山と自然の雑学ノート

山歩き&散歩道で出会った植物などの記録

夏に咲くサカキ(榊)の花

2010-06-14 19:35:59 | 植物(木本)
サカキは漢字で書くと木偏に神と書くことでも分かる様に、我が国では昔から枝を玉串として

神前に捧げるなど、主に神事用に用いられてきました。

主に関東地方から西の山地に自生するツバキ科の常緑高木ですが、比較的温暖な地域に生育するため

関東以北では同じツバキ科のヒサカキが玉串として使われています。

花期はヒサカキが2~3月であるに対して、このサカキは6~7月に花が咲き、

花は、ヒサカキの花が直径が5~6㍉であるのに対し、このサカキの花の直径は約15㍉ほどあります。

葉は鋸歯がなく全縁で分厚く光沢があります。



サカキ <ツバキ科 サカキ属>  別名/マサカキ




コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« イワガラミ(岩絡み) | トップ | ハゼラン(爆蘭) »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
神社にあるけど・・・ (「大」@安達太良山麓)
2010-06-16 14:02:17
花をマジマジと見たことがなかったです。
神棚にあげる葉っぱのイメージが強くて(笑)
こうやって見るとなかなか凛々しい花ですネ。
ありがとうございます。
返信する
何故か花屋さんでは・・・ (やまぼうし)
2010-06-16 19:29:18
「大」さん 今晩わ~
サカキの木は、神社の境内によく植えられてますね。
花は濃い緑の葉の下に隠れて咲くので、気付く人は少ないようです。
しかし、花の咲いたものは何故か花屋さんでは売っていませんね。
私は花が咲いているほうが神様もお喜びになると思います。
ヒサカキの花は都市ガスのような悪臭がしますが、サカキなら大丈夫です。
凛々しいと言うか、神々しいお姿です(笑)
返信する

コメントを投稿

植物(木本)」カテゴリの最新記事