新中野発 パソコン教室経営者の 『トマト通信』 ブログ版

「新中野パソコン教室」と先生の日常を公私混同でお届けします

スマホを変えてみた

2018-10-23 13:52:46 | パソコン豆知識
3年近く利用してきた台湾のエースス(ASUS)というメーカーのスマホが、どうも充電に時間が掛かりすぎる、新規のアプリをインストールしようとすると容量いっぱいだと断られる、など少し使いにくさが目立つようになってきたので機種変更しました。今度は韓国のサムスン、アイフォーン"iPhone"でお馴染みのアップルに次いでスマホ端末の世界シェア第3位の中国メーカー、ファーウェイ(HUAWEI)社製の"P 10 Lite"という機種。格安スマホの世界で去年一番売れた機種です。すでにもっと性能の良い後継機種が出ていて量販店に行っても販売終了になっている型落ち機種ですが、この日のあることを見越して先月、アマゾンのタイムセールで激安の2万円で新品が出ていたのを購入していました。型落ちでも性能にまったく問題ありません。特に画面が真っ暗な状態から復帰するときにパスワードでなく指紋認証の機能が使えるのはやってみると本当に便利。一瞬で復帰できます。
初期設定は難しくありません。通信会社から送られてくる SIMカードと今まで利用していたスマホからSDカードを取り出して、2枚のカードを新しいスマホにセットしたら物理的な作業はおしまい。あとは契約している通信会社の電波で通信できるように、設定アプリでアクセスポイントという電波の接続ポイントを選ぶだけ。また必要に応じてワイファイ"Wifi"の設定を追加します。
Gメールを利用していれば過去データの移行は不要。GメールアプリでIDとパスワード設定だけすれば、そのまま以前と変わらぬ使い勝手で過去のやり取りも参照できます。"LINE"は同一アカウントによる複数のスマホ端末での利用ができないので、新しいスマホに"LINE"アプリをインストールしアカウント設定すると、旧い方のスマホでは"LINE"を使えなくなるし、新しい方のスマホは過去データ(履歴)のない、まっさらの状態からのスタートに(通常は)なります。妻と交わした「玉子とバナナ買ってきて」「了解」なんてやり取りが復活できたところで意味はありませんが、ネットで調べると、旧いスマホから過去データを一旦ネット上に保存し、それを新しいスマホで読み戻して復元するという流れで実現できると分かったので物は試しとやってみました。簡単に「玉子とバナナ買ってきて」「了解」が復活しました。


電卓よりエクセル!

2018-02-20 14:00:06 | パソコン豆知識
確定申告の時期となり、私は今週の月曜日に税務署まで出向いて申告を済ませました。
さて、今年から医療費控除のやり方が変わっています。昨年までは合計金額のある明細書と一緒に領収書を提出すれば事足りていたので、領収書1枚について1行を使った明細書をエクセルで作り、合計金額の計算さえできれば作業は終了でした。
しかし今年から領収書の提出が不要になる代わりに、特定の1人が特定の1医療機関に1年間を通していくら支払ったかの合計金額を出すように変わっています。つまりは昨年までの明細書を作った後に、集計作業をしなければいけなくなりました。確定申告のサイトには、パソコンのエクセル用ファイルと印刷してから手書きで書き込むためのPDFファイルとが用意されています。老夫婦二人分の申告だと仮定するとコンピュータを使わない手作業の場合はこうなります。まず、領収書を夫のものと妻のものとに振り分けます。その後、夫の領収書をそれぞれの医療機関ごとに振り分けます。妻分も同様です。そうしてブループ分けされた1人の1医療機関に関する1年分の領収書の束を電卓をたたいて合計額を出す作業を繰り返して、金額を紙に書き写します。
教室の授業では、昨年まで練習していたエクセルの明細書の項目を新しい申告内容に沿った形式に作り替えた上で架空のデータで明細書を作り、集計作業をやってみました。まず受信者ごとに集計し、さらに医療機関ごとに集計するのがちょっと面倒でした。
実はエクセルにはもう一つ、ピボットテーブルという集計の機能があり、これを利用すると、明細書一覧から必要な集計作業があっという間に終わります。ピボットテーブルという魔法の箱に明細書を放り込むと勝手に答えが出てくるイメージです。実は週に2回あるフリーレッスンクラスの生徒さんにはお二人、このピボットテーブルの演習に取り組んでいる方がいらっしゃいます。でもエクセルがどんな処理をしているのかイメージするのがちょっと難しいので、通常クラスではデモンストレーションでお見せするのに止めるつもりです。


これは何の広告でしょう?

2018-01-23 16:00:14 | パソコン豆知識
先日来、ブログと授業でやっている "WIFI"のお話。復習としてクイズです。下の画像は何の広告でしょう?



実は正解は画像の中にデカデカと書いてありますが、"ポケットWIFI"が正解です。でも、そもそも "ポケットWIFI"って何ですか? という声が聞こえてきそうです。ノートパソコンやスマートフォン、タブレットなどの情報端末機器を "WIFI"に接続するには、無線LAN親機が必要なのでした。昨年末に買い換えた教室の無線LAN親機を見ていただきましたね。今度のはアンテナが外に出ているタイプでした。あれは据え置き型の親機です。
さて、"WIFI"の電波は無線LAN親機の周辺でしか受信できません。せいぜい親機から半径数十メートルくらいでしょう。通常は途中に壁などの障害物があるでしょうから、実際に電波が届くのはもっと狭い範囲になるのが普通です。もし、あなたが外でも常時 "WIFI"で接続したいと思ったらどうしたら良いでしょうか? それは「携帯用の親機を持ち運ぶ」ことです。それが、"ポケットWIFI"です。携帯用"WIFI"ルーターなととも呼ばれます。大きさは煙草の箱くらいです。ただし、これを利用する場合には、通信会社との契約と月々の通信料の支払いが必要になります。
ここでもう一度、上の画像を見ていただくと、左の赤い方は安さをアピールしていますね。そして右の青い方は容量無制限をセールスポイントにしています。若い人のように動画漬けの日々を送っていると通信容量に引っかかって通信速度が制限される場合があるのでした。自分の使い方に合わせて、安さを優先したり通信容量を優先したりして選べますというわけです。
この広告は私のメールアドレスに届いた、"ヤフーのポケットWIFI"のダイレクトメールですが、決してこの機種をお勧めしているわけではありませんので念のため。それでも向学のため、もっと知りたい方はこちらから。

それって "SMS"なの? "SNS"なの?

2018-01-16 12:21:03 | パソコン豆知識
先週、前回のブログ記事を材料にして、すべてのクラスで無線接続の話をたっぷり1時間かけてお話しし、生徒さん自身のスマートフォンや教室の"iPad"を使って、実際に教室の新しい無線LAN親機に手動で"WIFI"接続してみました。言葉だけは良く聞くが、"WIFI"の意味は良く分からなかったという方が、とても良く理解できたと何人もの生徒さんに言っていただき私も嬉しかったです。
インターネットの世界ではカタカナ・アルファベットが頻出しますね。生徒さんからの質問が多いのが今日のタイトル。
まずは "SMS"から。"SMS"とは "Short Message Service"のことで、相手の携帯電話番号を宛先にして短いメッセージ文を送信するサービスのこと。真ん中の "M" は「メッセージ」の"M"です。"Short"ですから短い文です。日本語で70文字という文字数制限があります。先日、ある生徒さんから私宛の "SMS"を受信しましたが、1通に書ききれなかったのでしょう。内容を2通に分けて送信していただきました。送信するメッセージ文が1通で収まりそうになかったら(それなりの分量のある内容だったら)、それはもうメールにしましょう。メールに文字数制限はありません。また、どれだけメールを利用しても、料金はインターネットを利用するための定額料金に含まれていますが、"SMS"はインターネットではなく電話回線を使いますので(通話定額サービスを契約していても)送信に費用が掛かります。通常は1通3円ですから気にすることはないでしょうが、塵も積もれば・・・というお話ですね。
もう一つのアルファベットは "SNS"でこちらは "Social Network Service"のこと。真ん中の "N" は「ネットワーク」の"N"です。"Facebook(フェイスブック)""Line(ライン)" が代表格ですが、情報を書き込んだりメッセージをやり取りするなどして、友人・知人などの特定、または全く未知の不特定の人たちともインターネット上で繋がるサービスです。昨年の流行語の一つに『インスタ映え』というのがありましたが、あれは "Instagram(インスタグラム)"という写真投稿用の "SNS"に、自分のスマートフォンで撮った写真を投稿することが特に若い人の間で流行した結果でした。さて、生徒の皆さんはこれらの"SNS"に興味をお持ちになるでしょうか?


無線LAN親機を交換しました

2018-01-09 11:04:55 | パソコン豆知識
教室にある無線LAN親機のスピードがどうも遅くなったように感じてから数か月。電源を落としてから再度、繋いでみたり、いくつかの抵抗は試みたものの特に変化はなし。この機器は購入後、6年を経過したもの。そろそろ買い換えても良いなあと思っていたところ、年末にヨドバシカメラの店内を歩いていたら、バッファロー社の無線LAN親機がその日までセール価格でお安いですよという店員さんの声に思わず購入してしまいました。今度のはアンテナが外に出ているタイプです。少なくともカタログ上では旧機器よりスピードは速い。
さて、生徒の皆さんのスマホを教室の新しい親機に接続したいと思ったら、キーワードは"SSID"と"暗号キー"ですね。"SSID"とは1台1台の親機を識別するデータですから、昨年末まで教室で使っていた旧機器のものとは違います。何もしないと目の前に親機があるのにそれには接続せず、NTTドコモやAUなどの通信会社の電波に接続したままになります。通信量がどんどん増えていって契約によっては速度制限に引っかかることも起こり得ます。
スマホをお持ちの生徒さんはぜひ年初めの授業で、WIFI接続の基本を覚えてしまいましょう。理屈を分かってしまえばそれほど難しいことではありません。"SSID"と"暗号キー"が合致しさえすればいいのです。一度、自分で設定してしまえば、WIFI設定に関しては恐いものなし(のはずです)。自動設定のメニューもありますが、個人的にはお勧めしません。勝手に繋がってしまって、WIFI接続についての理解が全く進みませんから。


ウィンドウズの大規模工事が目前に

2017-12-28 11:52:55 | パソコン豆知識
"Windows10" のパソコンをお使いの方は、パソコンが物理的に壊れるまでは買い替えすることなく使い続けることができますね。その代わり、年に2回程度、ウィンドウズの大規模工事が実施されるのでした。普段、電源を切るときに『電源を切らないで下さい』と言われるあれは、ウィンドウズアップデートの小規模工事です。
教室のパソコンは今週に入って大規模工事が相次いでいます。講師の私が使っているデスクトップとノートパソコンの2台を含め、全部で8台ある教室のパソコンで、12月28日時点でちょうど半分の4台が大規模工事を終えました。
今回の大規模工事、と言っても始まったのは10月下旬からなのですが、個々のパソコンで時間差があって、生徒さんのご自宅のパソコンでもそろそろじゃないかと思います。今回の大規模工事は"Fall Creators Update"というのですが、大規模なだけに時間が掛かります。教室のパソコンの場合だとだいたい1時間半くらいでした。下のような通知画面が出るかも知れません。これは大規模工事の準備ができたよという、マイクロソフトからのお知らせです。大規模工事の作業中、律義に人間が見ている必要はありません。外出しても寝てしまっても構いません。
教室の生徒の皆さま、どうぞ良いお年をお迎えください。


1分動画でもう献立に悩まない!

2017-12-19 09:27:05 | パソコン豆知識
レシピーサイトというと以前から『"CookPad"(クックパッド)』や味の素の『レシピー大百科』などが代表的ですが、レシピーサイトとして今年、大人気となったのが『"kurashiru"(クラシル)』です。
先行したレシピーサイトとの一番の違いは、レシピーを1分動画で紹介している点です。料理の完成品の画像から始まり、作り方を早送りしながらテンポ良く1分前後の動画で見せる。この1分という時間が絶妙で見ていて飽きません。魚介料理とかご飯ものなどどいう「カテゴリーで絞り込む」こともできるし、冷蔵庫にやたら白菜がたくさん残ってしまったなんて時には、「料理名・食材でレシピーを検索」欄に「白菜」と入れて検索すると、白菜を使ったレシピーがたくさん見つかります。動画の下の方には材料や作り方が文字でも出ています。
若い方々はもっぱらそうだと思いますが、スマートフォンで見るときは、クラシルのアプリをインストールしておくと便利です。
当教室の生徒さんのような料理のベテランの方々は、レシピー動画など不要かも知れませんが、やっぱり毎日のことですから今日は何にしようかしらと考えるのも面倒くさくなったときは、クラシルを思い出しましょう。見ているだけでも楽しいです。日曜日の料理担当の私も重宝しています。


ダウンロードとストリーミング

2017-12-12 16:51:50 | パソコン豆知識
お馴染みのユーチューブ"AbemaTV"(アベマティービー)など、インターネットで動画を楽しむ機会が増えました。そんな時「ダウンロード」とか「ストリーミング」などどいう言葉を目にしますが、意味の違いはわかりますか?
ざっくり言うと、どちらもデータ再生のやり方を示すことばです。
ネット上にある動画ファイルや音声ファイルはデータサイズが大きいです。これを手元のパソコンなりスマートフォンで再生しようとしたとき、すべてのデータを手元の端末にダウンロードしてから再生しようとすると、ダウンロードが終了するまでは再生できないため、待ち時間が長くなります。すべてのデータを端末に保存するわけですね。水を飲む場面に例えてみると、コップにすべて注ぎ終わらないと飲み始められないというイメージです。
その一方で、ストリーミングとは、パソコンやスマートフォンなどの端末にデータを保存せず、その場限りで再生することです。コップに水を注ぎつつ、溜まった水から飲み始めるというイメージです。パソコン風に言うと、データを読み込みながら同時に再生する方法です。インターネットに接続さえしていればすぐに再生できます。
ダウンロードとストリーミングにはどちらもメリットとデメリットがあります。こちらのサイトにも上手に解説されています。


迷惑電話発見サイト

2017-11-07 17:49:25 | パソコン豆知識
何かのセールスなど迷惑電話に不愉快な思いをした方は多いでしょう。最近、教室にはくだらないFAXが多く届くようになりました。いくら何でももうFAXが必要な時代ではあるまいと思って、電話機能のみの電話機への買換えを検討したこともありますが、当教室のように電話とFAXを同じ番号で兼用している場合、それがFAXであっても呼び出し音だけは鳴ってしまうようなのであまり効果はなさそう。またいつかFAXを使いたいときもあるかも知れないので、FAX番号を無効にしてしてしまうことにはまだ躊躇いが残ります。
迷惑電話対策としてはこちらのサイトにあるように、それぞれの機器と設置状況によって、機器の買換え・機器の設定変更・有料でのサービス加入など様々な方法があります。生徒さんの中には一番手っ取り早く簡単な「留守番電話機能」を使う方法で対処している方もいらっしゃいますが、当教室のような事業所の場合は、やはり電話・FAXの呼び出し音には「出る」のが通常の対応になるわけで、色々調べているうちに「迷惑電話発見サイト(迷惑電話番号サーチズ)」に行き着きました。迷惑電話で不愉快な思いをした人たちが協力して作り上げる口コミサイトです。
受信拒否機能のない、10年以上利用している当教室の年代物の電話機の履歴に残っていた迷惑FAXの番号をトップ画面右上の検索欄に入れてみると、見事ヒットしましたね。皆さんに嫌悪されている迷惑FAX送信業者だとわかりました。それ以外にも迷惑電話またはFAXの番号でいくつかヒットした番号をメモ書きして、私製ブラックリストが出来上がりました。「0120」から発信されたものばかりです。これらからの電話には出ませんので、授業中に掛かってきても、あら先生、耳が遠くなったのかしらと心配しないようお願いします。


ここまで来ればほぼ完璧!

2017-10-10 11:19:58 | パソコン豆知識
再びのスマホのお話です。電話、メール、ネット検索、カメラができるようになったら、そろそろ自分にとって有益で面白いと感じるアプリを自分で探してインストールして楽しむことができるようになるのが次の目標です。
生徒さんや私を含め、多くのシニア層が楽しんでいるのは、「Line」「乗換案内」「QRコードスキャナ」「カレンダー」あたりが代表格でしょうか。スマホをやりたいと思う動機の一つに「家族と"Line"をやりたいから」というシニア層の方もいるくらい、連絡手段の一つとして普及した「Line」は基本機能の文字のやり取りにスタンプというイラストを利用できたり、通話機能(要は電話です)やビデオ機能(要はテレビ電話です)まで利用できます。
アプリを探して取得する場所は「Playストア」。アップル製品(アイフォン)やらくらくスマホの方も、「Playストア」に対応する場所があります。使いたいアプリを自分で探してインストールして使えるようになったら、ほぼ完璧。「ほぼ」が取れて完璧になるには「設定」の使いこなしがありますが、これはまた後日です。