ムラサキシキブの小さな実が美しい淡紫色に熟しています。
庭木として植えられるコムラサキに比べ、実は少なく、やや疎らに付きますが
素朴で清楚な雰囲気は、”紫式部”のイメージにより近い気がします。
このムラサキシキブの古名は「玉紫」で、それが京都では紫色の実が重なるという意味で
紫重実(むらさきしきみ)と呼ばれていましたが、言葉のもつ響きからの連想で
源氏物語の作者、紫式部のイメージを重ね合わせ、ムラサキシキブの名で呼ばれるようになりました。
ムラサキシキブ <クマツヅラ科 ムラサキシキブ属> 落葉低木
今はまだ緑色の葉を付けていますが、落葉の後も実はかなり長く枝にとどまります。
すぐ近くの木の梢に冬の渡り鳥、ジョウビタキが止まっていました。
お目当てはどうもこのムラサキシキブの実のようです。
この鳥は冬の間は雌雄共に単独行動で、春の渡りの直前にカップルが
成立し、繁殖はロシアの極東地域や中国で行われるため、ひな鳥の
姿は日本では見ることができません。
ジョウビタキ <スズメ属 ツグミ科> 冬鳥
画像の個体は雌鳥、雄は下面のオレンジ色が濃く、中々美しい
庭木として植えられるコムラサキに比べ、実は少なく、やや疎らに付きますが
素朴で清楚な雰囲気は、”紫式部”のイメージにより近い気がします。
このムラサキシキブの古名は「玉紫」で、それが京都では紫色の実が重なるという意味で
紫重実(むらさきしきみ)と呼ばれていましたが、言葉のもつ響きからの連想で
源氏物語の作者、紫式部のイメージを重ね合わせ、ムラサキシキブの名で呼ばれるようになりました。
ムラサキシキブ <クマツヅラ科 ムラサキシキブ属> 落葉低木
今はまだ緑色の葉を付けていますが、落葉の後も実はかなり長く枝にとどまります。
すぐ近くの木の梢に冬の渡り鳥、ジョウビタキが止まっていました。
お目当てはどうもこのムラサキシキブの実のようです。
この鳥は冬の間は雌雄共に単独行動で、春の渡りの直前にカップルが
成立し、繁殖はロシアの極東地域や中国で行われるため、ひな鳥の
姿は日本では見ることができません。
ジョウビタキ <スズメ属 ツグミ科> 冬鳥
画像の個体は雌鳥、雄は下面のオレンジ色が濃く、中々美しい
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