インターネットを見るなって言われても・・・？

昨日の授業で、このままインターネットを見続けて構わないのですかと、ある生徒さんから質問を受けました。とてもセキュリティ意識の高い方ですね。
昨日、米国土安全保障省の発表として、インターネットエクスプローラにセキュリティ上の欠陥が見つかったとして、修正プログラムが適用される（来月のウィンドウズアップデートが実行される５月14日見込み）までは、他ブラウザを使用するなどの対策を取るべきとの報道がありました。
現時点ではその欠陥なるものがどの程度のものなのか不明確だし、とても深刻なものだとするならば、修正プログラムを作るマイクロソフトの対応はなんとものんびりしたものに思えます。その生徒さんにも、絶対インターネットエクスプローラは使用しない方が良いですよとまではお話しませんでしたが、インターネットを見るソフトウェア（これをブラウザを呼びます）は複数あると知って、他のブラウザを試してみる良い機会かもしれません。
代表的なブラウザはインターネットエクスプローラ以外にも、検索でお馴染みのグーグルが開発したグーグル・クロム "Google Chrome" や アップル社が開発し、"iPad" にも採用されているサファリ "safari" などがあります。グーグル・クロムのインストールは決して難しくないですし、すでに "iPad" をお持ちの方は連休中にネットを見るときには "iPad" を使うようにするのも、今回の件に対する立派な対策になります。

昔のケータイに戻っちゃった！

２年前、娘の大学入学に合わせて娘と一緒にスマホにしてはみたものの、ほとんどスマホらしい使い方をしないまま２年が過ぎ、月々の通信料金に上乗せする形で支払っていた本体価格の償却がとにかく終わりました。
さて、本体価格の償却が終わったのだから、これからは月々の支払いがその分、安くなるのだろうと思っていたら、これまで適用されていた各種割引が本体価格償却期間の終了と同時に適用されなくなったり、割引率が変更になったりとなんだかよく分からぬ理屈で、結局のところ、今後の支払い総額は減るどころか増えるということが判明したのですね。
そして、それと時を同じくして私のスマホに故障発生。電源が入らなくなり、充電もできなくなりました。修理費用がいくらかかるのか、聞く気も起りませんでした。
私がスマホらしい使い方をしなかった最大の理由は、なにかアプリを入れてみると、たちまちメモリー（コンピュータが仕事をする作業台のイメージです）の容量が一杯になって、ろくなアプリをインストールすることができなかったからです。従って私にとっては同じ機種を使い続けるという選択肢はそもそもなくて、そんなときにこれ以上ないタイミングで故障してくれるわ、な～んか騙されたような訳のわからない支払い料金のからくりを聞かされたりしたものだから、そんじゃとりあえず昔のケータイに戻しますということになったわけです。
スマホからケータイに戻したところで私の生活にまったく支障のないことは明白ですから、またスマホを使いたくなるその日まで、当教室の多数派の生徒さん同様、ケータイ仲間に入れていただきます！　あ～ら懐かしい！

いよいよお仕舞い！

ちょうど１年前、『いよいよあと一年です』の記事で、Wondows XPのサポート期間が終了することを書きましたが、とうとうその「あと一年」が過ぎようとしています。
パソコンの安全性を担保する大事な作業の一つ "Windows Update"（ウィンドウズアップデート）ができなくなるということですから、やっぱりもうXPのパソコンは使わない方が良いです。でも業務上などやむを得ぬ事情で使い続ける場合には（実は生徒さんの中にもいらっしゃいます）、インターネットへは繋がないなど、少しでも危険性を少なくする方策を実行しましょう。
ほとんどの生徒さんは後継のウィンドウズへ移行済みですが、ビスタ・７・８のパソコンにもいつかサポート終了のその日はやってきます。その時、その時点で最新のウィンドウズへ切り換えるのか、比較的セキュリティの問題が起きにくいとされるアップル社のマッキントッシュ（通称マック）のパソコンへ乗り換えるのか、もうパソコンではネットや写真を見るだけと割り切って、"iPad" などのタブレットにしてしまうのか、選択肢はいくつか考えられます。
今回の「Wondows XPのサポート期間終了」のニュースは、その時に備えた予行演習だと思って注目しておきましょう。