四季の彩り

季節の移ろい。その四季折々の彩りを、
写真とエッセーでつづって参ります。
お立ち寄り頂ければ嬉しいです。

観音崎「あにぷら祭り」へ

2018年03月12日 20時45分52秒 | 日々の歩み
2万2千人以上が犠牲になった東日本大震災から、11日で7年になりましたが、
この3月1日現在、死者15,895人、行方不明者2,539人、避難者は依然として73,349人
との報道がありました。
住居や道路、鉄路など町の外観は整備されつつありますが、人々の暮らしの立て直しは
未だ道半ばとの印象があります。被災され、いまだ厳しい状況に置かれている皆様に
改めて心からのお見舞いを申し上げます。


先週観音崎に探梅を兼ねて、細君共々散歩に行きましたが、その途中樹木に貼られていた掲示で
「あにぷら祭り」を知りました。



早速、3月10日の土曜日に祭りに行って参りました。かつて観音崎フェスティバルを見て、
その規模と参加者の多さに圧倒された記憶がありましたので、駐車場が満杯になる前にと
早めに行きました。

「ペット用品と、植木、ガーデニング用品のリサイクル」をメインとする祭りとのことから、
参加人員はそれほど多くはなく、ほのぼのとした雰囲気の漂う和やかな祭りでもありました。

私たちは「セロジネ・インターメディア香」という蘭を買い求め、その可憐な花姿にうっとりしました。
その名の通り、仄かな香りもありました。

そのほかにパウンドケーキ、和菓子、いなりずし、さらにミニトマトのみで作ったという100%
トマトジュースを購入してきました。

祭りの後は、観音崎公園を散策しようと計画していましたが、あまりの寒さで中断し早々に帰って来ました。

センター内では季節の花の「寄せ植え」作成の教室も開かれていました。


なお、東日本大震災への鎮魂を込めて詠んでみました。
  ☆海鳴りは今もかの地に響けるや 重き思いを苦くかみしめ
  ☆海鳴りに紛れ流るる「祈り」唄 慟哭呑み込む酷き日々越え
  ☆緋のごとく大地に灯ともす紅梅も 今は切なき血潮にも似て
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする