新中野発 パソコン教室経営者の 『トマト通信』 ブログ版

「新中野パソコン教室」と先生の日常を公私混同でお届けします

"Window 7"の人はどうするの?

2015-08-25 19:11:27 | パソコン豆知識
"Windows7"の人は"Windows10"にアップグレードするべきかどうか? これはちょっと悩ましい問題です。
"Windows"の開発元であるマイクロソフト社は、"Windows7"からでも"10"にアップグレードできますと言っているにも関わらず、NECや富士通など、"Windows"を機器に組み込んでパソコンを販売しているパソコンメーカーの方では、"Windows7"でもその初期の頃(NECの場合だと2013年の4月までに発売された機種)のパソコンを"Windows10"へアップグレードした場合の動作保証はいたしませんと言っています。ご自分のパソコンが動作保証の対象となるかどうかはメーカーのサイト(NEC富士通)で調べられます。
パソコンを家に例えると、基本ソフトの"Windows"は家の基礎に相当しますから、それを取り換えるというのはそれなりに大変な工事です。メーカーの動作保証の対象外の場合は、"Windows7"のまま使い続けた方が無難です。
動作保証の対象機種だった場合の選択肢は2つ。無料アップグレード期間である来年の7月までに"Windows10"にアップグレードするのが選択肢その1。今後のウィンドウズは数年おきに次期ウィンドウズが発売されるという形態を取らず、日々のウィンドウズアップデートの中で改善していくことになります。つまりパソコンを買い替えなくてよくなる、というのは大きなメリットです。
選択肢のその2は、"Windows7"のサポート対象期間は2020年の1月までありますから、あと4年半、使い倒す。その後のことはその時になって考えるというのも悪くない選択です。


これが新しいウィンドウズ

2015-08-17 10:02:03 | パソコン豆知識
夏休みの間に、教室に1台だけある"Windows 8.1"のノートパソコンを"Windows 10"にアップグレードしました。万一のために"Windows 8.1"のバックアップ作成をした上で、アップグレードの作業開始。インストールに約2時間、ほぼ予想通りの作業時間でほとんど自動で進行しました。悩むところはありません。ほぼ待っているだけ、見ているだけです。
"Windows 8"が不評だったわけは、スタートボタンが全然その役目を果たしていないことと、"Windows 8"の看板を掲げていながら、"Windows 7"までのパソコンらしい作業性とタブレット製品のような全画面表示を原則とする"Window 8"の作業性が、見境なく混在している点でした。
さて、"Windows 10"を使い始めた印象はというと、不評だった点が改善されてなかなか良いです。スタートボタンがしっかりスタートボタンの役目を果たしています。私たちが慣れてきた"Window 7"の作業性が継承されています。細かい部分は違っても作業の大まかな流れは同じです。そして、タブレットのように全画面表示で使いたい場合には、タブレットモードというそれ用のモードに切り替えて使うので、"Windows 8"の欠点だった両者の作業性が見境なく混在していることに起因する混乱は起きそうにないです。
"Windows 8"の時代にパソコンを新規購入または買い替えをした方には"Windows 10"へのアップグレードを強くお勧めします。では"Windows 7"の人はどうするのか? それは次回の記事で。
教室の授業は今週から再開です。授業の休憩時間には新しいウィンドウズをご覧いただきましょう。