パタンはカトマンズの南西に位置するネパール第3の都市で、都市の正式名はラリトプールといいます。
1976年、ヒンドゥ教と仏教の建造物群を対象に、ユネスコ世界遺産の文化遺産に登録されました。
都市の正式名ラリトプールは「美の都」を意味するそうですが、どの建築物にも共通する建築技術や
芸術性の高さといったものは流石で、この名に恥じないものを感じさせます。
世界遺産パタンの中心ダルバール広場
此処はまるで芸術作品の中に迷い込んだような雰囲気です。
正に都市そのものが一つの芸術と言えるのではないでしょうか。
クリシュナ寺院
ヒンドゥ教のヴィシュヌ神の化身クリシュナが祀られています。ヒンドゥ教徒に人気のある寺です。
因みに、上の画像の左にある八角形の石造の建物も同名の「クリシュナ寺院」です。
ゴールデンテンプル
「ゴールデン テンプル」はこの寺の特徴を表した外国人向けの通称だと思います。
要するに、日本では京都にある金閣寺を”ゴールデン テンプル”と外国人に紹介しているのと
同じようなものです。
ネパール語の正式名は「ヒラニャ・ヴァルナ・ヴィハール」だそうです。
どうも2回や3回で憶えられる名前ではありませんね。
12世紀に建立された仏教寺院ですが、現在の建物は19世紀に完成されたものです。
仏教寺院ということもあり、日本人としては、どこか親近感を感じますが、本堂は金色に覆われ
ていてとても美しい建造物です。
には魚眼レンズが欲しいところです。
この寺の回廊や中庭に入る時は、革製品
の持ち込みが禁止されています。
皮の鞄はもちろんのこと、皮靴を履いてい
れば、備え付けのゴム製サンダルに履き替えるか
裸足で参拝することになります。
元来はヴィシュヌ神の乗り物として牛を神聖化する
ヒンドゥ教の風習からきているようですが、 ヒンドゥ教と
仏教の両方の寺に誰もがお参りする