昨日の法話会ですが、突然ある時間帯がQ&A会になりました。パチパチ!
法話をしていると聴衆の方から
「えらそーなこと言ってよー。坊主丸儲けのくせによー」
とか
「本心からそう言っているのか!ええかっこしーじゃないのか!?」
とか、野次(エール?)が飛ぶことがままあります。ま、仕方ないです。きっと言いたくて言いたくてたまらない訳ですから、吐き出してもらわないと。
昨日は
「葬儀は金がかかり過ぎなんだよ!」
と、葬儀社に対する不満を我々坊さんにぶつけられました。仕方ないです。葬儀社と坊さんは一緒だと勘違いされているし、それに対し「YOU!違うよっ!」と坊さんがこれまで言わなかったのですから。
結論から言うと流山市の場合、火葬料金は2500円です。これが高いというのなら仕方ないです。最低2500円は覚悟してください。生活保護の方の場合、流山市の場合、約20万円が支給されます(申請した場合)。20万-2500円=あれれれっ!?(※ウソです。プラスになる事はありません。かかった費用分しか申請できないので)
もちろん火葬のみで2500円なんてちょっと、、、、いう人がほとんどです。あとは何をプラスするか、ですよね?返礼品は半返しとして、平均5000円の香典なら、2500円を返礼品にして、通夜ふるまいを、一人当たり1500円として、一人当たり1000円浮いて、、、、あれっ?なんだかプラスになっちゃいますよ?昔は「葬儀を出すともうかる」と言われました。一家の大黒柱を失って、いくらお金があっても足りないという時に、お香典はとってもありがたかったと思います。
葬儀にお金がかかるのは「面倒だから」という言葉に集約されると思います。
「面倒だからホールを借りて葬儀をする」
「面倒だから食べ物は仕出しにする」
「面倒だから葬儀社任せ」
「面倒だから坊さんのいいなり」
「面倒だから仏壇やさんのいいなり」
面倒なんだったらお金で解決するしか無いですもんね。
巣鴨で文句言ってたおじさんですか?気付いたら帰っちゃってました(^^;)
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