そのうちキネ旬でやってくれるはず、、、、と思っていましたが、なかなか上映予定も出ないまま。
※帰宅したら出てました。12/21からだそうです(^^;)
我慢できず、都内で『ロボットドリームズ』観てきました。パチパチ!
【家族で観た人の感想】
家内:「『誰に感情移入できるか』だねえ。いや、泣きはしなかったけど」
娘:「胸が苦しくなった」
ちなみに未鑑賞の息子は「おじさんが観る映画じゃないっしょ?!」と一蹴
私の感想ですか?号泣です、、、、、、涙がポタポタたれるのを必死で拭ってました、、、、
でもまあ、それって、自分がおっさん(男✕中年)であることの証左なのかなあと。
以下、ネタバレあり(反転させて読んでくださいませ)
1.恋や経験に対して、男は「名前を付けて保存」、女は「上書き保存」という理論。
2.歳をとればとるほど、あの時ああしていれば、というパラレルワールドを妄想するということ。
3.経験を経て、自分の能力やキャパシティをそれなりに分かってくるということ。
なんかが思い当たりました。
おっさんにはナントも切ないラストでしたが、若い方には「ハッピーエンド」と思えるんだそうです。若いってすばらしい!
DOGとROBOTは、なぜ離れ離れになったのか、そして、なぜ再び手に手を取って踊れなかったのか。それはホンの小さなすれ違いの積み重ねです。
人生は、すれ違いの連続。そして、私たちはすれ違ったということすら知らずに歳を取っていく、、、、、
初め、「ああ、ロボットはこのまま砂浜で朽ちていくんだろうな」と思って辛かったのですが、まさか、再生するとは。
あの日を思い返せば何一つ不満の無いハッピーな今日。しかし、それは望んでいた未来とは少し違うような気もして。
小さな子どもだったら「だったら犬とアライグマとロボット2人の4人で、仲良く暮らせばいいじゃん!」と思うでしょうが、
大人になった我々には「そういうことじゃないんだよな、、、、」とつぶやくしかない。
ですからハッピーエンドだと、おっさんの自分には思えませんでした。エンドっていつなんだって話は棚上げで。
なお、アメリカのいろんな食べ物や文化が出てくるんですが、実は、それらはフランスやスペインというヨーロッパの国々からの皮肉なんだとか。
そういえば、彼らが食べているのって、ホットドッグやピザや、ジャンクフード、レンチン料理のみなんですよね。うーむ、、、、
それはさておき、犬とロボットというキャラだから良かったけど、人間同士だったらきっついなあ。NHKの『ねほりんはぽりん』(パペットだからあまり深刻にならないしリアルに思えない)みたいな感じでしょうか。
あと、Earth, Wind & Fire の『September』。
ホント名曲だなあ。街中で大音量で流しても許される!
とまれ、夢と現実と、どちらがどちらなのか。『胡蝶の夢』のような毎日を我々は生きているんですね。
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