山地の渓流に棲むカワトンボは、これまで地域によってかなり変異が多いと
されていたが、近年のDNA解析によると、生息地により2系統の何れかに分類
できることが判っている。
東日本型はニホンカワトンボ(オオカワトンボ、ヒガシカワトンボ)で
西日本型はアサヒナカワトンボ(カワトンボ、ニシカワトンボ)なのだが
境界がはっきりしている訳ではないので、両者が混棲する場合もある。
<イトトンンボ亜目 カワトンボ科 カワトンボ亜科>
↑ カワトンボ ♂ 茶色翅タイプ (透明翅タイプの♂もいる)
↑ カワトンボ ♀ ♀の翅は全て透明色のみ