新中野発 パソコン教室経営者の 『トマト通信』 ブログ版

「新中野パソコン教室」と先生の日常を公私混同でお届けします

衝動的に上野まで

2018-09-10 12:46:04 | 日々の出来事
絵画鑑賞には縁遠い私ですが、日曜日の朝、NHKのEテレで関連番組を偶然見かけて、衝動的に行きたくなって上野まで出掛けた目的は『没後50年 藤田嗣治展』(フジタツグハル)を見ることでした。若くして志を持ってパリに渡った翌年に待っていた第一次世界大戦の開戦、その後の日中戦争、第二次世界大戦と、戦争に翻弄され続け、晩年にはフランス人、レオナール・フジタとして生涯を終える藤田嗣治という人の画風が、時代に翻弄されるたびに変化していく様子のわかる味わい深い展覧会でした。東京都美術館で10月8日まで開催しています。
急に上野まで出掛けて行ったのは衝動的な行動にも見えますが、下地がありました。新聞の書評欄か何かで見つけた『いちばんやさしい美術鑑賞』という本をつい最近に読んでいたことです。著者のペンネームであり、自身のブログタイトルでもある『青い日記帳』さんは美術の専門家ではありません。その彼が素人だからこその美術鑑賞のコツを易しくひも解いてくれます。
この秋には『フェルメール展』『ムンク展』などが控えています。神社仏閣巡りだけでなく、美術館巡りも私の新しい趣味になりそうな予感です。


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