四季の彩り

季節の移ろい。その四季折々の彩りを、
写真とエッセーでつづって参ります。
お立ち寄り頂ければ嬉しいです。

コロナの春に なおも上向く

2020年04月18日 13時32分37秒 | 日々の歩み
新型コロナウイルスの感染拡大に対応する緊急事態宣言の対象区域が全国に拡大されました。
これに伴い、安倍首相は昨日17日記者会見し、移動の自粛等へのさらなる協力要請をしました。
また、当初の減収世帯への30万円給付を撤回し、全国民への一律10万円給付を決めた方針転換に
伴う混乱についても陳謝しました。

いずれにしましても、為政者の皆さんには、このコロナ禍のもと、日々の生活すら立ちいかなく
なっている多くの方たちの現状を直視し、一日も早い支援の手が及ぶよう尽力して頂くことを
願わずにはおられません。

私たちは自らできる感染拡大防止を念頭に、少なくとも5月6日まで、三密となる場所への
外出自粛等を含めて感染拡大に繋がる事柄を避けつつ、日々の生活をコントロールしていかねばと
思っています。

三浦半島の海沿いの駐車場があいついで「閉鎖」の情報もある中で、停められる駐車場を探し
折を見ては、車で巡り気分転換を図っています。
また、公園での散歩や、細君とのキャッチボール、さらにストレッチ体操等で運動不足を
補っています。





コロナ禍がなければ花吹雪の後を襲い、百花繚乱の第二楽章が始まり野山が彩どりに染まる
最高な季節です。今年は、なにわ茨、花水木、シャガ等の開花も早く皐月に咲き始める花も
四月初めから開花しており、コロナウイルスばかりでなく天地異変は、花たちの世界にも
及んでいるのかもしれません。
遊歩道や、公園に咲く花々のデジイチスケッチを掲載したいと思います。







季節を謳歌するように咲く花々の艶やかな姿に、ひと時のやすらぎを感じますが・・・、
それでも、現実を見ると気分的にすっきりしない日々でもあります。
こんな時こそ「コロナ鬱」にならないよう、意識的に身も心も前向きになるよう
図っていきたいと思っています。

こんな思いを短歌に詠んでみました。
☆天と地にバッタ・ウイルスはびこるは 汚し壊したヒトへの警句
☆禁則は神の怒りかこの地球 生けるものへの畏れふたたび
☆春愁のおもむき遠きコロナ禍に 孫らの春は憂いも深し
☆ハクレンを浮き立たせるや空の青 コロナ禍のもと ひたすら歩む
☆コロナ禍にシャッター閉じる宵の街 遠海鳴りも底ごもりして
☆ウイルスにシャッター閉める街の果て花の山なみ凛とたたずむ
☆降る雨に花びら揺らす花水木 コロナの春になおも上向く
☆ひしがれる こと無くなおも空を向き うす紅色に花水木咲く
☆うぐいすと口笛かわし森をゆく コロナの春に遊びもさがし
コメント (2)
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