先週、柔らかな日差しに誘われて、細君共々観音崎公園へ
散策を兼ねて行って参りました。
微かな風はあるもののそんなに寒さは無く、散策には適した
気象でした。
久しぶりに少しハードな丘陵コースをめぐり、途中河津桜の
ほころぶさまに触れ、たたら浜という房総半島を望む海辺まで
出てみました。
「咲き初める河津桜」
海を臨む南斜面には、水仙の群生が一斉に咲き競っており、
海風に紛れ水仙の仄かな香りが漂っていました。
夏の花の強いと異なり、水仙は、蝋梅や、梅の花とともに
仄かな香りが、浅い春を告げるかのように漂い、ちょっぴり
幸せな想いを届けてくれています。
未だなお、酷寒の地で避難生活を余儀なくされている能登の
皆さんを想うと、申し訳ない思いに囚われますが、この水仙の
香りだけでも届けたいとの想いに駆られます。
こんな思いを即興で短歌に詠んでみました。推敲もしていない
想い優先の歌ですが載せてみました。
☆海風に香り乗せたる水仙よ せめて届けよ能登の人らに