※マスダクロホシタマムシ(誤)→クロホシタマムシ(正)に訂正します。
体長10~12mm程の小さなタマムシの仲間です。
金属光沢ある緑色が美しい甲虫ですが、スギやヒノキの害虫です。
とは言え、健康な生木を食害するわけではなく、どこかで大発生して
林業に大きなダメージを与えたという話も聞いたことがありません。
どちらかというと希少な種類でしょう。
狙われるのは主に林内に放置される間伐材や、伐倒木を乾燥のため
葉をつけたまま林内に一定期間置かれる「葉枯らし材」などで
成虫は初夏に粗皮の割れ目などに産卵しますが、孵化した幼虫は材の形成層を
食べるので、特に高級な柱材として使われる「杉のしぼり丸太」などでは致命的な
被害になる可能性があります。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます