四季の彩り

季節の移ろい。その四季折々の彩りを、
写真とエッセーでつづって参ります。
お立ち寄り頂ければ嬉しいです。

二度目の月下美人 咲く

2023年08月25日 13時10分15秒 | 日々の歩み

 一昨日、我が家の月下美人が3輪開花しました。「はかない美」「はかない恋」等の花言葉を持つ花ですが、8月23日はこの花が誕生花とのことでした。
今年、月下美人が誕生花となる日は、7月19日、8月23日、10月29日の三回とのことですが、その該当日咲いたことにちょっぴり感動しました。


     「ほぼ満開の 月下美人」

 前のブログでも触れましたが、昨年からの私たちが住む団地の大型修繕に伴い、植栽関連のスリム化を図り、その一環として我が家の月下美人も大幅に選定し、茎も葉も従来の半分程度となってしまいました。従って今年の開花はあまり期待していませんでしたが、7月15日の開花に続いて、今年二度目となる8月23日にも咲いてくれ、正直ホッとしているところです。儚い花姿とは裏腹に、メキシコ熱帯雨林地帯を原産地とする、この花の強い生命力に改めて見直した次第です。


    「今回は3輪咲いた 月下美人」

 今回は夕刻18時半ごろから蕾が少し開きはじめ、20時頃には花弁が見え始めました。さらに21時半ごろには半分程度開花し、23時頃にはほぼ満開の状態となりました。




今年の花は例年より心もち小さめと感じましたが、花の大きさが分かるようにと細君の提案で、ビール缶と比べて撮ってみました。

     「ビール缶と 月下美人」

 花弁が見え始める頃から甘やかで、芳醇な香りが部屋に漂い、3輪が一斉に開花したこともあり隣の部屋まで香りが届く状態でした。毎回、開花のたびに感じることですが、純白の大輪の花びらと白い雄蕊、さらに黄金色の雌蕊とが奏でる花のハーモニーは、創造主の粋な技を感じてしまいます。


     「満開の 月下美人」

 今回も開花から、満開に至るデジイチスケッチを掲載させて頂きました。
なお、前回のブログで月下美人に寄せて作詞した歌詞を掲載致しましたが、その一部を再度「花のスケッチ」として掲載させて頂きます。

   花びらが 耀き放つ   月下美人 
   深い香りを漂わせ    ひと夜限りのものがたり
   闇を照らせる花びらは  炎のように 凛として
   気高さは君に君に似て  その刹那に命を燃やす
                    

コメント (8)
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