退院しました

12月はただただ慌ただしいままに時間が過ぎて、今月初のブログ記事です。
どうも目の見え方がおかしい、と妻が言い始めたのが10月でした。でも、地元の眼科で診察してもらっても白内障も緑内障も何にもない。CTスキャンでも何にも見つからない。しばらく経過観察していましたが、やっぱり変だというのでお茶の水の井上眼科へ紹介状を書いてもらい、診察に行ったのが11月の下旬。視野検査で右目の下方が見えにくくなっていることが確認でき、撮ったMRIでわかったことは、脳腫瘍ができていてそれが視神経を圧迫しているということ。診断名は髄膜腫。つまり症状は目に出ているが眼科の病気じゃないということで、再び紹介状を持って向かった先が順天堂医院の脳神経外科。
一刻を争う緊急性はないものの、開頭手術を勧められ、他に選択の余地はないということを本人も納得の上、12月12日に手術を受けました。脳へ血液を送る血管を切らぬよう（切ると脳障害が起こるそうです）慎重にやっていただいた手術は14時間の大手術でした。集中治療室を経て、翌日に一般病棟に帰ってきました。事前に説明を受けていた通り、手術後数日してからは急激な回復ぶりで、クリスマスイブの日に退院できました。
ご心配いただいた生徒さん、授業の延期にご協力いただいた生徒さん。心より感謝いたします。
なお、上記の井上眼科は生徒さんにも通院している方がいらっしゃいました。全国から患者さんが集まる大規模な眼科専門病院です。また、順天堂医院の脳神経外科は以前、TBSテレビで放送されたドラマ『JIN-仁』のモデルになりました。お正月には箱根駅伝がありますが、応援するのはもちろん順天堂大学です。