私は普段、出演の依頼を受けると、まず相手側の承諾を得てから会場を下見に行きます。天井の高さは?客席の広さは?会場の音響は?
そして、実際にアカペラで歌うなどして反響を確認します。主に歌うのはジュリーの「カサブランカダンディ」です。♪ボギーボギーあんとぅあの時代はよかっとぅあ~
もちろん自宅ではユンケルを飲みながら入念にリハを重ねます。そして精進潔斎してパフォに臨みます。真剣勝負です。パチパチ!
というわけでいつものように明日行くはずの小学校を地図で調べていました(←おいっ!)
お隣の松戸市には「三ヶ月(みこぜ)」という絶対読めない名前の場所があります。そこにある三ヶ月小学校という場所に行くことになっているのです。
調べると三ヶ月って兵庫とかにもあるのね。一体どういう意味なんだろう?
ところが、、、とにかく調べても調べてもそんな小学校無いのです!まいったなあー。担当の人に電話したいけど前の日になって「どこにあるんです?」なんて聞いたら僕りんの人格が疑われちゃうよなあ、、、。っていうかいい加減な性格がばれちゃうよなあ、、、。
結局意を決して電話しました。
しかし何度かけてもでません。
仕方ないので、その人に僕りんを紹介した人へも電話しました。
しかし何度かけてもでません、、、。
そうです。電話で話しただけなのですが今思えば不自然にかわいい声でした。その声を聞いていつものように、「担当者はロングのフレアースカートが似合うさらさらヘアーに違いない」と勝手に解釈して二つ返事で引き受けてしまったのです。
「南無三!きつねに化かされた!せっかく日曜日の午後休みもらったのに、うちの住職に怒られるっ!」
いやあ、まいりました。手の打ちようが無いのです。
すると夜になって
「明日はよろしくお願いします~」と電話がありました。ホッ
「あのー、あなたはさらさら、、、じゃなくて、明日は三ヶ月小学校ですよね」
「はいっ?○○小学校ですけど」
「あ、、、そうでしたそうでした!すみません。ちょっと勘違いしてました!」
我ながら相変わらずアホです。前にも行ったことがある学校でした(^^;)
、、、と、電話を切ってから考えました。なぜ存在もしない「三ヶ月小学校」でやると思いこんでいたのだろう?
「まだ化かされているかもしれん。油断はできないのだ。」
そして明日のきつねとの決戦に供え、精進潔斎して臨むことにしました。真剣勝負です。
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