この日は友人達の社会人サークルでハイキングイベントを主催した。歩いたのは奥多摩の「むかしみち」で、JR奥多摩駅から奥多摩湖までの旧青梅街道を10キロ近く歩いた。参加者は管理人も含め6名で、男性3名、女性3名だった。
「むかしみち」は最初と最後で上りがきつめだったが、全体的に歩きやすいコースだった。コース途中に滝や渓谷、つり橋や奇岩等があり目を楽しませてくれた。自宅から奥多摩までの移動に2時間半もかかったが、新緑の奥多摩はとてもさわやかで心身ともにリフレッシュできたので非常によかった。
これからこのコースを歩く人のために実用的な情報をいくつか。
(1)地図
コース内には行き先表示が数多くあるのでほとんど迷うことはないが、奥多摩駅前の観光案内所でハイキングコースの地図を入手することを強く勧める。地図にはトイレや休憩場所、奥多摩湖から奥多摩駅までのバスの時刻も載っているので便利。
(2)食べ物・飲み物
むかしみちハイキングコースに入ると食べ物や飲み物を扱う店がないどころか自動販売機すらないので、事前に用意が必要。奥多摩駅周辺には店が多少ある。ゴールの奥多摩湖周辺にもお店があるが、営業が17時までなので駅周辺で多めに買っておいたほうが安心。
(3)敷物の用意
コース内ではベンチがあまりないので、敷物の用意があると休憩時に役に立つ。
(4)トイレ
コース内ではトイレが少ない。トイレの状況によっては使用禁止になる場合もあるので、トイレが見つかり次第立ち寄ったほうがよい。
(5)一人歩き
一人で歩いている人を見かけたが、コースは民家のない山道が大部分を占めるので一人歩きはお勧めできない。
【コース】
奥多摩駅→奥多摩ビジターセンター→奥氷川神社→羽黒三田神社→羽黒坂→トロッコ廃線跡→槐木→不動の上滝→白鬚神社→弁慶の腕抜き岩→耳神様→いろは楓→しだくら橋→馬の水飲み場→道所橋→奥多摩湖→奥多摩湖バス停でバス乗車→奥多摩駅
■奥多摩駅
青梅線の終点駅。駅舎はログハウス風の建物。ここから歩き始めた。
■奥多摩ビジターセンター
ジオラマ、パネル写真、ビデオなどで奥多摩の自然や山などについてわかりやすく展示・解説。登山・ハイキングのアドバイスもしている。
展示室。
ムササビの剥製。触れることができる。
■奥氷川神社
武蔵国一ノ宮である氷川神社(大宮)、中氷川神社(所沢)に対して、最も奥に位置することから、この名前が付いた。境内にある都天然記念物の三本杉は、樹齢650年、高さ50m、周囲7.4mという都内最大の杉として知られる。
社殿。
三本杉。背が高すぎて画面に収まらない。
奥氷川神社の先にある氷川大橋から多摩川を眺める。
むかしみち入り口の手前にあるコンビニにて。看板に偽りなしで本当にこの先にはコンビニがない。
■羽黒三田神社
羽黒権現、穴沢天神を祀っており、中世に青梅周辺を統治していた三田氏も崇敬したという。
階段が長いらしいのでおまいりせず入り口で写真を撮って終了。
■羽黒坂
羽黒三田神社の脇にあるだらだらと続く長い坂で、昔の人が物資を運搬する際に苦労した坂といわれる。
舗装されていないところもある。
■トロッコ廃線跡
進路左手にある。小河内ダム建設に使用したトロッコ電車の軌道跡で、背後を振り返るとトンネルがあり、周辺には鉄橋も見られる。
トンネル。
軌道跡。
鉄橋跡。
羽黒坂はまだまだ続く。
■槐木(さいかちぎ)
樹高15m、周囲3.2mの槐(さいかち)の巨樹があるので、この名が付いたといわれる。羽黒坂を上りつめた場所にあり、かつては馬方たちの休息場所になったようで、傍らには正徳2年(1712)銘の念仏供養塔、文化13年(1816)銘の馬頭観音などがある。
槐の木。
念仏供養塔。
馬頭観音。
「むかしみち」は最初と最後で上りがきつめだったが、全体的に歩きやすいコースだった。コース途中に滝や渓谷、つり橋や奇岩等があり目を楽しませてくれた。自宅から奥多摩までの移動に2時間半もかかったが、新緑の奥多摩はとてもさわやかで心身ともにリフレッシュできたので非常によかった。
これからこのコースを歩く人のために実用的な情報をいくつか。
(1)地図
コース内には行き先表示が数多くあるのでほとんど迷うことはないが、奥多摩駅前の観光案内所でハイキングコースの地図を入手することを強く勧める。地図にはトイレや休憩場所、奥多摩湖から奥多摩駅までのバスの時刻も載っているので便利。
(2)食べ物・飲み物
むかしみちハイキングコースに入ると食べ物や飲み物を扱う店がないどころか自動販売機すらないので、事前に用意が必要。奥多摩駅周辺には店が多少ある。ゴールの奥多摩湖周辺にもお店があるが、営業が17時までなので駅周辺で多めに買っておいたほうが安心。
(3)敷物の用意
コース内ではベンチがあまりないので、敷物の用意があると休憩時に役に立つ。
(4)トイレ
コース内ではトイレが少ない。トイレの状況によっては使用禁止になる場合もあるので、トイレが見つかり次第立ち寄ったほうがよい。
(5)一人歩き
一人で歩いている人を見かけたが、コースは民家のない山道が大部分を占めるので一人歩きはお勧めできない。
【コース】
奥多摩駅→奥多摩ビジターセンター→奥氷川神社→羽黒三田神社→羽黒坂→トロッコ廃線跡→槐木→不動の上滝→白鬚神社→弁慶の腕抜き岩→耳神様→いろは楓→しだくら橋→馬の水飲み場→道所橋→奥多摩湖→奥多摩湖バス停でバス乗車→奥多摩駅
■奥多摩駅
青梅線の終点駅。駅舎はログハウス風の建物。ここから歩き始めた。
■奥多摩ビジターセンター
ジオラマ、パネル写真、ビデオなどで奥多摩の自然や山などについてわかりやすく展示・解説。登山・ハイキングのアドバイスもしている。
展示室。
ムササビの剥製。触れることができる。
■奥氷川神社
武蔵国一ノ宮である氷川神社(大宮)、中氷川神社(所沢)に対して、最も奥に位置することから、この名前が付いた。境内にある都天然記念物の三本杉は、樹齢650年、高さ50m、周囲7.4mという都内最大の杉として知られる。
社殿。
三本杉。背が高すぎて画面に収まらない。
奥氷川神社の先にある氷川大橋から多摩川を眺める。
むかしみち入り口の手前にあるコンビニにて。看板に偽りなしで本当にこの先にはコンビニがない。
■羽黒三田神社
羽黒権現、穴沢天神を祀っており、中世に青梅周辺を統治していた三田氏も崇敬したという。
階段が長いらしいのでおまいりせず入り口で写真を撮って終了。
■羽黒坂
羽黒三田神社の脇にあるだらだらと続く長い坂で、昔の人が物資を運搬する際に苦労した坂といわれる。
舗装されていないところもある。
■トロッコ廃線跡
進路左手にある。小河内ダム建設に使用したトロッコ電車の軌道跡で、背後を振り返るとトンネルがあり、周辺には鉄橋も見られる。
トンネル。
軌道跡。
鉄橋跡。
羽黒坂はまだまだ続く。
■槐木(さいかちぎ)
樹高15m、周囲3.2mの槐(さいかち)の巨樹があるので、この名が付いたといわれる。羽黒坂を上りつめた場所にあり、かつては馬方たちの休息場所になったようで、傍らには正徳2年(1712)銘の念仏供養塔、文化13年(1816)銘の馬頭観音などがある。
槐の木。
念仏供養塔。
馬頭観音。
コメントありがとうございました。
お返事が遅くなり申し訳ありません。
毎週むかしみちを歩かれているんですね。
お住まいはお近くなのでしょうか?
途中においしい湧き水があるとは知りませんでした。
次回歩く際には立ち寄りたいものです。
線路は50年以上前まで使われていたものでしたか。
とても絵になる線路跡ですね。
紅葉したらとてもきれいでしょうね。
湧き水は六ッ石山から出ているのですね。
知りませんでした。
中神駅の近くにお住まいなんですね。
鉄道旅行がお好きなんですね。
18切符があると安い値段で鉄道旅行が楽しめていいですよね。
普通列車に長時間乗るのはなかなかきつかったですが良い思い出です。
行ってみたいですがちょうど予定が入っているので難しいですね。
行くとしたら来年ですね。
旅行では貨物列車用も持ち歩くのですか。
このところ貨物列車の時刻表が人気になっているようですね。