文理(新潟1位)

         第2試合  金沢(石川1位)   小諸商業(長野1位)

 

 日本文理とは久しぶりの対戦です。あの嫌な思い出を・・・吹き飛ばしてほしいな~と私は心の中で思いながら施術に励んでいたのでした

 最後までお読みいただき、ありがとうございます

 

   二葉鍼灸療院 田中良和

 

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2017 春 北信越地区高校野球大会 ~1回戦~ vs 新潟明訓

2017年07月11日 | 高校野球

 現在(7月11日)、金沢は猛暑です

 激活動の6月にはブログが一度も更新できず。そうこうしているうちに7月6日に第99回全国高校野球選手権石川県大会の抽選がありました。

 1か月遅れとなりましたが、春2年連続優勝を果たした第136回北信越地区高校野球大会の星稜の戦いを少しだけ振り返っておきたいと思います。

 現在の星稜高校は北信越地区高校野球大会での優勝から、全国で勝つための様々な課題もみつかり、いい雰囲気で夏の甲子園へに向けて石川県大会直前に至っているというのが、私がチームを観ていての感想です

 さて、Go back  one  mouth  ago

 

 第136回北信越地区高校野球大会 ~1回戦~    天気;&強風 

   6月3日(土)    三条パール金属スタジアム(新潟県三条市)

  星 稜(石川2位)  新潟明訓(新潟3位)

   星 稜  1 2 0 4 0 0 0   7  9安打 

      訓   0 0 0 0 0 0 0   0  3安打 (7回コールド)

 

 まずはHARD OFF ECOスタジアムで開会式

 全員が全力を尽くしてプレーすることを誓い、春の北信越地区高校野球大会が開幕しました

 その後、1回戦の会場となる三条パール金属スタジアムに向かうのですが、そこで球場周辺は断続的に雨が強く降っている情報が入ってきました。

 球場へつくと、その通りで、グランド整備と気象の状況とのにらみ合いが続き、球場への入場券の販売も少し遅れが出る状況でした。
 天気というと、少し細かな雨ではありますが、時折強く、そして風も強く吹くという状況が続きましたが、何とか試合開始にこぎつけることができました。選手もたいへんだったと思いますが、大会関係者の皆さんもたいへんだったと思います。

 球場のスタンドでかつての指揮官と観戦していましたが、時折強く降る雨と風でいろんな意味でたいへんな試合となりました。スタンドの方が風が通り抜けて寒かったかもしれません。
 星稜高校が春の選抜甲子園大会に出場したのは2005年。その時も帯同させていただきましたが、その時の寒さを思いだすような天気の中での試合となりました

 

 試合は終わってみれば7回コールドゲームでしたが、何が違ったかというと「集中力」でしょうか。投手では竹谷君が4回をリズムよく投げ試合つくり、次に1年生の奥川君が2回を、大器の片鱗をみせる堂々たるピッチング、最後は2年生の河村君が1回をきっちり抑えました。

 この雨や風でグランドや天気などコンディションが悪い中、相手のエラーやミス、そして打撃で試合の主導権を握り、投手がリズムをつくり、守備は落ち着いてゴロを処理するという、その「集中力」の差が大きく試合に出たかなと感じました。

 明訓はエラーが3、星稜は0でした。

 星稜は9安打を放ちましたが、決めるところで長打出て、ビッグイニングもつくり、寒くコンディショニングの悪い環境でしたが、上々の立ち上がりかなと思いました

 

 どうも水曜日、木曜日の天気予報がさらに悪く、どうしても今日、試合をやっておきたい大会側の思いがあったようですが、できればこのような環境では試合をやらせたくないですね。

 試合後、選手たちの身体が冷えているので、監督の指示で、宿舎ホテルとほど近いところにある大きな銭湯でゆっくりと浸かり、温めて、そして、その後、ケアをさせていただきました。

 ここからが私の仕事。だいたいホテルへ帰ってから消灯の時間まで選手をケアします。

 トレーナールームとなるホテルの一室です。

(蛇足)

 この日の試合から帯同するため、2日(金)は早めに治療院の診療を終了させていただき、車に資機材を積んで新潟へ向かいました

 また、三条パール金属スタジアムへは、私と師匠を同じくする(東洋医学研究所® 所長 黒野保三先生)弟弟子の角田先生が顔を見せてくれました。

 差し入れもいただき、ありがとうございました

 

 今大会においても、トレーナーとして大きく考えることがある、私にとって反省と成長の実りのある大会となりました

 最後までお読みいただき、ありがとうございました

 

  二葉鍼灸療院 田中良和

 

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