BAL1734 修理

2019-02-14 20:48:09 | これも IT?
バイク&軽自動車用の充電器 BAL1734(廃盤)のモード選択ボタンを押しても
選択できないという事象が発生しました。
NET検索してみると ど~もコレのウィークポイントの様で沢山ヒットしました。
3000円前後の値段だった様な気がするしデサルフェーターの件で使い倒した気もします。

なので 買い替えてもイイのですが・・・

前記事で『懐 破産!』と書きました。
春に向けて少しでも節約しなければならないので買い替え費用が出ません。
NETには修理記事がイッパイUPされてます。

ならば! 修理しようじゃないですか!! 

タクトSW タクト タ ・・・あっ!? 

 懐は破産ですが写真は贅沢に使いますから~~


 

これが今回の物件です。
左端に赤丸で囲まれて”モード選択”と書かれてる所にSWが有るのですが
反応しません。


 

筐体を開けさせないためのイジワル?
プラスネジ3本の他に三角ネジ3本使用してました。
少し前ならUSに分解させない為の方法として特殊ネジを使用する意味も有ったかも
しれませんが、今はホームセンターでいろんな種類のドライバーを売ってます。

なので 今更・・・


 

三角ネジの拡大写真 ^^;
三角ネジ用のドライバーは持ってません!
今回使用したら以降使う事は無いと思います。
なので買わずに作る事にしました。


 

たぶん 家具を買った時に付いてきたと思われるL型ヘックスレンチ。
見るからに柔らかそうですね。
ありあわせの道具で加工するには丁度イイ。
6角なので3ヵ所の角を削り落としていけば3角のドライバーになりますね。


 

現物合わせで加工すること30分位で完成!!


 

見た目柔らかそう・・・っと言っても有る程度の固さは必要な訳で・・・
ネジの頭にピッタリで舐める事も無くネジを外す事が出来ました。


 

3mm×16mm なべ頭 タッピングネジ

三角ネジはポイ!してプラスネジ6本に変更しました。





 
 

早速 殻割しましょう。

合わせ目にはゴムパッキンが使用されてるので切らない様に
ドライバーを差し込み慎重に殻割。
パッキンは接着されてませんが張り付いてます。


 

綺麗に殻割成功!
っま 仕組みさえ判れば何も難しい事は有りませんけどね。

問題なのは・・・基板の裏側に問題のSWが有るので基板を
ひっくり返さなければなりませんがコンセント側とバッテリー側の線が邪魔して
基板を簡単にはひっくり返せないのです。

え~・・・コツはですね・・・線をケースから出す所の断線防止用?のパーツが
キツク嵌ってるだけなのでクリクリクリと引っ張ると外れます。
下のケースに抜け防止の爪が有ってこのパーツの括れに嵌って抜け防止となります。
両側の線の遊びを調整しながら無理無い様に基板をひっくり返します。


 

コレが問題のタクトSW。


 

キャップ?を外すとタクトSW本体が現れました。
テスターで測定するとボタンを押してもONにならないので『不良』決定!


 

左側が今回用意したタクトSWで6mm角 高さ7.3mmのオムロン製です。

他にはアルプス電気のトッププッシュタイプが使えますね。

頭が円のパーツ(B3F-1062-G)が欲しかったのですが店には
四角のパーツしか有りませんでした。
キャップ?はグラグラしますが角が接触してて落ちたりはしないのでコレ使います。


 

SWを外したところ


 

新しいSWをハンダ付け


 

逆の手順でサクッと復元。
快適にモード選択が出来る事を確認し修理完了! 








 【あるある】

今回の修理を始めるにあたり丁度良いパーツが有るのか?
・・・たしか・・・手持ちのジャンクにタクトSWが有った様な・・・。
思い当たる場所を探したのですが見つかりません。

記憶違い?

仕方なしにパーツ屋さんにて購入し修理開始。

後片付けの際 テーブルに有った不透明のビニール袋を何気なく開けたら

 

有るじゃないですか~~ 探してたブツが~~~ 

しかも 必要としてたサイズ ピッタリ!

これで あと6回は修理出来るな 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする