四季の彩り

季節の移ろい。その四季折々の彩りを、
写真とエッセーでつづって参ります。
お立ち寄り頂ければ嬉しいです。

自然公園の開放を

2020年04月11日 11時25分24秒 | 日々の歩み
新型コロナウイルス対応の特別措置法に基づく「緊急事態宣言」が7都府県
に発出されて3日が経ちました。この期間は5月6日までの1カ月間とのこと。
また、昨日10日午後には、愛知県も独自の緊急事態宣言を出しました。

なお、外出自粛要請などの措置は強制力はなく、あくまで「要請」とのこと。
要請措置と保障はセットでとの声は、与党内でも出ているようですが、
これは私たち庶民の感覚としても当然との思いがあります。

いずれにしろ、私たちの法人も含めて大半の企業は自粛要請に従って
粛々と対応しつつあります。
一方、経済の冷え込みは当然として、個人生活が破綻に瀕している状況が
大幅に広がっていることも事実です。行政はこれらの現実をきめ細やかに
把握し、支援も含めた対応をスピード感をもって取り組んで欲しいと思います。

外出自粛要請の下、体力維持と精神衛生から、もっぱら近隣の公園、海辺での
散策等に細君ともども出かけています。
ここでも「ソーシャルディスタンス」を保ちつつ多くの方が、集っていました。





ただ、「水辺公園」等、公営の自然公園が閉鎖され園内の散歩すらできない状況が、
数多く散見されました。このような時こそ、市民にこれらの施設を開放し、
体力維持や精神的やすらぎの場の提供を、行政は考えられたらと思った次第です。



なお、散策の道すがら海辺にある水源地の桜が花吹雪となり、波間に消えていく
情景を眺めることが出来ました。



花吹雪も遠目には風花にも見える、こんな様相を拙いながら短歌に詠んでみました。
 ☆ 遥かには風花にも見え花吹雪 海に舞いゆき 波間に消える
 ☆ コロナ禍の真中に咲けるさくら花 花筏なし海にたゆとう
 ☆ 花いかだ 海に向かいて滾りゆく 花の秘めたる情念も乗せ
 ☆ うす紅の流れ逆巻く花筏 「我慢の春」の思いものせて
 ☆ 花筏 コロナ禍の傷 身に刻み 静こころ無くたゆとうている
コメント (4)
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