ご法事の後席での話。旅好きな方々だったので、いろいろお話を伺って盛り上がりました。パチパチ!
最近の流行りは、体験型だそうで、景色を見たり、おいしいものを食べたり、買い物をするだけでなく、何か現地で体験をするというものです。
そもそも日本人にとって「旅」とは「巡礼」のことだったのですから、原点回帰とも言えるでしょう。
人生で、一度は体験してもらいたいのがお参りの旅です。
ご存知『東海道中膝栗毛』は弥次さん喜多さんが、お伊勢参りをし、讃岐のこんぴらさんや、安芸の宮島、長野の善光寺などをお参りするものですし、熊野詣や西国三十三所の観音巡礼などは1000年以上の歴史があります。
私個人は、
・伊勢神宮
・西国三十三所
・高野山
・お四国八十八ヶ所
・日光二社一寺
・(出雲大社)
は、せっかく日本に生まれ育ったのなら、きちんと作法に則ってお参りすべきじゃないかなと。
※私自身お参りしたことが無いので出雲大社はかっこにしました(^^;)
もっとも私は、買い物にはまるで興味が無いし、自然の景色に関しては、観光地にならないような条件が厳しいところの方が、本来美しいと思っていますし、食事に関しては、何を食べるかより、誰と食べるかの方が大事だと考える人間なので、参考にならないかもしれませんが、、、、
巡礼には、お金と時間と体力が必要です。若いうちはお金が無く、壮年期は時間が無く、歳を取ったら体力が無く、、、、ですので、いずれの時も「えいやっ!」と思い立たないと巡礼には行けません。仏教ではそれを発心(ほっしん)と言います。円東寺では、来年、10年ぶりとなるお四国遍路の巡礼を予定しております。どうぞ「えいやっ!」とご参加くださいませ~
写真~
今年もむかごが採れましたー。
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