山と自然の雑学ノート

山歩き&散歩道で出会った植物などの記録

キンミズヒキ(金水引)

2010-09-15 16:33:55 | 双子葉離弁花

随分立派な名前が付けられていますが、別に取り立てていうほど目立つ花ではありません。

主に山地で中湿状態の草藪に他の草に混じって生えています。

和名は小さな黄色い花が穂状に並ぶ姿を結婚式などで祝いの品に付ける

豪華な金色の水引きに見立てたものです。

花の大きさは6~10㍉ぐらい、近づいて見るといかにも桜などと同じ

バラ科の花らしい雰囲気があります。

花が終わった後にできる果実は円錐形で、上縁に3㍉ほどの棘があり、

動物の毛や人の衣服にひっ付くことによって拡散する「ひっつき虫」です。



キンミズヒキ <バラ科 キンミズヒキ属>  多年草




これがキンミズヒキの果実、衣服にひっつきます

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ホシホウジャク(星蜂雀) | トップ | 秋姿も亦良し センニンソウ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

双子葉離弁花」カテゴリの最新記事