今年最後の主催イベントでは東京都港区の高輪・白金、渋谷区の恵比寿を歩いた。参加者は管理人も含め10名で、内訳は男性5名、女性5名(参加者の皆様、ありがとうございました)。初参加の方は2名。
この日は天気に恵まれたが、日が落ちてからはとても寒かった。
午前中予定よりも時間に余裕が出来たので、コースになかった泉岳寺を訪れた。赤穂浪士の墓には数多くの線香が供えられていた。時代は変わっても忠臣蔵は人の心を打つものがあるのだろう。
自然教育園は緑が豊かだった。都心に残る貴重な自然が今後もずっと残ってほしいものだ。
庭園美術館の建物公開を見学するのは個人的には2回目だったがすばらしい建物だった。今回の公開では、二階のほとんどの部屋に展示物があり写真撮影できなかったのが惜しかったが、建物が建てられた背景がよく分かり勉強になった。
ガーデンプレイスでは、バカラのシャンデリアやイルミネーションがとてもきれいだった。
今年は月2回のペースでイベントを開催できたので自分としては満足している。来年もこの調子でありたい。
【コース】
品川駅→品川駅創業記念碑→グランドプリンスホテル高輪貴賓館→東禅寺→高輪消防署二本榎出張所→高輪台小学校→泉岳寺→明治学院→近代医科学記念館→国立科学博物館附属自然教育園→東京都庭園美術館→恵比寿ガーデンプレイス→恵比寿駅解散
(庭園美術館の建物の写真は当日に、それ以外の写真のほとんどは下見時に撮影。写真をクリックすると拡大画像を別ウインドウに表示)
■品川駅創業記念碑
日本で最初の鉄道は、明治5年(1872)9月の新橋~横浜間の鉄道だが、それに先立つ5月、品川~横浜間が仮開業した。
記念碑の裏面には開業当時の時刻表と運賃が書かれている。当時の品川駅は、現在より少し南寄りで、駅舎は海岸にあり、岩床に打ち砕ける海水の飛沫で、客車の窓は全部閉めねばならなかったといわれる。
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記念碑の裏面には仮開業当時の時刻表と運賃が記載されている。品川~横浜間の列車は上り下り共に1日2本で、所要時間は35分
■グランドプリンスホテル高輪貴賓館
明治43年(1910)竣工。昭和天皇の従弟にあたる竹田宮恒徳王の邸宅として建てられた。戦後、商工大臣公邸、通商産業大臣公邸を経て、昭和28年(1953)よりグランドプリンスホテル高輪の所有となった。現在は結婚式や宴会場として使用されている。
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■東禅寺
臨済宗の寺院。江戸時代・安政5年(1858)の日英通商条約締結により、翌年6年よりイギリスの初代公使のオールコックらが駐在し、最初のイギリス公使宿館となった。何度か攘夷派浪士の襲撃にあったが、明治6年(1873)頃まで使用された。奥書院と玄関は当時のままの姿を残す。
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■高輪消防署二本榎出張所
都選定歴史的建造物。昭和8年(1933)竣工。第一次世界大戦後に流行した「ドイツ表現主義」を採用した建物で、都内の消防署で唯一望楼が残されている。新築当時は周囲に高い建物がなく東京湾を眼下に眺望できたことから、「岸壁上の灯台」、「海原を行く軍艦」と呼ばれた。
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三階のホール。消防用具が展示されている。
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■高輪台小学校
都選定歴史的建造物。昭和10年(1935)竣工。関東大震災ののちに建築された復興小学校の最後期の校舎。ガラス面を多くとった階段室や教室は直線的なデザインで構成され、戦後の小学校建築のデザインに大きな影響を与えた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/f0/d94082ab59e1600a2e2b6d2ae570f672.jpg)
■泉岳寺
播州赤穂の城主浅野家の菩提寺。曹洞宗の寺院で、慶長17年(1612)に外神田に創建したが、寛永18年(1641)の寛永の大火で焼失、現在地に移転。忠臣蔵ゆかりの寺で、浅野家代々の墓と主君のあだ討ちを果たした大石良雄以下46人の赤穂義士の墓や赤穂義士が吉良上野介の首を洗った首洗い井戸などがある。
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山門。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/02/9e9facf22e3b3a6852300a073a0cbbd1.jpg)
本堂。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/21/97989ab668c89ce60aea1a604b0909b8.jpg)
大石内蔵助像。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/f5/9ccb26eeecb7d44bf26dd4a25c709c46.jpg)
吉良上野介の首を洗ったと伝えられる井戸。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/46/8698f989c5fdec63f054437a1ddc48aa.jpg)
浅野内匠頭の墓。
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大石内蔵助の墓。
この日は天気に恵まれたが、日が落ちてからはとても寒かった。
午前中予定よりも時間に余裕が出来たので、コースになかった泉岳寺を訪れた。赤穂浪士の墓には数多くの線香が供えられていた。時代は変わっても忠臣蔵は人の心を打つものがあるのだろう。
自然教育園は緑が豊かだった。都心に残る貴重な自然が今後もずっと残ってほしいものだ。
庭園美術館の建物公開を見学するのは個人的には2回目だったがすばらしい建物だった。今回の公開では、二階のほとんどの部屋に展示物があり写真撮影できなかったのが惜しかったが、建物が建てられた背景がよく分かり勉強になった。
ガーデンプレイスでは、バカラのシャンデリアやイルミネーションがとてもきれいだった。
今年は月2回のペースでイベントを開催できたので自分としては満足している。来年もこの調子でありたい。
【コース】
品川駅→品川駅創業記念碑→グランドプリンスホテル高輪貴賓館→東禅寺→高輪消防署二本榎出張所→高輪台小学校→泉岳寺→明治学院→近代医科学記念館→国立科学博物館附属自然教育園→東京都庭園美術館→恵比寿ガーデンプレイス→恵比寿駅解散
(庭園美術館の建物の写真は当日に、それ以外の写真のほとんどは下見時に撮影。写真をクリックすると拡大画像を別ウインドウに表示)
■品川駅創業記念碑
日本で最初の鉄道は、明治5年(1872)9月の新橋~横浜間の鉄道だが、それに先立つ5月、品川~横浜間が仮開業した。
記念碑の裏面には開業当時の時刻表と運賃が書かれている。当時の品川駅は、現在より少し南寄りで、駅舎は海岸にあり、岩床に打ち砕ける海水の飛沫で、客車の窓は全部閉めねばならなかったといわれる。
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記念碑の裏面には仮開業当時の時刻表と運賃が記載されている。品川~横浜間の列車は上り下り共に1日2本で、所要時間は35分
■グランドプリンスホテル高輪貴賓館
明治43年(1910)竣工。昭和天皇の従弟にあたる竹田宮恒徳王の邸宅として建てられた。戦後、商工大臣公邸、通商産業大臣公邸を経て、昭和28年(1953)よりグランドプリンスホテル高輪の所有となった。現在は結婚式や宴会場として使用されている。
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■東禅寺
臨済宗の寺院。江戸時代・安政5年(1858)の日英通商条約締結により、翌年6年よりイギリスの初代公使のオールコックらが駐在し、最初のイギリス公使宿館となった。何度か攘夷派浪士の襲撃にあったが、明治6年(1873)頃まで使用された。奥書院と玄関は当時のままの姿を残す。
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■高輪消防署二本榎出張所
都選定歴史的建造物。昭和8年(1933)竣工。第一次世界大戦後に流行した「ドイツ表現主義」を採用した建物で、都内の消防署で唯一望楼が残されている。新築当時は周囲に高い建物がなく東京湾を眼下に眺望できたことから、「岸壁上の灯台」、「海原を行く軍艦」と呼ばれた。
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三階のホール。消防用具が展示されている。
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■高輪台小学校
都選定歴史的建造物。昭和10年(1935)竣工。関東大震災ののちに建築された復興小学校の最後期の校舎。ガラス面を多くとった階段室や教室は直線的なデザインで構成され、戦後の小学校建築のデザインに大きな影響を与えた。
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■泉岳寺
播州赤穂の城主浅野家の菩提寺。曹洞宗の寺院で、慶長17年(1612)に外神田に創建したが、寛永18年(1641)の寛永の大火で焼失、現在地に移転。忠臣蔵ゆかりの寺で、浅野家代々の墓と主君のあだ討ちを果たした大石良雄以下46人の赤穂義士の墓や赤穂義士が吉良上野介の首を洗った首洗い井戸などがある。
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山門。
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本堂。
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大石内蔵助像。
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吉良上野介の首を洗ったと伝えられる井戸。
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浅野内匠頭の墓。
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大石内蔵助の墓。