『そっと後押し きょうの説法』はテレビ朝日『やじうまテレビ』で朝5:44くらいから、正味2分程度のコーナーです。月曜日から木曜日に日替わりで、いろんな宗派のいろんなお坊さんが説法をします。パチパチ!
拙僧も『そっと後押し僧侶の会』メンバーとして、2年間で25回ほど出演させていただきました。これまでの放送は幻冬舎から『そっと後押し きょうの説法』のタイトルで其の三まで出版されており、今年6月には其の四が出版予定です。
これまで、「エラソーに言うなくそ坊主」とか「お前はそれだけのことが言える人物か?」「貴様、実はPRINC○だろう?ミ二ストップでソフトクリーム買ってたろう?」などの洗礼を受けつつ、遠くから「一度YOUに会いたかったのYO!」などとわざわざ訪ねてくる方がいたりという貴重な経験もさせていただきました。
俗の中の俗である自分が、なんで出演を断らなかったかと言えば、「伝えたいことがあった」からで、伝えたいことはつまり「生き辛い世の中を渡っていくヒントが仏教にはある」ということです。
相変わらず、寺離れは進み、坊さんはますます嫌われています。しかし、世界に数多ある宗教のほとんどが、他を受け入れない、他を攻撃する、自分たちこそが素晴らしい、という物であるのに対し、「他を認める」「他を許す」「自己の未熟を認め、よりよいものへ高めていく」、、、といった仏教の姿勢が素晴らしいものであることは、ほとんどの方々が認めるところです。辛いとき、苦しいとき、悲しいとき、深夜にじゃがりこを食べたいとき、きっと仏教が助けてくれると信じています。
4月からは、メンバーが一新いたしますので、『そっと後押し僧侶の会』メンバーはいったん現場を離れます。もちろん、新メンバーは、宗派を超えて仏教界で知られた現代の名僧ばかりで、私自身とても楽しみにしております。地元からは、な、なんと浄土真宗流山開教所の不二門さんも出ます!
子ども同士が同じ小学校だったこともあり、常に近くでその活動を拝見しておりました。私の尊敬する、地に足の着いた僧侶の一人です。
“ひとつだけお願いが あります。私のことを嫌いな方もいると思います。私のことは嫌いでも、仏教を嫌いにはならないで ください~(^^)!”
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