二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の鍼灸臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

人を思う心ってすごい!~8年越しの結婚式~

2017年02月22日 | 言葉のちから 心のちから

なにはともあれ、この動画に感動しました

 

【T&G】8年越しの結婚式 - アーヴェリール迎賓館(岡山)

 

私もこんな気持ちを大事に刹那を過ごしたいなと感じました。

 

奇蹟は思い続ける心から生まれるんでしょうかね。

 

愛っていうのか、絆って言うのか、誠というのか、お互いを思う心が何か道をつけてくれるのかなと感じます

 

人生、思い通りにはならないけど、しかし、思ったようにしか進まないこともあります。

それを超えた突然で必然の出来事もあります。

 

旦那さんの奥様を心から思う誠実さと純愛に 涙

奥様もよく耐えて回復してくれました。本当にありがとうと言いたい 涙

このお二人を支えるご両親も、結婚式を待ち続けた式場の皆様も素晴らしいです

 

こんな心で皆が人生を進めば、日本、世界、地球は素晴らしい惑星になっていくのかなと感じます。

 

結婚って、いろんな形があるけれど、どれが良いとか、悪いとかではなく、大きな力で結び付きあったご縁と、そのご縁に対する思いが大切なのかなと・・・

 

人生いろんなことが起こるけど、何かパワーと真の温かさをいただいた思いです

 

そんな気持ちで、今日も過ごそう

 

    二葉鍼灸療院 田中良和

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スポーツ障害、投球障害肩・肘の予防のために~星稜高校野球部トレーナー活動~

2017年02月17日 | 高校野球

さてさて、いつの間にか2月も中盤に差し掛かっています。

鍼灸マッサージ業界の役員を仰せつかっている関係で、最近なかなかトレーナー活動に行けていません。 おまけに鍼灸学術団体の中部や全国の委員などにも指名を受け、どうなることやら。

が、全て全力でやっちゃいます

確かに最後は私の商売である治療院繁盛に繋がるのかもしれませんが、それぞれの活動には、それぞれの使命や目標があり、それはとりもなおさず、国民、県民、選手、地域、日本、世界 のためでもありますので、私の中の意欲の泉、情熱の泉、創造の泉、は湧き続けるのです

 

さて、先日(2月11日)久しぶりに星稜高校野球部トレーナー活動に行ってきました。

私の現場でのトレーナー活動の主体は、選手の動きを観て、監督やコーチなどスタッフと選手に関してコミュニケーションを図り、必要があれば現場で施術するという形でした。

昨年は第98回全国高校野球選手権大会に石川県代表として星稜高校が出場させていただきました。が、残念ながら本来の力を発揮することなく負けてしまいました。

悔しかったです。

何よりも選手をベストな状態で試合に出してあげられなかったのが一番悔しかったです。肘や腰や背中など障害を持ったまま、制限をかけられて試合に臨まなければならなかったのは、トレーナーの責任が一番だなと痛感しました。

話はスポーツから逸れますが、私が治療として主に行っている鍼灸治療(東洋医学)の本分は「未病治」、いあわゆる予防医学です。
病気になる前に、カラダの前兆を察知し、養生法を指導することでそれを未然に防ぎ、それでもだめなら鍼灸治療漢方薬:現行では、私たちは処方できませんが)で治療して、その発生を防ぐことです。病気の治療も行いますけれども。

現代社会の中でも毎年膨れ上がる社会保障費(医療費)を抑制していくのは、やはり「予防」「養生」であるのだと思います。その意味で、私たち鍼灸師の介護や医療など社会福祉にかかわる責任、使命は重要なのだと感じております。 そんなことも活動に対するモチベーションをあげています

話は野球に戻します

現在は、様々なスポーツを小学生の時代から選べるようになってきました。私たちの時代は、男子のスポーツ=野球であったように覚えておりますので、一つの小学校区にAチーム、Bチームがあるところもあり、少年野球人口は多かったように記憶しております。

現在、少年野球人口は減少してきているようです。そんな中、その子どもたちが、ずっと野球を好きで続ける、そして、野球で何かを感じ、野球を通じて青春を謳歌できる、そんな環境づくりが大事なのかなと思います。

その一つに成長期を見据えたカラダづくりがあるのだと思います。

野球を楽しくプレーする、野球の技術が上手くなる、そこには成長段階に応じたカラダづくりと痛みを発症しないカラダの理解が必要なのでしょう。

それでは、私の環境の中で「今」できることは何かと考えると・・・すぐ答えは出るのですが、現在、トレーナー活動を行っている星稜高校野球部での障害予防を行うということです。

そのようなことで、監督やスタッフにも理解いただきまして、遅くなりましたが、ここまでトレーナーとして怠ってきた障害予防の身体チェックを今年から行っていくことで、先日、第1回目のチェックをさせていただきました。(できなかった選手は治療院に来てもらいチェックしてます)

対象は投球数が多くなる投手捕手です。約20名ばかり。

身体チェック項目に関しては、講習会へ行かせていただいたり、文献を読ませていただいたり、いろんなものを参考にさせていただきました。

投球障害肩予防の観点から原テスト11項目など、肩、肘、股関節、体幹に関する項目を設定しました。

今後、継続して行っていき夏の甲子園予選、甲子園大会には投球障害者やスポーツ障害者は0を目指してやっていきます。が、まず初回でやっていて気づ対ことは、身体機能や動きに対して、ポジションでの特性があるということや、痛みを発症していなくても、今後、練習をしていくうえで気をつける点など私が気づかされた点が多いことでした。

そして、身体チェックの後は選手にいろいろ感想を聞いていくのですが、自分のどこがどういう動きをしているのか、どこを改善すればいいのかという点を認識できたようです。また、それにともない、「ではどうしたらいいのか」という質問もあり、身体チェックはただ計測するだけでなく、身体意識や内部感覚を認識、養う上で重要なことだと感じました。

これらチェック項目(検査方法)に対して、術者である私のカラダに対する認識や方法などもまだ未熟なところもあるだろうし、今後、さらに必要となってくる項目も出てくるだろうと思いますが、さらに内容の精度をたかめて、成果を出していけるようにしたいと思います。

現在は、これらの結果を集積、分析しまして、監督やスタッフに提供するとともに、選手に還元するべく集計作業を行っています。これが私の一番苦手な作業なのですが、成果につなげていけるように、次の段階へ進めていきたいと考えております。

野球をいつまでも好きでやっていただくために

野球を楽しくプレーし、上手くなってもらうために

野球に全力で打ち込んでいけるために

今後も医学的見地やトレーナー活動で野球選手を中心にサポートしていきたいと思います。

各地や各団体で行われている投球障害予防の取り組みを今後も参照にしながら、より良い環境づくりに精進していきたいと思います。

 

当院では、どうしても野球選手の施術が多くなりますが、他のスポーツ選手、スポーツ愛好家の皆様も施術にご来院されておりますので、スポーツ障害等でお困りの方は是非、ご相談くださいませ。

必要であれば、協力してスポーツトレーナー活動を行っている医療機関等へもご紹介させていただきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございます

 

   二葉鍼灸療院 田中良和

 

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妊娠するために必要なこと~その土台~

2017年02月08日 | 不妊症

少し寒さが厳しくなっているこの頃です。また久しぶりのブログ更新です

当院では、妊娠しやすいカラダづくりのために、鍼灸治療で天使ちゃんをご希望されるご夫婦のカラダとココロをサポートさせていただいております。

さて、これまで多くのご夫婦を治療させていただいている中で、やはりこの土台が疎かになっているなと感じる場面と多く出くわします。

妊娠するために最も必要な土台・・・答えは、 愛  です。

そんなの当たり前やん

と思うかもしれませんが、その表現や確認が重要であり、それを心で体で精神で感じ合うことができること・・・それは、 セックス  なのだと思います。

結婚生活が長かったり、

お付き合い期間が長かったり、

旦那さんの仕事の帰りが遅かったり、

体外受精(人工授精)で、その治療に専念するあまりであったり、

お互いが日常生活の中で疲れていたり、

セックスが嫌いであったり、

いろんな状況下の中で夫婦に大切なコミュニケーション、愛情確認に重要な行為であるセックスの回数がほとんどなかったり、そのことさえ頭になかったりする場合もあります。

やはり重要なのは、「あなたの子どもが欲しいという愛に尽きると思います。

多くのご先祖様の繋がりの中で、男と女が出逢い、それも世界の人口約47億分の2の確率で出逢ったわけですから、結ばれるということは奇跡的なご縁なのだと思います。

だから、本能的に、理性的にも、「あなたと結ばれたい、子どもが欲しい」ということになるのだろうと私は思っています。そんなパターンばかりではないでしょうけど、違う場合でも、そこに大きな縁が働いているのだと思います。

今は、科学の発展とともに生殖医学、生殖技術が進み、金銭と努力は必要ですが、妊娠~出産に至るまでにいろんな選択肢をご夫婦が選べることができる時代になってきました。

しかし、そこに変わらないもの、変わってはいけないものもあるのだと思います。

生殖行動(子孫繁栄)だけであれば、それは他の動物と一緒となりますが、大脳や脳幹が発達し、いろんな想像と創造ができるようになったヒトだからこそ、愛を感じ、快楽を感じ、相手を想いやり、いたわり、温かいぬくもりを感じ、幸せを感じることができます。

その最たる愛情表現、夫婦の絆を繋ぐ大きな行動がセックスなのではないでしょうか。

        

子どもがなかなかできないご夫婦へ、病院での治療の前に(その状況により対応は違いますが)まずは1か月毎日セックスすること(そんな頑張りも必要ですよと)をアドバイスされている医師もおられます。それだけで妊娠される方も少なくないそうです。

そこには理由があり、

 セックスの回数が少なくなれば妊娠の機会が少なくなるのはご理解できるかと思います。2005年にイギリスで世界有数のコンドームメーカーDurex社が調査したデータによると、調査41カ国の年間セックス回数は、日本は45回で調査国中最低だったそうです。週1回もない計算になり、排卵日を狙って行うご夫婦は、その一点しか行わない傾向にあります(ちなみに第1位はギリシャで138回、クロアチアが134回で2位、以下、セルビア・モンテネグロ〈128〉、ブルガリア〈127〉、チェコ〈120〉フランス〈120〉と続きます)。

 タイミングの方法を間違っている方も多いようです。排卵日より排卵前日、前々日の妊娠の確率が高く(4倍)、排卵日しか狙ってない場合は失敗する確率が高くなります。

 基礎体温をつけていると、その体温の変化により排卵日が推測できます。分かりづらい方もおいでですが、基礎体温をつけることは目安になります。しかし、その月の排卵に選ばれし卵子は、その卵子によって成長度が違うようです。ということは、いくら予測しても排卵日は前後する可能性があるということです。生理不順の方も、閉経が近い方も、生理周期の長い方も、短い方も、通常であれば排卵は常にあります。その可能性のある卵子ちゃんを無駄にしないためにも、そこのポイントをおさえることが大切です。

 精子は毎日つくられます。精子は禁欲(ためる)しておいた方がいいという話もありますが、実は精子は毎日射精したほうが良好な精子がつくられるのです。また、精子数が少ない方は、禁欲期間を1日とした場合が精子運動率が良く、0~2日間とすると正常形態精子が最も多くなるそうです。老化して精巣に残っている精子は、若く元気な精子の活動スペースを妨害し、かつ、活性酸素を多く放出して精子形成細胞にダメージを与えると考えられています。

 排卵後のセックスは、受精には必要ありませんが、妊娠率を増加する可能性が示唆されています。妊娠するためには子宮内膜で「免疫寛容」という状態、いわゆる、「受精卵は排除の対象外ですよ」と認識される必要があります。排卵後のセックスで精子が子宮内膜に刺激を与えることにより調節性T細胞(Treg)が増加し免疫寛容という状態をつくり出し、着床が促進されるということが分かってきています。また、排卵期に限らずセックスしている夫婦の方が妊娠率が高いという報告もあるようで、人工授精や体外受精の途中であろうがセックスを行う意義はあるようです。

 子宮後屈のある方は、セックスで射精された後、うつ伏せで10~15分ほど横になっていることが大切なのだそうです。精子が子宮までたどり着くために必要な位置関係にあります。

 タイミングを取るときは「この日を狙い撃ち作戦」よりも排卵日は頭に入れつつ「あえて特定の日を狙わない作戦」で行く方が、男性も女性も精神的にリラックスして臨めるようです。「この日でお願いねセックス」や「人工授精」などもそうですが、精神的にプレッシャーになります。交感神経過緊張状態でしょうか。そうすると精子の状態も結構良くない状態になることも多いそうです。男性って、意外に・・・いや本来、プレッシャーに弱いのです。女性のほうもあまりこだわりが過ぎると、神経質になり、精神的に緊張した糸のようになってしまいますと、夫婦の関係にも影響してきますよね。

 夫婦の触れ合いやセックスは愛情ホルモンと言われる オキシトシン の分泌を促します。オキシトシンは幸福ホルモンと言われる、心の安定や調整にかかわるセロトニンとも密接に関係しています。オキシトシンの作用は出産の際の陣痛促進や赤ちゃんにおっぱいをあげる時の射乳に代表されますが、現在は、その他いろんな作用があることが分かっています。脳などの中枢レベルでは、信頼・絆の形成、子育て行動、生殖行動、自律神経系修飾、摂食抑制、ストレス緩和、自閉症症状改善、痛覚伝達修飾、アルコール摂取抑制などがあり、末梢レベルでは、陣痛促進、射乳、射精、精子輸送、ナトリウム利尿、骨形成、骨格筋維持、腸炎抑制、味蕾の修飾など全身に作用を及ぼしていることがわかっています。
 だから仕事などで疲れている時でも、セックスが最後まで至らなくても、肌と肌を触れ合うだけでもオキシトシンが分泌され、お互いの全身の細胞が愛情に溢れるのではないでしょうか。

は、ほぼ生殖医療専門医の松林秀彦先生のブログhttp://ameblo.jp/matsubooon/entry-11451322387.html を参考にさせていただきました。(ほとんどそのままかも

       

さて、妊娠するために必要なことで、その土台というか、原点となるべき事柄であるセックスについて述べてきました。

ある人曰く、セックスは人類に与えられたギフト(贈物)であると。

今から妊活をはじめるご夫婦も、不妊治療途中のご夫婦も、なかなか良い結果が得られないご夫婦も、「今さら・・・」なんて思わずに、そのあたりを見つめ直すと、妊活も、不妊治療の成果にも少し変化が出てくるかもしれません。

 

当院へご来院するご夫婦もすべて良い結果を得られ妊娠、出産されるわけではございません。少しでも確率を高めるために重要なことは今後もお知らせさせていただきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございます 

 

そういえば、もうすぐバレンタインデーです

 素敵なバレンタインデーをご夫婦でお過ごしください

 

 

   二葉鍼灸療院 田中良和

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