二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の鍼灸臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

「かなざわ玉泉邸」 ちょっとお気に入り

2015年08月14日 | お気に入り

先日、「はり・きゅう・マッサージの日2015」が開催される前日、県民公開講座の講師である、東京有明医療大学 教授である 川嶋 朗先生との打ち合わせと懇親のために、兼六園のすぐ傍にある『かなざわ玉泉邸』を利用させていただきました。

主催する我々、石川県鍼灸マッサージ師会からは常盤会長、宮川副会長、中田学術局長と私が参加。川嶋先生とともに、日本東洋医学会北陸支部長も務められる、はしもと医院の橋本英樹先生、金沢医科大学で麻酔科学講師を務める、小川真生先生にもご縁があってお忙しい中にも関らずご参加いただきました。

今回の懇親会場選びは、会長が、講師の先生が金沢までお越しいただくので、落ち着いて話が出来て雰囲気のいいところはないかということで選ばれた場所でした。

19:00開始ということでしたが、少しだけ時間も早めに着いたので、まずはお料理をいただきながら鑑賞できる玉泉園という庭園の散策をいかがですかと従業員の方にすすめられたので、仰せのままに、まずは散策させていただきました。

ちなみに「かなざわ玉泉邸」のHP(http://www.gyokusen-tei.jp/teien.html)にも書いてありますが・・・

庭園「玉泉園」の歴史は、いまから約四〇〇年前の江戸時代初期に遡るそうです。
加賀前田藩の重臣・脇田(わきた)家の庭園として
初代直賢(なおかた)から四代九兵衛まで約一〇〇年を費やして完成。
作庭は幻の様式とされる“玉澗(ぎょくかん) 様式” による由緒正しい金沢の名勝だということです

    

なかなか素敵な庭園でした。

 金沢に現存する最も古い茶室が庭園の上のほうにありました。

金沢に長年住んでいても、まだ行ってないところがたくさんあるんですよね。

それも名勝と言われるところほど「いつでも行けるし・・・」なんて思ってなかなか足を運ばないのかもしれませんね。

 

さて、全員が揃って川嶋先生をお迎えしての懇親会が開催です

今日のお料理のテーマは「夏祭り」だそうです

”金魚すくい”・・・なかなかオシャレで楽しい「おし」です。

思わずもって帰っちゃいました

その他にもを感じていただくためなのか、お盆などにうっすら霧吹きで水滴がついているんですよね。

粋な演出だな~なんて感心しました。

地酒の美味しいのも皆さんに堪能していただきました

続いてくるお料理も美味しいものばかりでした。
料理評論はあまりできませんし、どちらかというと接待だったので、そちらに集中していたため料理の詳細は説明できませんが(写真はとってましたけど)、従業員の方のお客様への接し方や笑顔も素敵でした

      美味しいお料理と、お店のお気づかいで盛り上がらないはずがな~い

鍼灸の話から、現代医療の話、明日の講座のお話、川嶋先生ヒストリーや世界の始まりの話まで、次から次へと話が広がり、たいへん有意義な時間を過ごさせていただきました。

そして、いろんな意味で北陸に住んでいる素晴らしさを感じた時間でした

と、そうこうしているうちに、お店には誰も人が見えなくなり、私たちが最後まで盛り上がっていたのでした。

金沢の方も、金沢へ旅行で来られる方も、一度訪れても損はない場所であり、私のおススメするお店でもあります。

 

『かなざわ玉泉邸』 http://www.gyokusen-tei.jp/index.html

 金沢市小将町8-3
 ☎ 076-256-1542
 定休日・・・月曜日

今度は、気を使わず ゆっくり訪れたいな~と思います

 

   二葉鍼灸療院 田中良和

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第97回全国高校野球選手権大会石川大会 ~準々決勝~  星稜 vs 小松大谷

2015年08月07日 | 高校野球

8月6日より第97回全国高校野球選手権大会が開幕しました

今年は高校野球が誕生して100年というメモリアルな大会です。今大会も熱戦が繰り広げられ、多くの名勝負、素晴らしいプレーが展開されることでしょう

開会式直後の第1試合での始球式は、私が尊敬してやまない、そして野球が好きになるきっかけであった大ファンの王 貞治さんがつとめられました。幼いころ、あのフラミンゴ打法と美しい放物線を描くホームランをみて憧れたことを思いだします。 

王貞治 始球式 甲子園

始球式 感動でした 投球も王さんらしい投球でした

野球が好きになるきっかけということは、「野球に関る職業をしたい」と高校生の時に決意して進んだ今の仕事に繋がってきます。実は、王さんをテレビで観ることができたことが「私の仕事・人生物語」のプロローグだったのかもしれませんね。

その源泉というか、野球を愛する、野球に没頭する、野球に夢中になる強烈なきっかけをいただいた王 貞治さんに本当に感謝です。
人間的にも大好きです。

そんな王さんが始球式を行う試合(大会第1日目第1試合)の球審が、我が大先輩であり、高校野球100年の歴史で毎年話題となる、箕島星稜(第61回全国高校野球選手権大会 3回戦)の戦いにおいて、星稜高校のエースとして延長18回を戦い抜いた堅田さんでした。

この年は確か私が小学校4年生で、学童少年野球を始めて1年目、夢中で白球を追っている年齢だったと思います。この試合はテレビにかじりついて観ていたのを覚えています。この時に、「高校野球は星稜でやりたい」と強く思った、これまた決意させた試合でした。

 

奇跡を越えた名勝負 '79年 箕島vs星稜

 

星稜高校野球部ではレギュラーにはなれず、高校2年半の間は甲子園へ行けませんでしたが、実りある2年半の高校野球生活を送ることができ、今もトレーナーという形で高校野球に関らせていただいております。こちらも強烈な印象で星稜高校野球部入部へのきっかけをつくっていただいた試合、それが箕島高校との延長18回の戦いでした。

その大先輩の堅田さんが球審をして、王さんが始球式を投げる、私にとっても感慨深い高校野球100年の大会となりました。できれば石川県代表として星稜高校が出場してほしかったのですが・・・

第97回全国高校野球選手権大会石川大会 ~準々決勝~ 平成27年7月24日(金)   27℃ 
                                                 <石川県立野球場>
 

 

   星 稜  小松大谷 (試合時間;2時間23分)

 

               一  二  三  四  五   六  七  八  九     計     H   E

  星 稜  0 0 0 1 0 1 0 1 0   3   8  

  大 谷  0 0 0 0 0 0 0 0 4x  4  11 3

 

ベスト4をかけた因縁のこの戦い、この日も私は診療のため帯同できなかったので、ラジオ&インターネットをみながらの観戦でした。

星稜は相手のエラーをからめて8回までに3点をとり、いい流れで最終回を迎えました。

第2試合であったため、テレビもラジオもお昼のニュース&天気予報が入り、その後ふたたび中継という形になります。放送の一時中断までは7回終了で2-0、星稜リードでした。

昨年は、星稜が9回裏 8-0と小松大谷リードされてからの一挙9点をあげ優勝という奇蹟で幕を閉じました。それを考えればあり得ないことはない展開でした・・・

が、野球の神様は何と粋な計らい いや~たくらみ を創り上げるのでしょうか。

今年は星稜が小松大谷に9回裏に4点を返され、サヨナラ負け
昨年のリベンジを果たされてしまいました。

9回裏、星稜は流れもよく、いつもの形としてピッチャーを交代しました。その交代としては間違ってはなかったでしょう。これからの準決勝、決勝を見据えて考えると山本君への交代は私は必要だったと思います。そうすれば準決勝、決勝とピンチの場面が来てもスムーズに投手交代ができたことでしょう。その他にも、ここで抑えることができれば、エース谷川君にとっても心理的に余裕が出ます。

星稜、小松大谷ともに、どんな思いで、どんな心境で9回裏を迎えたのか・・・興味深いところですが、それぞれの思いが錯綜した、そして両チームとも昨年のミラクルを意識せざるを得なった時間帯ではなかったかと推測します。

いや~それにしても、こんなことあるんだね~という感じの試合展開でした。
私としては、敗戦後、ちょっと身体の気が抜けて、午後からの診療に力が入りませんでしたが(ないしょの話)、昨年の夏から今年の夏まで、始まりと終わり、天国と地獄をみているような感覚でしたね。

これがまた、野球の怖さ、厳しさであり、醍醐味でもあるのかもしれません。

3年生の皆さん、ご苦労さまでした。そして、ありがとう

私もいろいろ学ばせてもらいました。

在学中2度の甲子園出場を果たし、うち1回は奇蹟の逆転ゲームから夏の甲子園ベスト16という輝かしい場面に星稜野球部にいたということは、素晴らしい財産になると思います。それぞれの今後の人生が、ここを肥しとして、さらに輝く大輪の花を咲かせることを祈っております。

           

負けの翌日から、グランドなどの環境整備から始まり、新しいチームが始動しました。

1年生からベンチに入っている虎谷君が新キャプテンとなり練習を重ねております。

        

1,2年生の新チームもなかなか面白いチームです。守備は安定しているので、あとは投手陣の安定が大きな鍵となるでしょう。8月終盤には第133回北信越地区高校野球石川大会のシード校決めの戦いが開始されます

また新生チーム星稜が全力でプレーできるように私もさらにさらに精進していきたいと思います

 

   二葉鍼灸療院 田中良和

コメント (28)
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