四季の彩り

季節の移ろい。その四季折々の彩りを、
写真とエッセーでつづって参ります。
お立ち寄り頂ければ嬉しいです。

「餅つき大会」へ

2016年12月18日 11時39分36秒 | 日々の歩み
先週の日曜日、私の住む団地の自治会主催の「餅つき大会」がありました。

冬の風物詩としてかつては随所で見られた餅つきも、餅つき機等の普及と
良質な切り餅の販売等で昨今は中々見られなくなりましたが、町おこし
として少なからぬ町内会あるいは自治会で催されています。

私たちの自治会でも、O157等の問題もあり実施にはいくつかの曲折は
あったようですが、実施されました。
私も、餅つきの撮影班としての役割の依頼もあり、搗き手兼撮影役として
参加してきました。
今回は300弱の世帯数で30Kgのお餅を搗きましたが、かつては60kgのお餅を
搗いたと記憶しています。

7:30集合で公園の片隅にかまどを3箇所設営し、薪を燃やし釜の上にせいろを
二段重ねしもち米の蒸しあげを行いました。
約40分の蒸しあげを行い、9:00ごろから二つの臼で餅つきを開始しました。

年々高齢化し搗き手もだんだん少なくなりましたが、それでも「昔取った杵柄」
とやらで元気な掛け声とともに順調に搗きあがっていきました。

また、小学生はもとより幼い子供たちも、餅つきには興味津々で搗き手として
参加してくれました。幼子に手を添えて餅つきに懸命に取り組む、若いパパさんの
真摯な姿にほっこりとした気分になりました。


約20臼の餅も11:00過ぎには搗きあがり、お餅はあんこと黄な粉をセットにした
パック詰めとして希望者全員に配り終わったようです。
途中、搗きあがったばかりのお餅で、大根おろしを絡めた「辛味もち」や、
牡丹餅、お汁粉等を頂きながら、和気あいあいの餅つき大会も無事終わりました。


私は写真撮影の合間に何回か搗かせて頂きましたが、快い疲れと少なからぬ腰の
痛さが残りました。久しぶりでお会いする方もいて、日頃お会いすることのない
団地の方々とのコミュニケーションには良いイベントと感じました。
コメント
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