先日の記事で、一度UPしたタマミズキです。
樹高が15㍍を超える木の上部に付く実なので、木に付いた状態の実は
300㍉手持ちでの撮影ではこの程度の画像しかお見せできません。
この木はモチノキ科ですから、雌雄異株で、実の付いているこの株は
雌株ということになります。
樹形は主幹が真っ直ぐ伸びるのが特徴で、他の落葉樹の様に主幹が
枝分かれしないため、伸びるのが非常に早く、数年で10㍍以上にもなり、
高いものでは20㍍を超えるものもあります。
個々の実は直径3㍉ほどですが、ほとんど見る花のない1月の里山で、
この密集して付いた鮮やかな紅色の実は、際立った存在感を示しています。
※名前に「ミズキ」と付きますが、ミズキ科ではありません。念のため
タマミズキ<モチノキ科 モチノキ属> 落葉高木
この木を最初に見た時には、一体何の花だろうかと思いました。
高い所なので肉眼では花が咲いているようにしか見えません。
冬枯れの山で、これほど華やかな姿を見せるものは他にはないでしょうね。
正に冬の女王です。
確かに冬のさみしい山の中では目立ってきれいでしょうね。
こちらにもあるのでしょうかね~
タマミズキの北限は静岡県となっていますから
そちらでも見られる可能性は充分です。
相当背の高い木だけに、生えている近くまで行けば、いやでも目に入ってきます。
不思議なのは、これだけ実がついていれば、周りにいっぱい生えても良さそうなのに、
同じ場所では2~3本しか生えていません。
見たことが あるきがします
本当は 赤い実なんですね~~
小鳥は 食べないのかしら・・・
この時期に山で背が高くて燃えるような赤い色の実をつけていたら
このタマミズキだとみて間違いないそうです。
ただ木の高さは10~20㍍と大変なノッポさんなのでちょっと泣かせです。
でも青い空に向かって見上げるとウットリするほど綺麗なんですよ