二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の鍼灸臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

ドキュメンタリー映画 『うまれる ずっと いっしょ』

2015年01月17日 | 予告

この作品の前作 『うまれる』を観に行って感動しましたので、今回も観て来ようと思います

ということで皆さんにも観て欲しいな~ということでブログに書かせていただきます。

       

-映画『うまれる ずっと いっしょ』のご紹介 (パンフレットより抜粋)-

 うまれる命 旅立つ命 つながる命・・・

        3組の家族の生と死を描いた、笑いと涙、愛の物語 

大ヒット・ドキュメンタリー『うまれる』の監督とメインスタッフが再結集

4年の歳月をかけ、笑えて、泣けて、感動の”家族”をみつめるドキュメンタリー映画が完成!

クチコミや自主上映で瞬く間に広がり、40万人を動員、
観る者を号泣させたドキュメンタリー映画『うまれる』。
生命の誕生を見つめ、様々な人生の選択とそこから生まれるドラマに寄り添った感動から4年。
さらにテーマを深め、「家族とは何か」を問う、第2章『うまれる ずっと いっしょに』が、うまれた。
本作には、”最愛の妻を失った夫” ”血の繋がりがない父と息子” ”重篤な障害を持つ子を育てる夫婦”
の3家族が登場する。
彼らを通し、観る者は、常に密接にある”生と死”を凝視しながらも、そこから脈々と受け継がれていく”いのち”、
生きる力、そして、その土台となる”家族の在りよう”に、深く感銘し、胸を打たずにはいられない。

 

【監督 豪田トモ】より

家族って、何だろう?

僕は、父親になれるのだろうか?

誕生をテーマに前作『うまれる』(2010年)の公開と同時に娘が生まれ、小さく愛おしい命を目の前にした僕は、率直に「いい親になりたい。家族と幸せに一生を暮したい。」と思いました。でもそれは自分が期待するほど簡単な作業ではないとすぐに気づかされました。

それは僕が抱えて来た「家族の肖像」が、あまりにも理想的ではなかった事と関係しているかもしれません。

そこから4年あまり。カメラを片手に様々な家族を追いかけて完成したこの作品は、家族とは、父親とは、幸せとは、という様々な不安、責任そして希望を追いかけた僕自身の心の記録です。
映画を観ていただいた方には、それぞれに、感じていただけることがあると信じています。

 

【ナレーション 樹木希林さん】より

家族とは、大変な時も、歓びの時もある。

人間はそういうものですが、問題を抱えながら、生き続けていくものだと思います。

本作にはたくさんのメッセージがつまっています。

観る人には、それを「心で」感じてほしいと思います。

       

治療院に掲示してあるお手製のパンフで~す

そ~なんです

来週の水曜日21日でもって金沢での上映は終了となります。

もうちょと早く告知すればよかったかな~と思います

お時間のある方は、ぜひ、ワーナーマイカルシネマ金沢(福久のイオン金沢3階)まで足を運んでみてくださ~い

生きる、そして、あの世へ旅立つ、愛など家族という大きなテーマの中でいろいろとメッセージを受け取ることができると思います

おススメのドキュメンタリー映画です

 

  二葉鍼灸療院 田中良和

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第96回全国高校野球選手権大会(2014夏の甲子園大会) トレーナー活動回想録 4

2015年01月16日 | 高校野球

星稜高校サッカー部が第93回全国高校サッカー選手権で全国制覇を果たしました

一昨年はベスト4で3位、昨年は富山第一に決勝戦で敗れ準優勝。そして今年は2年連続で決勝に進み、見事、素晴らしい試合を展開し石川県に初の優勝旗をもって帰ってきました。

素晴らしい

星稜高校卒業生として誇りに思うと同時に、最高に嬉しかった、興奮しました

サッカー部の皆さん、スタッフはじめ関係者の皆さん、おめでと~ございます

また監督の河崎先生の一日も早い回復を祈っています

 

野球部も刺激を受けたことでしょう・・・という状況の中、2014年夏の甲子園大会の最後のトレーナー活動記を書いています

8月18日(試合当日)

2回戦の勝利後、バスの中で昼食をとり宿舎へ帰りました。そこから順番に選手をサポート。選手がゆっくりと寛いでいるとき、リラックスしている時が私たちトレーナーの仕事です

今回は、本当に大きな怪我の選手もなく、身体の状態は良好であったので、私の腕の見せ所というよりは、より選手の力を引き出すにはどうしたらいいのかということを考えながら施術しておりました 動きが悪くならにようにも注意しないといけません。

19日(3回戦前日)

本日は、前回、雨で少ししか練習できなかった鳴尾浜のグランドでの練習でした。

           
本日は晴天なり~

いい練習ができたと思います。

体も万全、気持ちも非常にリラックスして、いい調子だと私は感じましたね

20日(3回戦当日)

第1試合なので、午前4時前に起床 阪神甲子園球場への出発は午前5時という、なかなかのスケジュールでした

  

第1試合目というのは、すごく空気も清々しく朝日が球場の中に入り 何か特別な気分も味わえます。お客さんいっぱいのザワザワした球場もいいですが、1試合目の試合前のような少し静けさのある球場もまたいいもんだな~と思ったのでした

 

試合前のシートノック 

試合開始

 

 

 第96回全国高校野球選手権大会 ~3回戦~ 天気:  試合開始:8時01分 

   星稜  八戸光星学院 (試合時間:2時間13分  観衆:14000人)

                  五  六       九  十  合計 

 光星 0 0 0 0 0 0 0 1 0 4  5

 星稜 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0  1 (延長10回)

 

青森県代表の八戸光星学院は強豪校です。が、2回戦の戦いをみていると勝てるチャンスは多分にあるかなと私は予想していました。いずれにしてもエース岩下君の出来が勝敗の分かれ目かなということは誰も思っていたことではないかと思います。

岩下君の立ち上がりは、1・2回戦の時ほど抜群ではありませんが、まずまずの身体の動きと立ち上がりだったと思います。微妙なコントロールの調整という点で少し私も反省点があるかな~と感じていました。

星稜エース岩下君は、球数こそ多いものの、光星打線を7回まで四死球は4つ出していたものの2安打で完封していました。いいリズムで投げていました。

星稜打線も相手投手の中川君を打ちあぐねていました。彼は多彩な変化球と緩急をつけたストレートをコントロールよく投げ込んでくるので、外から観ていても打ちずらいだろうな~と感じさせる投手でした。

しかし、五回裏、死球とエラーで1・2塁としたところで、1番の谷川君が非常に難しい球を左中間へ運び、待望の先制点を奪取しました。これは大きな1点でした。岩下君がいいピッチングをしていただけに星稜にとっては追い風となる先制点でした。

星稜コンバットマーチが鳴り響いていました

8回まで試合は進み、クリーンナップにまわるこの回、ここをキッチリ抑えると星稜の勝利がおぼろげながら見えてくると、私は思っていましたし、試合の展開、岩下君の調子からしても、その答えしか導き出せなかったように思います。

8回、2番・3番を連続三振に打ち取り2アウト。ここまで2本のうちの1本のヒットを放ち、この試合もっとも振れているバッター4番の深江君を迎えました。ここは単打ならオッケー、きわどいところを責めて四球でもオッケーという場面ではあるかなと思っていました。この回は連続三振をとっているし、ボールもそんなに悪くない、岩下君の性格だったら、ここは勝負に行きたいところでしょう。
しかし、そこはチームスポーツです。また、調子がいいと言っても投球数も考えると、8回、9回というところは握力が少しずつなくなってくる時間帯です。それを考えると冷静に、そして、呼吸を整えて、じっくりと対峙する場面であったと思いました。このような場面は、きっとプロへ入っても出くわすことでしょう。

今後の彼の成長ポイントなのかもしれません

岩下君が投じた、甘く高めから入り少し抜けたような縦のスライダー・・・打った瞬間に「あっ」とわかるレフトスタンド中段に入る同点ホームランでした

その直後の8回裏、星稜は1アウト満塁という絶好の同点、逆転のチャンスでしたが、ここで4番に快音が聞けず、併殺打に打ち取られ、両チームに対象的な空気が流れたことは確かでしょう。終盤、守りでも、攻撃でも、星稜らしさが発揮できずに流れをつかむことができませんでした

9回が終了し延長戦へ突入

あの石川県大会の決勝戦を思いだし、「きっと逆転してくれる」と信じて10回表を迎えました。

岩下君は集中力が持続できず、ボールの微調整うまくいかず、四球とヒットで2アウト満塁というピンチを迎え、バッテリーミスで勝ち越し点を献上。その後も四球とタイムリーヒットで合計4点を奪われました・・・ベンチの中の雰囲気こそ分かりませんが、まだまだ逆転ができる・・・あの逆転あるのだから・・・

しかし、相手投手の中川君は先制点こそ星稜に取られましたが、その後は、落ち着いてタイミングをずらし打たして取る省エネピッチングでゲームをつくっていました。星稜は7安打こそ放ちましたが散発に終わりました。
星稜エース岩下君は160球を投げ、被安打6、四死球9でした。中川君は127球、被安打7で四死球2という内容でした。四死球は安打と同じ
ですから、やっぱりここはトレーナーとしては責任を感じるところでもあり、今後の課題を与えてくれたところでもありました。

残念ながら10回裏もうまく打ち取られゲームセット 3回目の校歌は聴く事ができまんでした

しかし、選手たちはよく頑張りました

平成10年、松坂大輔を擁する横浜高校が決勝戦で京都成章高校をノーヒットノーランでおさえ優勝した年、3回戦で星稜は横浜高校と対戦し、5-0で負けました。
それ以来のベスト16進出です。そして次へのステップに繋がる何かを発見できたゲーム、2014年の夏の甲子園大会ではなかったかと思います。

選手の皆さん、お疲れ様でした ありがとうございました

後輩たちが、今年3年生が甲子園に蒔いた種を、きっと3年連続で甲子園へ収穫しに帰ってくるでしょう

甲子園のバックスクリーン裏にある、スサノオウ神社へ来年もまたここへ来れるようにお参りして金沢へと帰りました

  

今夏のトレーナー活動では、ちょっとだけ活動の御褒美をいただきました

来年は再び甲子園へ来る事ができるように、自分としても、まだまだであるトレーナーとしての技量と知識のレベルアップを図り、より選手に、チームに貢献できるように精進したいと思います

本物を目指して

 

  二葉鍼灸療院 田中良和

 

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第96回全国高校野球選手権大会(2014夏の甲子園大会) トレーナー活動回想録 3(2)

2015年01月12日 | 高校野球

星稜高校野球部の2014年、夏の甲子園大会、2回戦(対 鹿屋中央)を書きます

 

 第96回全国高校野球選手権大会 ~2回戦~ 天気:  試合開始:12時50分 

   星稜  鹿屋中央 (試合時間:1時間52分  観衆:39000人)

                  五  六       九  合計 

 星稜 1 0 2 0 0 1 0 0 0  4

 鹿屋 1 0 0 0 0 0 0 0 0  1  (ベスト16進出!

 

今大会は、北信越代表校に勢いがあり、石川県代表の星稜、福井県代表の敦賀気比、富山県代表の富山商業、新潟県代表の日本文理、長野県代表の佐久長聖と5校が揃って初戦を突破しました。これは大会始まって以来、初めてだそうです。
そして、この日18日、星稜の前の試合である2試合目で日本文理が愛知県代表の東邦高校に競り勝ち、北信越勢としてさらに発奮材料をもらった感じでした。ちなみに、2回戦は佐久長聖は残念ながらまけましたが、ベスト16の中に北信越地区代表が4校入るという躍進ぶりでした。

   試合開始前

試合開始 

この試合は、初回からゲームが動きます。

1回から星稜も鹿屋中央も理想的な形で点を取り合いました。ゲーム全体を締めたのはやはりエース岩下君のピッチングではなかったかと思いました。若干、コントロールにばらつきはあるものの、要所をしっかり抑え、6回を2安打に抑えました。また、最終回にマウンドに帰ってきて3分の2をしっかり締めて勝利をつかみ取りました

谷川君(2年生)は7回・8回と2回を投げて1安打で無得点、素晴らしいピッチングだったと思います。甲子園でマウンドを経験しておくことは大事なことだし、それも自分のピッチングができたことは大きな収穫だったと思います

福重君(2年生)は、最終回のマウンドを託されましたが、1安打1四球を与え無念の降板。ここでもマウンドを経験したことは大きかったと思います。短い投球であっても自分の足らないもの、やるべき課題が見つかったのではないかと思いました

面白かったのが、18日は、The夏の甲子園というくらいいい天気で、暑い日でした。で、マウンドにたった3人のピッチャーに 「マウンドはすごい暑かったやろ」と試合が終わってから聞くと、揃って「風があって涼しかったです」と・・・んん~体験してみたいけど、できない へ~~~と、少し面白いなとプチ感動していた私でした 試合には関係ありませんが

  

投手陣は相手打線を5安打に抑えゲームをつくりました。

監督はじめチームスタッフとしては、どこかで3投手の継投をやりたいと思っていたようです。この試合は初めからその予定だったようです。投手の起用も冴えていたと思います

さて、攻撃は1回に5番に起用された佐竹君(2年生)がレフト前へタイムリーヒットを放ち先制点。
3回には3安打と相手のバント処理などのミスも重なり2点をあげました。ここでは甲子園初スタメンの8番ファースト今村君(3年生)がレフト前へタイムリーを放ちました。トレーナーとしていろんな意味でこのヒットは嬉しいタイムリーヒットでした
6回には、四球で出たランナーをバントで送り、本日、1番に起用された福重君は左中間へタイムリーヒットを放ち、理想的な形で大きな4点目をあげました。

スタッフとしては、鹿屋中央先発の七島君の時にどれだけ点を取るかというのが一つの課題だったようです。2番手に投げる米沢君のほうが打ちずらく、点を取りにくいと考えていたようです。

攻撃面でも打順や選手起用がバッチリとはまった試合だったと思います。終わってみれば星稜は11安打を放ちました。が、11安打といっても大事なところで1本が出ず、相手の守備にも助けられているので、ミスがないと仮定した場合、実際は2-1くらいの締まった試合になったと思います。ここで次に向けての課題が見つかりましたね

  

鹿屋中央打線では4番の木原君が”いいバッターだな~”と思いましたね。
この日もヒット2本と四球で4打数3安打。1回のタイムリーも彼です。彼の前にランナーを出さなかったことも大きな勝因だと思いました。

最終回は福重君がちょっと厳しいピッチングでしたが、石川県大会決勝のようにエース岩下君が登板し、きっちり3人を抑え、勝利しました

【夏の甲子園・高校野球】 星稜vs鹿屋中央 ハイライト

     2014年夏 2回目の校歌  何回聞いてもジーンときますね~

この勝利で星稜は平成10年、松坂を擁して全国優勝を果たした横浜高校と対戦して以来の16年ぶりのべスト16入りです。

ここでトレーナーとしては選手たちと最後までいたい 優勝するまでサポートしたい という思いがあるわけなんです。が、しかし なんせ治療院のこともあり、一般の患者さまにもご迷惑をおかけしていますので、ここがまた楽しく厳しい選択の時となったわけです・・・まず次の試合までは選手についてサポートさせていただき、そして、勝てばまた1回金沢帰ろうかな~・・・という結論に・・・至ったわけです

次の戦いに全力を注げるようにサポートをしようということで、この日も勝利した選手たちをしっかりとサポートさせていただいたのは言ううまでもございません

さて、次を勝利するとベスト8となります。次の対戦相手は青森県代表 八戸学院光星です。強豪校です。
しかし、今の状態でいけば、いいゲームができ、きっと勝利が掴めるだろうと信じていました。

次は活動記の最後となりますが、ベスト8をかけた戦いの報告をさせていただいて締めたいと思います

長文お読みいただき、ありがとうございました

 

  二葉鍼灸療院 田中良和

 

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