城陽市内を流れる木津川の支流、古川の岸辺に咲いていた花です。
花壇などでも時々見かける花ですが、和名はタマスダレといいます。
中南米原産のスイセン科ヒガンバナ属の多年草で、日本へは明治時代に園芸種として
導入されましたが、その後、逸出したものが野草化して定着したようです。
同属のヒガンバナと同様、全草が有毒で、特に鱗茎(球根部)に有毒成分が多いようです。
誤食による事故としては、2006年にさいたま市の小学校で、2日前に校庭で採取されたものを
ノビルと間違って調理し、食べた18人中、15人に嘔き気の症状が出た例があります。
この時は全員、その日の内に快方に向かったようですが、ノビルとは同じ環境に生えることも
多く、特に山菜のシーズンである春先には注意が必要です。
同様の事故では、ニラと間違ってスイセンの葉を誤食した例もありますが、ノビルやニラには
独特のネギのような香りがあるので、この点を押さえていれば誤食はある程度防げたのでは
ないかと思います。
タマスダレ <スイセン科 ヒガンバナ属> 多年草
最近はキーボードをタイプするばかりで
手紙など書く機会がなくなり(笑)、PCの変換を
鵜呑みにしています(汗)
これからもよろしくお願いします。
熊本もやっと秋晴れの日が続いております。