デサルフェーターの検証ですが期間が空いたので経過報告。
尚 今回は以前に掲載したデータも再掲載しました。
最初は長期借用中のバッテリーの件
受け入れ当初はダメダメだったのが1ヶ月後(6/21)には希望が見えてきました。
6月末にデサルフェーター配布サイト(一年中なにかの花粉にアレルギー)の
管理人のご厚意により回数&電圧が強烈なヤツを手に入れ7/4より使用開始。
数日後 充電器のFULL表示(フロート充電)が消えデサルフェーターの
動作中LEDも消灯してました
充電開始させても直ぐに待機表示のみ点灯でFULL状態にも入りません。
バッテリー受け入れ時と同じ状況です。
電圧測定してみると・・・
・・・これがMFバッテリーの突然死ですか!?
開封して液補充する事はバッテリーの持ち主から事前に了解得てましたので
7/12 さっそく液補充開始。
って、道具の準備がヨロシイ様で・・・
開封して中を覗いても湿ってるのか乾燥してるのか判りません。
液が無くなったのか? また どれ位入るものなのかも判らないので・・・
まずは1cc注入。
液補充しただけでは電圧は殆ど変化ナシ
更に2cc追加注入してトータル3ccで充電開始。
取りあえず充電中表示で電圧もソコソコ出てます。
蓋を開けたママなので外で充電 様子見。
検証中に突然死に見舞われたりしましたが、デサルフェーターを掛けて
ホボ2ヶ月後(7/17)にはカナリ期待出来るデータが取れました。
10Ωセメント抵抗負荷
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6/21 |
7/17 |
0秒 |
12.70 |
12.77 |
30秒 |
10.87 |
11.98 |
60秒 |
10.86 |
11.86 |
120秒 |
10.81 |
11.82 |
180秒 |
10.75 |
11.81 |
240秒 |
|
11.80 |
300秒 |
|
11.79 |
ココまでホボ2ヶ月 長かった~~
10Ω負荷で期待出来るデータが取れたのに気を良くして
今後は55Wの電球負荷でデータ取りすることにしました。
平日で時間が無いなかでデータ取りしたので1回のみ取得です。
尚 充電中はデサルフェーターを接続してます。
7/21 3cc注入・充電後の測定結果ですが、カナリ 良い結果じゃないですか!?
7/24 更に液増量してトータル5ccの結果。
電圧を測定しながら数回に分けてトータル25cc注入して充電してました。
8/8 ソロソロ劇的改善!!を期待し測定。
・・・アレ? 劇的改善!!どころか劇的改悪!になってるじゃないですか。
8/15 ・・・益々 改悪してる! どういう事?
55wの電球負荷
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7/21 |
7/24 |
8/8 |
8/15 |
0秒 |
12.73 |
12.76 |
12.71 |
12.72 |
30秒 |
11.10 |
11.16 |
11.05 |
10.75 |
60秒 |
11.03 |
11.08 |
10.91 |
10.58 |
120秒 |
10.90 |
10.94 |
10.56 |
10.06 |
180秒 |
10.78 |
10.80 |
10.14 |
|
240秒 |
10.66 |
10.63 |
|
|
300秒 |
10.53 |
10.53 |
|
|
この結果はどう解釈すればイイんでしょう?
受け入れ時 充電さえ出来なかった・・・
サルフェーションが有った?
デサルフェーターを掛けたら充電出来るようになった。
また 放電特性の改善(6/21vs7/17)がみられた事から
サルフェーションが有り減少したと考えられる。
検証中に発生した突然死・・・
電解液が無くなった?
液補充した結果 充電出来るようになった事から十分考えられる。
トータル25cc注入後 徐々に徐々に電力容量減少・・・
補充液が多過ぎて希硫酸が薄くなった?
バッテリーを逆さまにしても液は落ちないんですけどね。
内部の導体が崩落した?
もともと経年劣化で崩落しかけてた導体にデサルフェーターを
掛け続けてダメ押しをしてしまったのかも。
その他には・・・
ん~ 判んね
バッテリーに詳しい訳ではないですし、電圧測定&実際にバイクに乗せ
実用になるか確認以外の方法を持ち合わせてません。
なので 私なりの検証結果から現時点の私では上記しか考えつきません。
バッテリーに詳しい人ならモット他の分析が出来るかもしれませんけどね。
っと いうことで・・・ このバッテリーは・・・
2つ目は原チャに搭載して検証中の件
原チャに搭載当初の状態
クッ クッ ク クククククビ~~~
セルが回る音 エンジンが回る音
現状
ククビ~~~ セルの回転は絶好調です
55wの電球負荷
|
5/10 |
6/21 |
8/1 |
8/14 |
0秒 |
12.35 |
12.43 |
12.43 |
12.61 |
30秒 |
11.04 |
11.27 |
11.44 |
11.36 |
60秒 |
11.01 |
11.25 |
11.44 |
11.33 |
120秒 |
10.91 |
11.20 |
11.39 |
11.25 |
180秒 |
10.85 |
11.15 |
11.32 |
11.15 |
240秒 |
10.76 |
11.08 |
11.25 |
11.06 |
300秒 |
10.65 |
11.00 |
11.17 |
10.95 |
この結果はどう解釈すればイイんでしょう?
5/10と6/21を比較・・・
放電特性をみると 始めた頃に比べれば少しだけ改善した!?
サルフェーションが有り減少したのかも
ですが 6/21以降は一進一退ですかね。
セルの回転に勢いが出てきた・・・
バッテリー容量が増えた?
当初は喘ぎながら回る!っという感じだったのですが、今は
ストレス無く回ってます。
エンジン始動に失敗して長めに回しても勢い良く回ります。
ですが 放電特性をみたら容量が劇的に改善したとは思えない。
内部抵抗が減少した?
電圧の変化・セルの回転勢いから考えられると思います。
その他には・・・
ん~~ 判んね
多少なりともサルフェーションは改善してると思われますが、
放電特性を見ると内部導体がカナリ経年劣化してると思われます。
ヒョッとして崩落してる部分も有るかもしれませんね。
通勤使用の原チャのバッテリーとしては現状でも十分使用に堪えると思います。
なにしろ セルがストレス無く回りますから
デサルフェーター 効果有りとみるか効果無しとみるかは貴方次第。