四季の彩り

季節の移ろい。その四季折々の彩りを、
写真とエッセーでつづって参ります。
お立ち寄り頂ければ嬉しいです。

ゆく夏の

2024年09月14日 14時02分52秒 | 日々の歩み

 「まだまだ暑いですね!」が、最近のあいさつ代わりになって、久しいですが、
暦の上で「白露」を過ぎても、未だ真夏日が続きます。
皆さんの所はいかがでしょうか。

 福岡県太宰府市では、40日間連続で猛暑日(最高気温35℃以上)が続き、
連続猛暑日日数の国内最長記録を更新しました。
東京では、これまでの真夏日月間最多記録は、2020年などの30日でしたが、
今年は、31日連続で真夏日は、観測史上初めてとのことです。


   ☆ゆく夏の哀しみあるや雲の峰 白露すぎても熱風はこぶ

 白露の「露」は、朝草木についた露が、日の光を受けて白く輝いて見える様子を
表しているようですが、ここ南関東の地では朝の景色として未だ見られません。
白露は本来なら、処暑のあと、秋分の前に位置し、秋の始まりを告げる節気の
一つですが、未だ真夏日の中にあります。

 この原因はエルニーニョ現象等、諸々あげられますが端的に申しますと地球温暖化
対策の遅れがあることは言うまでもありません。
CO2排出制限も含めて喫緊の課題として取り組まなければ、世界的に命の危機の
現出は言うに及ばす、経済活動も含めて重大な危機にさらされることは避けようが
無いと考えます。今回、ミャンマー、ベトナムを襲った大型台風11号もその一つの
現象と考えます。ロシアを始め、侵略戦争にうつつを抜かしている暇は、既にないと
感じます。


コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 第一部「口語短歌・水曜サロ... | トップ | 第二部「口語短歌・水曜サロ... »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
短歌投稿 (knsw0805)
2024-09-18 03:54:25
24年9月18日短歌投稿分
Shouさん、おはようございます。
浅間山明鏡止水です。
短歌投稿します。

源氏物語巻名歌は「源氏物語に登場する個性豊かな15~20人の女性たち」を中心に返歌を楽しみたいと思っています。主に光源氏と女性たちの贈答短歌が中心です。今週は源氏物語巻名歌から2首提出しますのでご指導よろしくお願いします。巻名歌は過去分と重複するところもありますが、返歌自体は新規で作成しています。私は再度研究しますので、Shouさんにおかれましてはお世話かけますので、返歌のみのご指導で簡潔に願います。

5若紫(わかむらさき)
十八歳の春、源氏は瘧病に苦しみ、加持を受けに北山の聖のもとを訪ねる。その夕暮れ由緒ありげな某僧都の家で可憐な少女(紫の上)を垣間見る。その少女は源氏が恋い焦がれる藤壺の宮に生き写しだった。母を失い、祖母の尼君に育てられるこの少女は兵部卿宮の姫君で藤壺の宮の姪だった。源氏はこの少女を自らの手で育てたい旨を、僧都や尼君に願い出るが、少女の幼い年齢もあって、まったく相手にされない。それにも拘らず源氏は、病から癒え下山した後も少女に執心する。その頃、藤壺の宮が宮中から里に下がった。源氏は藤壺の宮に仕える王命婦を頼りに、藤壺と夢のような逢瀬を持つ。そして、この一回の密会で藤壺は懐妊する。ふたりは罪の意識に苛まれるが、源氏は藤壺への思いをますます強めた。しばし後、紫の上の祖母、尼君が亡くなった。源氏は紫の上を半ば盗み取るようにして、二条院に連れ去った。少女は二条院の暮らしにすぐになじみ、源氏になついていった。
「はつ草の 若葉のうへを 見つるより 旅寝の袖も つゆぞかわかぬ」光源氏
初草の若葉のようなかわいらしい女の子を見てからは、旅の衣の袖の乾くまもなく、恋しさの涙の露にぬれています。
「枕ゆう 今宵ばかりの 露けきを 深山の苔に くらべざらなむ」尼君
旅寝の枕の今夜だけの露で濡れた袖を深山で苔むすほど濡れている枕におくらべになたにでください
返歌
「藤壺に愛の執着裏返し 想えば想う燃える恋情が」
「尼君は驚くほどの衝撃も 垣間見る姫に異常な想い」
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

日々の歩み」カテゴリの最新記事