山と自然の雑学ノート

山歩き&散歩道で出会った植物などの記録

ハラビロトンボ(腹広蜻蛉)

2012-06-04 19:41:31 | 昆虫

全長40㍉ほどの小型のトンボですが、体長の割には腹部の幅が広く扁平な体形をした

その名も「ハラビロトンボ」です。

特に♀の腹部は極太で、何とも愛嬌のある体形をしています。

水田地帯に多く見られますが、幼虫は他のトンボに比べて乾燥に強く、休耕田の水たまりなどで

水が干上がっても暫くは生き延びることができます。

画像の個体は♀ですが、羽化して間もない♂の成虫も初めはこれと同じ体色で、やがて黒化し

シオカラトンボのように腹部背面に青白い粉が吹き出てきます。

体色の面ではこのようにシオカラトンボによく似た特徴がありますが、シオカラトンボとは別属の

ハラビロトンボ属に分類されています。

ハラビロトンボ <トンボ目 トンボ科 ハラビロトンボ属>

ハラヒロトンボ















ハラヒロトンボ

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